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豊臣秀吉の伝記で、一番読みやすいのはどれでしょうか?
堺屋先生の秀吉夢を超えた男、司馬先生の太閤記、この2つは有名かと思いますが、両方読まれた方、感想など教えてもらえると幸いです。

A 回答 (4件)

山岡荘八。

信長、秀吉、家康と、書いてます。「豊臣秀吉」は、信長と出会う前までの前半がフィクション多めですが、面白い。信長や家康の話と差をつけるために、光秀=天海説を採用。個人的には、「徳川家康」に登場する秀吉がよりリアルかと。秀吉の死後までしっかりと描いてますし。

吉川英治のは、あれ、これで終わり???、もう1巻あるのか、それとも未完のままかって、印象でした。
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「伝記」と「小説」は違いますが・・。



「伝記」と史実を題材にした「小説」の違いは、歴史を歪めない範囲で、脚色なども含めて登場人物を描きます。
従い、作者の筆ひとつで、秀吉は善人にも悪人にもなるわけ。

でもまあ歴史小説に限っていいますと。
まず司馬遼太郎先生は、「歴史小説の神様」みたいな歴史作家で、一言で言えば、「司馬作品にハズレなし」です。
たとえば、日本人が歴史好きとか、日本人に坂本龍馬ファンが多いのは、司馬先生の影響と言っても過言ではないくらい。
すなわち、全世代に愛される名著も多く、読みやすさと言う点でも問題ありません。

一方の堺屋太一氏は、作家と言うより、多才な学者さんで。
歴史(特に豊臣秀吉の周辺)にも造詣が深く、歴史小説も書いた人ですな。
現代的な文体で、読みやすく面白さも盛りだくさんです。
ただ、面白くするために、やや脚色も多いとは思います。
でもまあ、売るために書いた本が、実際にも売れたんだから、スゴいですけどね。

また、豊臣秀吉を題材にした作品を発表している歴史小説家は、多数おられますが。
大先生で言えば、海音寺潮五郎,吉川英治,山岡荘八,池波正太郎など、名だたる歴史小説家の先生方がおられ。

No.1さんが挙げている山岡先生は、「歴史小説の王道」とでも言いますか。
史実に忠実で、なおかつ主人公を中心とした、細かな心情描写などが特徴です。
悪く言えば長ったらしいけど、良く言えば読み応えがあり。
山岡流の心情描写に共感できたら、伝記っぽさではベストかも知れません。

海音寺先生は、歴史小説家でありながら、「史伝文学」と言うジャンルの守護神で。
幅広い時代に渡り、日本史上の偉人の足跡を、文学に残すことに尽力されてます。

池波先生は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」など、娯楽色なども交えた創作歴史小説が主体で、史実を題材にした小説も面白いし。
吉川先生も歴史小説家としては万能タイプで、個人的で恐縮ながら、私の歴史への興味や関心は、吉川作品が原点だった様な気もします。

あるいは、現代的で読みやすいと言う点では、津本陽先生あたりかな?
津本先生は、大先生方の後継的な位置付けの歴史小説家で、その作品も、史実に忠実でありつつ、小説としても丁寧に仕上げられています。

ただし、ここで名前を挙げた先生方は、全員が、既に鬼籍に入られており。
先生方ご自身が、歴史上の偉人です。
( ノД`)シクシク…
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豊臣秀吉の伝記で、一番読みやすいのはどれでしょうか?


 ↑
有名なのは吉川英治ですね。
読みやすいですが、子供向け、という
感じがします。

読みやすさからいえば
司馬遼太郎です。

説得力があります。

ただ、これは伝記と言えるか
疑問があります。
小説だと思います。


堺屋太一の方は、経済小説
という感じがします。

経済人秀吉、改革政治家秀吉。

チンギスハンもしかり。
組織論が目立ちます。

勉強になります。
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山岡荘八 歴史文庫(全100巻)が


個人的に気に入っています。

織田信長 全5巻
豊臣秀吉 全8巻
徳川家康 全26巻
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