学校で罪数論を習ったのですが、その中で包括一罪というのがでてきました。
数個の構成要件に該当する事実が、全体として一罪となるということでした。そして、その中に混合的包括一罪というのがあって具体例として、窃盗の後、殺害により財物の返還を免れようとした場合、窃盗罪と2項強盗による強盗殺人未遂罪の包括一罪と習いましたが、起訴の際は二つの罪名がかかれるのですか?強盗殺人未遂だけ?あと犯罪事実は一つですよね?裁判も同時ですよね?二つの罪がかかれて同時に審判されるならば科刑上一罪のような感じがしますが、観念的競合でも、牽連犯でもないし・・・誰か教えてください。

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A 回答 (1件)

 ご質問の事例では、起訴状には罪名は「強盗殺人未遂」、罰条は「刑法243条、240条後段」と記載されるのだと思います。


 包括一罪とは、「分析的に見ていけば複数の構成要件該当行為が存在すると評価できる場合であるが、各行為間に、日時・場所の近接、方法の類似、機会の同一、犯意の継続その他行為間の密接な関係から、全体として1個の構成要件該当行為があると考えて、一罪として処理する場合」です。ですから、罪名は1つです。
 別の例を挙げてみます。
 たとえば、被害者Vを狙ってピストルを5発続けて発射し、5発目が命中してVが死亡した場合、分析的に見ていけば、4個の殺人未遂行為と、1個の殺人行為が存在しますが、全体として殺人既遂行為が1個とみるわけです。この場合、起訴状には「被告人は、Vを殺害しようと企て、平成13年○月○日午後○時○分ころ、東京都港区赤坂○丁目○番○号先路上において、V(当○○年)に対し、殺意をもって所携のけん銃(ワルサー○型38口径)から銃弾5発を発射し、うち1発をVに命中させて左胸部盲管銃創の傷害を負わせ、そのころ、同所において、同人を失血死させ、もって同人を殺害したものである。」などと記載されると思います。そして、罪名は「殺人」、罰条は「刑法199条」です。

参考:前田雅英『刑法総論講義 第3版』p474~477
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございました。罪数論って難しいですね。

お礼日時:2001/09/23 20:18

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[ メモリ 6GB-RAM
[ グラフィック ]Intel HD Graphics 3000
http://kakaku.com/item/K0000288012/spec/#tab

【最低システム要件】
[ OS ]Windows Vista® SP2、Windows® 7 SP1 日本語版、Windows® 8 日本語版
[ CPU ]AMD® Phenom IITMX2 555 3.2GHz / Intel® Pentium CoreTM2 Duo E8500 3.17GHz
[ メモリ ]2 GB RAM
[ グラフィック ]NVIDIA® GeForce® 9600GT ビデオ カード / ATI RadeonTMHD 5870 ビデオ カード

Aベストアンサー

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Aベストアンサー

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Q重い罪の故意で軽い罪を犯す

いわゆる、抽象的事実の錯誤として、軽い罪の故意で重い罪を犯した場合、38条2項により、構成要件が実質的に重なり合う範囲で、軽い罪が成立します。

逆に、重い罪の故意で軽い罪を犯した場合、38条2項の解釈(法定符号説)から、軽い罪が成立し、重い罪の実行行為が認められたならその未遂も成立するとされます。例えば、強盗の故意で恐喝の結果を惹起した場合、強盗の実行行為が認められれば、恐喝罪、強盗罪の未遂がそれぞれ成立し、観念的競合となる。

とするならば、軽い罪の故意で重い罪を犯した場合も重い罪の実行行為が認められたならば、重い罪の未遂が成立するのではないのですか??

ご教授お願いします。

Aベストアンサー

発想としてはなんとなくわかりますが、やはり誤解していると思われます。

未遂罪の成否は、実行行為、つまり、(修正された)構成要件該当性の問題ですが、故意、少なくとも錯誤論は責任論の問題ですから。
(刑法理論をどの立場に立っているかわかりませんが、ここは、故意は、責任論の問題だと割り切らないと理解しにくいと思います。)


そもそも、「軽い罪の故意で、重い罪を犯す」って、想定しにくいですよね。
ex
 恐喝の故意で、被害者を脅したが、被害者が極端に臆病であったため、反抗を抑圧されて財物を強取されたが、被害者の反抗が抑圧されたことの認識がなかった場合
  → 脅迫行為が強盗に該当しない・・・・恐喝罪しか成立しない
  → 脅迫行為が強盗に該当する・・・・「恐喝の故意」という前提がおかしい


