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近年まで、ヨーロッパの哲学・思想は、ギリシャ時代以来、精神と肉体、善と悪、といった二元論の圧倒的な影響下にあったそうですね。
この二元論を克服するのが、インドで完成された唯識思想だそうですね。

質問は、二元論に対峙する面での、唯識思想を説明してください。

A 回答 (4件)

高みの見物、と云うことでしょうか。



さらに、考えて見ました。
唯識論は外界の現象は心が作り出したもの、と云ってしまうのが間違いの元だと思うのです。
人の心の認識作用は深層心理に影響される、と云っているのだから外界の真の姿を認識しているわけではない、とすれば良いのです。

唯識論と云うものは、認識によって事物は存在すると云う考えだ、との解釈は間違っていると思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<高みの見物>は秀逸ですね。  
<人の心の認識作用は深層心理に影響される>とだけ高みで唱えているのですね。

お礼日時:2025/01/12 10:15

精神と肉体は二元。

善と悪は相対。
このように区別しています。

二元論に対峙する唯識思想は、肉体(存在あるいは現象)を否定してますね。
客観現象は心が“作り出したもの”だと。

でも実際には、客観現象は自身が生まれる前から存在していますが、ココを説明できないという、弱点があります。

唯識論者は、唯識と思えてしまう因に気付いていません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
私は、戦っている二元論の土俵とは離れて、唯識論はグランドでその姿を誇示している、ような気がします。

お礼日時:2025/01/11 17:53

唯識論は、インドの天親の著であり、訳にはいくつもあるが、唐の玄奘の「唯識三十論」が代表的なものであるということです。

非常に難解だということですが、哲学的には唯心論つまり一元論とされているので、そこが二元論と対峙する面であり、「克服」というのはよく分かりません。

ただ、八識論あるいは九識論というのがあって、これは精神分析学との共通点があると思うので、その方が私としては興味深いものがあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2025/01/12 10:16

近年まで、ヨーロッパの哲学・思想は、ギリシャ時代以来、精神と肉体、善と悪、といった二元論の圧倒的な影響下にあったそうですね。


  ↑
そうです。
例えば、デカルトの心身二元論。
心と体は全くの別物。
だから、手術や臓器移植にも抵抗がありません。



この二元論を克服するのが、インドで完成された
唯識思想だそうですね。
 ↑
主観的観念論と酷似しています。



質問は、二元論に対峙する面での、唯識思想を説明してください。
 ↑
要するに、存在するのは、心だけ
てのが唯識思想です。

存在するのは心だけ。
外界のモノは総て心が作りだした
モノに過ぎない。

外界の物事(色・音・香など)は、
すべて心がつくりだした
現象に過ぎないのだ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<存在するのは、心だけ>なのですね。
唯識論は、高みに登り、二元論から目を背け、直接克服したわけではないのですね。

お礼日時:2025/01/10 08:29

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