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ファインマン物理学を読破したら物理は一応完璧ですか?
研究者として仕事をする上で。他に読まなければならない物理学の本はありますか?

A 回答 (5件)

ファインマン物理学はカルフォルニヤ工科大学の初年度の講義内容をまとめたもので、物理の意欲的な入門書に当たります。

この内容を1, 2年で理解できたのなら、研究者へのスタートとして立派なものです。しかしながら、理論の説明を理解することと、理論の問題点を見つけることは全く異なります。研究者として、前者は極端に云えばどうでも良いのです。なぜなら、時間と手間とを掛ければ大抵のことは理解できます。専門にやる場合、理解の速度は二の次で、肝心なのは"問題点を見つけて"、次にそれに"徹底的に拘る"ことです。
ファインマンが取り上げている事柄にも実は完全に解決(説明)されていない問題があります。もしも、貴方がそのような箇所に気付けば一層立派です。しかしながら、そのような問題点はまず"説明に納得できない"と意識されることが多いです。それは"理解できなかった"とも言えます。ですから、正しいとされている理論を直ちに近い出来た学生より、理解できなかった出来の悪い学生の方が将来の研究者として大物になる可能性があると私は思ってます。
ちなみに、ファインマンは彼の本の特に電磁気の箇所には満足してないように前書きに書いてます。また、彼は戦後まもなくの頃(すなわち、かの本を書いた頃) "これからは物性分野が面白くなる"とどこかで書いてました。このころは、半導体分野も十分発展してなかったので、それらの方面の記述は彼の本にもごく少ないです。
さて、"他に読まなければならない物理学の本"ですが、朝永さんの"量子力学-I, II" (特にI)は読むべきです。書かれていることは、ご自分で極めて丁寧に確認(計算)されているように思います。さらに、Maxwellの"A TREATISE ON ELECTRICITY & MAGNETISM"がお勧めです。"電気と磁気(第1, 2巻)"として近畿大学学術情報リポジトリ, 理工学総合研究所研究報告, Vol. 26からdownloadできます。
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「ファインマン物理学」は、歯ごたえはあるものの、基本「初学者向け」の物理書ですよ。

研究に必要なより専門的な内容は、特定分野向けの専門書や無数の論文を読み漁る必要があります。
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60年前の教科書で物理の全てが尽きていると思っていても済む研究者というのは、多分、文化人類学とか宗教学とか、ともあれ何か物理とはあんまり関係のない分野の人であるに違いない。

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研究者って、新たな法則を証明し続けてこその研究なんだから、ここまでやれば完璧と思っている時点で、研究者とは言えないんじゃないですかね。


既に世に出ている物を読めば研究者と言えるわけではないでしょう。
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読破?理解できたら、物理関係の研究者の卵としての基礎はできていると考えても差し支えないでしょう。

しかし、「他に読まなければならない物理学の本はありますか?」と問う時点で、研究者としての適正に欠けていることが明らかになってしまいました。
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