「軽い罪の故意で重い罪を犯す」という事案が考えられるのは、共犯の場合でしょうか

ex
  A・BがCへの傷害の謀議を共謀した、実行行為者Bは、殺意を持って、Cを殺害した
 → 傷害の限度の凶暴しかない以上、傷害罪しか成立しません。

 やっぱり、重い罪の未遂罪が成立する余地はないでしょう。
 

発想としてはなんとなくわかりますが、やはり誤解していると思われます。

未遂罪の成否は、実行行為、つまり、(修正された)構成要件該当性の問題ですが、故意、少なくとも錯誤論は責任論の問題ですから。
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Q強盗未遂→窃盗未遂

強盗未遂→窃盗未遂

KIMKIM5478と申します。宜しくお願いします。

私は、30歳で29歳の妹がおります。

29歳の妹が、パチンコ店で強盗未遂事件をおこしました。
20日の留置期間を終え、起訴となりましたが、刑は軽くなりました。窃盗未遂です。

弁護士さんの話では、「1ヶ月位で裁判で判決が下るでしょう」とのことでした。

おそらく、執行猶予で出てこれると思います。

・・・ただ、妹が「精神疾患」があり留置所での人間関係が耐えられないと、
   私に「保釈してほしい」と、言ってきています。

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なので、私とすれば1ヶ月、そのことも含め我慢して欲しいと考えています。

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保釈金は払うべきではないし今後お金の面ではきっりちけじめをつけるべきだと思います
保釈中に逃亡を図ると保釈金は返ってこないとか聞きましたし・・・200万円はリスクが高すぎます

気持ちの面で精一杯のサポートをするべきであってお金には厳しくあるべきです
誰もが生まれ変われるわけではありませんがベストを尽くしてあげてください

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貴方が気持ちを切り替える時なんだと思います

Q背任罪と遺失物等横領罪

背任罪と遺失物等横領罪(占有離脱物横領罪)について伺いたいのですが、

(1)この二罪がともに成立しうることはあるでしょうか?

(2)あるとすればどのような状況が考えられるでしょうか?

(3)横領罪と背任罪がともに成立しうる場合、現在は財物の不法領得であれば横領罪、
 その他の任務違背行為であれば背任罪と解するのが比較的多数説となっていますが、
 これは横領罪が背任罪に比べて量刑の重いことが前提となっていると思います。
 量刑の軽い遺失物等横領罪と背任罪でも同様に理解してよいのでしょうか?

ご回答よろしくお願いします。

Aベストアンサー

問1 この二罪がともに成立しうることはあるでしょうか?
あるとすればどのような状況が考えられるでしょうか?

答 理論的に考えれば成立することはありえます。たとえば,下記のような事例です。
「A会社の幹部社員Bが,ある重要な企業秘密(ノウハウ)に関する書類を落としてしまった。
 A社の社員でBの部下であるCは,その書類を偶然拾ったが,会社とBに恨みがあったので,会社に損失を与えようと考え,その書類を会社に届けず,インターネットでその秘密を暴露した。
 そのおかげで,A社は,本来得られたはずの多額の利益を得られないという損失を被った。」 


問2 横領罪と背任罪がともに成立しうる場合、現在は財物の不法領得であれば横領罪、その他の任務違背行為であれば背任罪と解するのが比較的多数説となっていますが、これは横領罪が背任罪に比べて量刑の重いことが前提となっていると思います。
 量刑の軽い遺失物等横領罪と背任罪でも同様に理解してよいのでしょうか?

答 ご指摘の説を前提に考えた場合,「同様に理解」することはできないと思います。

 横領罪と背任罪との成立範囲が刑法上の論点となっているのは,ともに委託信任関係に違背するという共通点があるからです。
 しかし,遺失物等横領罪は,横領罪と同じ章に規定されているにもかかわらず,委託信任関係に違背することを処罰する犯罪ではなく,行為態様も横領罪とは全く異なります。
 たまたま両罪が成立する場合,横領罪のみが成立する択一関係ではなく,観念的競合(刑法54条)として処理されるでしょう。 


【刑法】
(背任)
第247条 他人のためにその事務を処理する者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は本人に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、本人に財産上の損害を加えたときは、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

(横領)
第252条 自己の占有する他人の物を横領した者は、5年以下の懲役に処する。
2 自己の物であっても、公務所から保管を命ぜられた場合において、これを横領した者も、前項と同様とする。

(遺失物等横領)
第254条 遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。

問1 この二罪がともに成立しうることはあるでしょうか?
あるとすればどのような状況が考えられるでしょうか?

答 理論的に考えれば成立することはありえます。たとえば,下記のような事例です。
「A会社の幹部社員Bが,ある重要な企業秘密(ノウハウ)に関する書類を落としてしまった。
 A社の社員でBの部下であるCは,その書類を偶然拾ったが,会社とBに恨みがあったので,会社に損失を与えようと考え,その書類を会社に届けず,インターネットでその秘密を暴露した。
 そのおかげで,A社は,...続きを読む

Q窃盗罪+暴行罪=強盗罪?

