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葬儀屋さん一年生です。^_^
他業種から飛び込んで間もないといってももうすぐ一年経とうとしています。先輩達のサポートをしながら勉強をしています。司会進行をするにあたって各宗派さまざまなお経を読まれますが個性的な発声や緩急をつけられる導師も多くなかなか覚えられません。元来の性格のせいか意味がわからないまま形式だけ覚えても意味がないと思っているせいもあると思います。もちろん多宗派のお経を全部覚えるのは無理とわかっているのですが…浄土真宗の通夜葬儀に読まれることが多い「正信念仏偈」もその一つです。このお経途中でご焼香の案内をする事が多いのですが「五劫思惟之摂受〜」のあたりで「焼香案内」する事がほとんどなのですが「なぜ?」なのか残りのお経を考えると時間的に最適なの?他に理由があるのか気になってしかたがありません。何十年この仕事についている方に聞いても答えられる人がいないので尚更…
よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

私は臨済宗妙心寺派ですから、浄土真宗とは読経の順が異なっているようですが、先に住職が3つくらい難しい読経をして引導まで至ったら、実質的な葬儀は終了していまして、後は適当に他宗派の人にとっても身近な観音経あたりで故人を悼みつつ焼香をするような流れですね。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。西日本であること地域密着の小さな会社ということもあり浄土真宗が多く宗教作法に比較的寛容な(西)ということもあり他宗旨の葬儀に立ち会うことも稀でしたので勉強になります。まだ知らない単語も多いので早速調べて理解したいと思います。

お礼日時:2024/12/18 09:42

>残りのお経を考えると時間的に最適なの



多分、あなたが思う通り、葬儀や通夜の時間割的に、進行を逆算したら大体そうなるんでしょう。

>浄土真宗の通夜葬儀に読まれることが多い「正信念仏偈」

正確には、正信偈は「お経」(経典、ブッダの言葉、教えや戒律そのもの)ではなくて、浄土真宗の開祖である「親鸞」というお坊さんが作ったもので、キリスト教における「讃美歌」みたいな性質のものですね。

ここは無料の誰でも回答できるコーナーなので、坊さんでもなんでもない私のスーパーライトなフィーリングで意訳してよければ「正信偈」の最初の二行は、

ワイはブッダ推しのガチ勢や!未来永劫ブッダしか勝たん!
ワイはブッダに一生ついてゆくことを、ここに誓う!

みたいな感じのことを書いています。

それはいわば、ライブでアーティストが一曲歌う前に「みんな、今日は最後まで一緒に盛り上がろうぜ!俺の熱いブッダソングをきいてくれ!」みたいな「挨拶、マイク」に近いノリの部分でもあります。

その次の行から、あなたの気にしている「焼香うながしキッカケ」になっている「五劫思惟之摂受〜」の行までは、話としては一つのまとまりになっていて、ここは「前説」みたいな部分です。

~下積み時代(菩薩レベルだった頃)のブッダの話~

ブッダはまだあんまり成り上がっていなかった頃、当時リスペクトしてた師匠の「世自在王仏」から、この世界がどんなにクールでファックかをめっちゃいっぱい学んだ。

(どのくらい学んだかっていうとだいたい200億年ぐらい学んだという噂)

それからブッダは「オッケー、俺はこの200億年ガッツリ考えた結果、もう全部わかったし、ちょっとありえへんこと言うけど言っていい?俺は、人類全員を救う!これは釣りやないで、ガチや!そんでレベルアップした俺の名前を人類全員にお届けするわ!なんでって、それが一番ライトでシンプルな、救いのキーワードになるからや!」と宣言した。

…大体そんな感じの内容です。

その次の行から中盤にかけては「菩薩→阿弥陀如来」にレベルアップしたブッダがどんだけ気前よく人を救いまくるかっていう話題に移行しています。

だから単に葬儀の進行の都合だけではなく、やはり正信偈の内容的にも、ブッダが菩薩から阿弥陀仏に昇格する頃合いを見計らって、衆生が「南無阿弥陀仏」というお題目を唱えてお焼香するのがやはり一番つじつまが合うのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ええええ!
「ブッダ→菩薩さま→阿弥陀如来」という進化論的なことになっていたんですが?あの念仏の中にそんなスケールのでかい内容が含まれてたとは知りませんでした。おかげさまでなんとなく身近にかん時られるようになったような気がします。ありがとうございます。

お礼日時:2024/12/21 16:54

まずは、きちんと「句読点」「段落」を使って「読みやすい文章」を心がけましょう。


その上で、ご質問の内容は、こんなところでシロウト衆に聞くのではなく、お近くの先輩あるいは社長さんに質問しましょう。
単純に「そろそろ頃合いなので」ということかと思いますが。
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この回答へのお礼

他業種からの客観的意見は参考になるというのが前職で人材育成に携わったときに得た教訓です。このような場所では専門の方とそうでない方の意見が聞けてためになります。とてもありがたいご意見ありがとうございます。

お礼日時:2024/12/18 09:39

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