No.4ベストアンサー
- 回答日時:
必ずしもそうではなくて、
たとえば、「連星」というのがあります。
二つの恒星(光る星)が近くに存在していて、
おたがいに回っているのです。
このように、光る星でも動くことがあります。
ただし、一般的には、質問のような傾向があります。
理由はなぜかというと、つまり
「光る星は重い」
「光らない星は軽い」
からです。
「光る星は重い」というより、
「重い星が光るようになる」
とも言えます。
宇宙で一番多い元素は水素ですが、
軽い星は重力が足りなくて、水素を引きつけておくことができません。
土星や木犀ぐらいの大きさになって、水素を引きつけられます。
さらに重くなると、水素の圧縮によって、核融合反応が起きます。
重い星は恒星(光る星)になり、
軽い星は光らないままです。
重い星と軽い星が近くに存在する場合、
軽い星の方が、重い星の周りを回ります。
たとえば、地球と太陽では、地球が太陽の周りを回ることになります。
(本当は太陽の方もわずかに回っているのだけど、
ほんのわずかなので見てもよくわかりません)
ただし、ブラックホールとか中性子星は重いけれど、光りません。
また、太陽も、銀河系の中を回っています。
いろいろ例外はあります。
No.9
- 回答日時:
no1です。
皆さんが、まじめに答えられているのに本当に失礼だと感じます。あまり議論はしたくないので簡潔に
1.>ほとんど相対的に動かないことだと
非常に遠くから見ているので地球からみて短期的には
天空の同一地点にとどまっており動いてない様に見えるだけです。
2.>、「自ら発光する星」は「動かない星」、「自ら発光しない星」は「動く星」と考えるのは正しいでしょうか
no6の方が丁寧に答えられていますよね。
発光する星は、地球から遠くにあっても見えるのです
逆に発光しない星は、地球から遠くにあったら直接は見えません。
従って皆さんがおっしゃられている”遠くにあるものは止まってみえる”
すなわち、”見える”だけで、”止まっている”わけではありません。
3.>広辞苑に「恒星」は「天球上で相互の位置をほとんど変えない」
>天球上の互いの位置をほとんど変えず
どちらも”動かない”とは書いておりません。
(すなわち動くということです)
これを、「動かない星」と定義することは出来ません。
失礼だと感じられたにもかかわらず、回答してくださってありがとうございます。おっしゃるように、他の皆さんのまじめな回答で、とてもよくわかるようになりました。
No.8
- 回答日時:
原因と結果が逆なんです。
これらの言葉が作られたころの感じかたの問題でしょうね。
つまり「地球から見て星座の形は人間の一生やそこらではほとんど変化しないので」星座を作っている星は恒星。
実際は遠くにあるので動いていないように感じるだけ。遠いから強い光を出していないと見えない、というのもあります。発光しない星もそのあたりにあるかもしれませんが、反射光だけではとても地球では見えないほど弱くなっていてあるかどうか確認できません。
惑星は「星座の中を動いていく星」です。地球からの距離が近いのでその変化がわかりやすいだけのことです。
その後発光するメカニズムがわかって(核融合の発見は20世紀です)核融合で発光する星を恒星とよぶ、と定義が変わったわけです。
>発光しない星もそのあたりにあるかもしれませんが、反射光だけではとても地球では見えないほど弱くなっていてあるかどうか確認できません。
このことは知りませんでした。ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
恒星も動いているというのはその通りなのですが、
これは、比較対象と、基準点の問題だと思います。
たとえば、地球とか火星とかは、
数ヶ月単位ではっきり位置を変えます。
土星、木星などになると、もっとゆっくりですが、
数年かければ、特に厳密な測定をしなくても、
はっきり位置が変わることがわかります。
それに比べて、恒星の位置は、そんなに急激に変わりません。
実際に動いている速度を考えると、
地球が太陽の周りを回っている速度が秒速30kmぐらいであるのに対し、
太陽系が銀河系の中心を回っている速度が秒速220kmぐらいで、
この方がよっぽど速いのですが、
銀河系の大きさは太陽系よりはるかに大きいので、
相対的にほとんど動いていないように見えるのです。
だから、日常的な感覚では、
「恒星は動かない。惑星は動く」
でまちがいではないと思います。
(天文学的に厳密な話をしようとするときはまた別です)
とても参考になりました。
辞書の意味は、日常的な感覚にちかく、厳密な天文学の話とはすこしちがうのだろうと理解しました。
どうもありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
誤りです。
自ら発光する星(通常は恒星と言われますね)は、太陽を除き地球から見ると非常に遠くにあります。太陽を除く最も近い恒星はアルファ・ケンタウリ星ですが、太陽系からの距離は4.35光年、光が4.35年かかって到達する距離ですが、惑星の中で最も遠い海王星ですら、地球からの光は4時間ちょっとで到着しますから、アルファ・ケンタウリまでの距離の長さは惑星とは桁違い、まして他の恒星は遙かに遠方にあるとわかります。
で、全ての恒星は、それら同士で相対的に動いています。しかも、その相対速度は時に秒速数百キロ以上、惑星が太陽の周りを回る速度の数百倍にも上ることがあります。よって、地球から見れば恒星も動いているのです。ただ、地球からの距離が遠いので、一見止まっているように見えるだけです(遙か上空を飛ぶ飛行機はゆっくり移動しているように見えますが、その速度は高速道路をすれ違う対向車との相対速度の数倍にも上ります。距離が遠いと、ものの動きはゆっくり見えるのです)。
数千万年、数億年の後には、天空をゆっくりと移動していく恒星の運動によって、星座はその姿をがらっと変えるでしょうね。しかし、それは非常に遠い未来のことで、今夜見える星座は明日も同じに見えるし、来年もほぼ同じ形に見えるでしょう。その中で、地球に比較的近いが故に速く移動しているように感じる星(太陽系の惑星)は、一見すると固定されているように見える星座の中を日に日に移動していくように見えるという訳です。
宇宙という規模で見れば、相対的に運動していない星はないと言っていいでしょう。つまり、全ての星は動いているのです。ただ、自ら光る星は(太陽を除き)遠くにあるため動いていることを感じられないだけなのです。
この回答への補足
広辞苑に「恒星」は「天球上で相互の位置をほとんど変えない」とありました。No2さんの回答にも似たような記述があります。これらの辞書の説明とくいちがっているように思いますが、どうなのでしょう?(すみません。議論したいのではなく、純粋に疑問に思って質問していますので、どうか失礼があればお許しください)
補足日時:2005/05/21 10:09辞書の説明と厳密な天文学の話ではもともとちがいがあることがNo7さんの回答によりわかりました。だから補足欄で書いた私の疑問も氷解しました。そのうえでsinobu_wednesdayさんの回答を読むと、私にはとても役に立つことが多く、感謝しています。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
光を発する星は、恒星と言いますが、一番近い太陽は、動いて見えますよね。
太陽以外の恒星は、とても遠くに在る為、動いて見えません。
(実際は、長い年月たてば動いて見えますが、人間の生きている位の時間では、動いて見えません)
車などに乗っていて、近くの物はすぐに見えなくなりますが、遠くの山などは、あまり動いて見えません。
それと同じ事です。
光を発しない星を、惑星といいます。
火星や木星、土星などです。
これらの星は、太陽の周りを回っているので、地球から見た場合、その位置が常に変わって見えます。
木の回りを、二人で回ってみてください。
見える方向が変わってみえますよね。
じつは、光を発しない星で、動いて見えない星も有ります。
この場合、星自身がとても遠くに在り、光を出していないため、人間の目では見ることができません。
ブラックホールと言われる星などです。
>(実際は、長い年月たてば動いて見えますが、人間の生きている位の時間では、動いて見えません)
このことをはっきりと理解していませんでしたが、今ではよくわかります。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
>発光する星は動かない
どこからそんな話があるのでしょうか?
動いていますよ。
例えば太陽は太陽系の中では中心にあり地球からみれば
動いていない様に見える(描かれて)いるだけで、
太陽系全体は銀河系の中で動いているし、その銀河系も
全宇宙に中で動いています。
この回答への補足
>どこからそんな話があるのでしょうか?
広辞苑に「恒星」は「天球上で相互の位置をほとんど変えない」とありました。No2さんの回答にも似たような記述があります。だから私の「ほとんど相対的に動かない」という表現もそれほどおかしいとは思えないのですが……。
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