窃盗を犯し、その相手に暴行を働いても場合は強盗罪が成立するのでしょうか?僕は窃盗罪と暴行罪が成立するような気がするんですが、もし強盗罪が成立した場合に現行法上では最低5年刑務所に入らず得なくり5年ですから執行猶予(3年までしか)も付きませんし暴行を働いたぐらいで殺人罪(同じく5年以上の懲役)並に重い強盗罪が成立するのですか?教えて下さい。

Aベストアンサー

正確に言えば、「何時、何のためにどの程度の暴行を働いたかによる」だね。

2番の回答にある目的も必要だけどそれ以外にも事後強盗罪が成立するためには、暴行が窃盗の機会に行われることが必要。暴行を加えた相手が窃盗の被害者であるからと言ってそれが窃盗の機会であるとは限らない。また、少なくとも強盗罪と同じ程度(相手の反抗を抑圧するに足りる程度)の暴行が必要と解するのが通説。ちなみに下級審判例では更に強度の暴行を必要と解しているものも少なくない。
事後強盗罪の構成要件に該当しないならば、窃盗罪と暴行罪の併合罪になるのは2番の通り。

Q刑法の未遂罪、親告罪などについて

刑法では、未遂でも罪のものや親告により罪になるものなどがあると思いますが、これは刑法の章ごとに分けられたくくりのなかに親告罪や未遂罪などの説明があったら、その章の中の罪は未遂でも罪のものや親告により罪になるものに該当するということなのでしょうか?

また、未遂罪の表記はなくても章の中に未遂も罰すると書かれているものがありますが、おれはなぜ未遂罪という表記があるものやないものが存在するのでしょうか?

どなたか詳しい方回答よろしくお願いします。

Aベストアンサー

まず、1点誤解(よくある誤解かもしれないけど)を解いておきます。

>未遂でも罪のもの

これはいいとして、

>親告により罪になるもの

正確に言うと、親告罪は告訴によって犯罪の成否が決まるわけではありません。
告訴は「訴訟条件」、つまり起訴できるかどうかの条件です。
刑法、刑事訴訟法の議論ではここのところは区別して考えるものなのでご注意ください。

>その章の中の罪は未遂でも罪のものや親告により罪になるものに該当するということなのでしょうか?

これは条文にちゃんと書いてあります。章全体の場合もあれば、特定の条項だけの場合もあります。

>なぜ未遂罪という表記があるものやないものが存在するのでしょうか?

まず「犯罪は既遂して初めて成立。着手しても未遂なら不成立」が大原則であることがポイントです。
で、「特殊な例外」として未遂でも犯罪成立とするケースがある場合がある、というのが刑法の考え方です。

そこで、未遂罪を罰する場合は各々そのように定めなさい(刑法44条)としています。
これを受けて、未遂罪を罰する場合はわざわざそのように条文に明記してあるわけです。

まず、1点誤解(よくある誤解かもしれないけど)を解いておきます。

>未遂でも罪のもの

これはいいとして、

>親告により罪になるもの

正確に言うと、親告罪は告訴によって犯罪の成否が決まるわけではありません。
告訴は「訴訟条件」、つまり起訴できるかどうかの条件です。
刑法、刑事訴訟法の議論ではここのところは区別して考えるものなのでご注意ください。

>その章の中の罪は未遂でも罪のものや親告により罪になるものに該当するということなのでしょうか?

これは条文にちゃんと書いてあります。章...続きを読む

Q傷害罪と殺人未遂罪の境界

ちょっとした、トラブルにまきこまれました。左の頬を殴ぐられ、殺意の満ちたような目で、首を絞められました。結果的には数週間の治療ですむことになりそうなのですが、こういった場合は傷害罪と殺人未遂罪のどちらになるのでしょうか?

Aベストアンサー

No.2です。
お礼ありがとうございます。

>殺意があったというの認められるという基準とはどちらにあるというのでしょうか。 加害者側なのか被害者側にあるのか、それとも第3者が判断するのでしょうか?

どのような罪として起訴するかは検察の判断になります。
一般的に、加害者とその身内は「殺す気だった」などと言わないでしょうから、
加害者側の言い分がそのまま採用される、ということはありません。ご安心ください。
当事者・参考人の供述、暴行・傷害の方法、医師の診断、現場の状況その他の事情を勘案して、
客観的に最も妥当と思える罪で起訴し求刑します。

通常、首を絞めるという行為を殺意なしにするとは思えないので、
質問文を読む限りでは殺人未遂として起訴される可能性もあると思われますが、
「ちょっとした、トラブル」が文字通りの意味であるならそこまで重大な事件とは捉えられない場合もありえます。
いずれにせよ殺意を感じたのでしたら、その旨を供述の際に正しく伝えるのが大事と思います。

Q強姦罪と強姦致傷罪では罪の重さはどれくらい違いますか? 強姦罪と強姦致傷罪の刑期の差を教えてください

強姦罪と強姦致傷罪では罪の重さはどれくらい違いますか?

強姦罪と強姦致傷罪の刑期の差を教えてください。

Aベストアンサー

刑法

第百七十七条
暴行又は脅迫を用いて十三歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、
三年以上の有期懲役に処する。

第百八十一条
2  第百七十七条若しくは第百七十八条第二項の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯し、
よって女子を死傷させた者は、無期又は五年以上の懲役に処する。

Q殺人罪+殺人未遂の量刑

殺人未遂+殺人罪の場合の量刑はどの程度ですか?

殺人罪および殺人未遂を犯した場合
刑法第199条、203条より
、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
ということはわかったのですが、

仮に同一人物に対し殺人を試みたが未遂に終わったので(立件は無しと過程)、
後日殺人に及んだ(完遂)場合の量刑はどのようになるのですか?

やはり重犯もしくわ再犯扱いになるのでしょうか?
法学のレポートの参考にしたいので、もし詳しい方がいたら
判例などを加えて解説していただけると助かります。

Aベストアンサー

結論から言うとね、質問どおりなら判るわけがない、だね。こんなお粗末なレポート課題を出す教員ってどんな人間だ?とか疑問にすら感じるよ。
「法学のレポート」だってんだからそれなりの基礎知識はあるという前提で話をしたいところなんだけど、はっきり言おう、質問を見る限り基礎知識がなさ過ぎだね。

量刑ってなんだか知ってるでしょ?知らないなら調べないと。簡単に言えば、その事件で最終的に言い渡す刑(宣告刑)を決めることだよ。つまり、事件の情状によって決まるんだから量刑なんて一般論で判るはずがない。
再犯と区別されるところの重犯って何?法律用語で重犯ってないと思うよ。うちの法律用語辞典には載ってないね。国語辞典には載ってるが、法律用語とは一言も書いてない。しかも再犯と違う意味の重犯だとしたら「重い犯罪」という意味だ。
再犯はどうだ?まず再犯加重の要件は?前の殺人未遂について「立件してない」(起訴していないという意味と解釈するよ。ちょっと言葉の使い方が雑すぎるね。法律用語だけじゃなくて、「過程」という誤変換にしろ、「もしくわ」なんて「てにをは」の間違いにしろ)ってんでしょ?このときに再犯加重できるの?できないでしょ?だったら再犯加重なんてありえない。
同じく併合罪は?起訴していない罪について併合罪加重はできない。だから同じ。
とするとどうなる?
殺人既遂罪で起訴されて法定刑は殺人既遂罪の法定刑。処断刑は、他の事情によるが少なくとも起訴しなかった殺人未遂罪については再犯加重の要件を満たさないし、併合罪加重もできない。つまり刑の加重事由にはならない。
じゃあ、殺人未遂罪の事実は量刑上考慮すべき事情とできるか?つまり、起訴されてない余罪を量刑で考慮することは可能かという有名な刑訴法の論点になる。一般論としてはできる。ただ、両罪の関係を見ると実質的に一つの殺人を遂行したに過ぎないとも言えることもあり得る。もちろん事情によるけどね。そうすると、少なくとも余罪として刑を重くすべき情状となるとは一概には言えない。あくまで事例判断にならざるを得ない。

この程度のことしか言えないね。
法的根拠は基本書と条文見れば明らかだ。判例が問題になるのは、最後の刑訴法の論点くらいなもんだ。

ちなみに科刑上一罪ではないよ。
科刑上一罪というのは、本来数罪のものを処断する場合に一罪として扱う場合だけど、その類型は牽連犯と観念的競合しかない。牽連犯は複数の犯罪が目的手段の関係にある場合で観念的競合は一つの行為で複数の犯罪を犯した場合を言うの。だけど、質問の例は二つの殺人の実行行為が別個にあるんだから観念的競合ではないし、目的手段の関係にもない(この目的手段の関係は一般的に目的手段の関係にある場合を言うので、通常二つの殺人の実行行為は目的手段の関係にはない)。よって、科刑上一罪ではないよ。
この質問の事例はあくまでも併合罪関係にある二個の犯罪について一方のみを起訴した事例に過ぎないよ。そして、起訴していない犯罪は原則として処罰できない。あくまで量刑上、情状として考慮ができるに留まる。

結論から言うとね、質問どおりなら判るわけがない、だね。こんなお粗末なレポート課題を出す教員ってどんな人間だ?とか疑問にすら感じるよ。
「法学のレポート」だってんだからそれなりの基礎知識はあるという前提で話をしたいところなんだけど、はっきり言おう、質問を見る限り基礎知識がなさ過ぎだね。

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