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ありがたい般若心経について質問ですが、お経全般なのか、般若心経だけなのかは分かりませんが、もともとサンスクリット語からの音写と聞きました。なので漢字が当てまめられてますが、その漢字及び一つの文脈がありますが、その文脈がしっかり意味を成しているのが凄いです。ただ、サンスクリット語での意味と同じでないとお経の教えの真実が成り立ちません。例えば、英語の歌を聞き取ってカタカナ(ひらがな)で書いた後、当て字の漢字にしたところで原曲の歌詞の意味には絶対ならないですね。でも、般若心経はサンスクリット語→(音写)→漢文で教え、意味が成立するのか不思議です。般若心経にお詳しい方、ご教授よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

般若心経に関わらず仏教の真髄に関しては今の世の中に於いてもはっきりと理解している人は居ないのかも知れません、禅宗に置いての最大集団である曹洞宗に於いては、悟りが即座禅と同じと云っている様です。



道元禅師は、釈迦が一切衆生悉有仏性(命在る者には全て仏性が備わっている)との釈迦の教えに疑問を抱いて、仏門に入ったと云われています。

そうして中国に渡ってよい師に巡り合って悟りを開いて仏性の何たるものかを体験したと伝わっています。

自身が仏性との出会いを果たした時,師から身心脱落脱落心身と云ったとか言われたと語っています。

この脱落心身が悟りの証とも云えるようです。

通常では禅に於いて悟りを開く事は目的になっていますが、曹洞宗では悟りそのものは無かったかのように扱われている様です。

悟りの効用は、人間とか人生とかの苦悩の原因を根本から解決出来る手段としての地位さえもあると感じています。

禅での悟りは『生死の問題が解決した』とも云われている様です。それは釈迦の教えが『究極的な人間の魂を救う癒しの心理学』とも云えると思います。

釈迦の教えが究極的な心の癒しの心理学という意味は、聖書による『天国に一番近い存在は幼子』の言葉で裏打ちされているからです、

幼子が天国に一番近い存在という意味は、自分の心が一つの者として働いているからです。

このバランスが崩れる時期が人生にはある様です、それは思春期頃の事です。心がかき乱されて精神を病むと云った人達が現れて来る頃の事です。この現象を『失楽園』と聖書に記されている様です。

心に矛盾が生じ始めたり、心が対立を繰り返したり、挙句の果てには分裂さえも始める自体もある様です。

自分の心の正体を知らない事によって、人間が苦しむとは仏教によって記された内容です。それは『無明の故に』人間は苦しむ事になっているとも云っている様です。

この混乱を収拾させるカギが『自分自身を知る』』見性体験=釈迦の云っていた悟りという訳です。

思春期頃中二病とも云われる頃から、神経症とか心を病むとかが云われるようになってくるようですが、その原因が聖書にもあるような失楽園現象です。

是は人間の心が神を疑う様になってしまう事が原因と云っています。神とか仏が居ないとされていますが、一人一人の頭の中には一つずつ神が存在しています。

その証拠です。ウイキぺデアからです。是はてんかんの治療のために左脳と右脳を繋いでいる脳梁の切断を一つの治療の方法として行っていた時代の話です、沢山の脳梁が切断された人が存在していた時代の研究成果の一つです。

”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究

ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球がそれぞれ独立した意識を持っていることを実証した。

この右脳の意識は通常では左脳に存在している顕在意識には認識出来ない様になっている様です、今書いた内容を禅ではその関係性を『没交渉』と書いていますが、それは無理も無い事だからです。

その理由は右脳の意識は『無意識の意識』というものだからです。従って悟りを開くという場合では『無意識にも意識があった』とか『今更お前は誰かと聞く必要さえも無かった。』と禅では表現しています。

禅と云うと禅問答と云ったものが在りますが、その禅問答は『自我意識の機能には理解出来無いようになっています。』その理由を次に書いてみたいと思います。

自我意識は生れた瞬間では真っ新な白紙状態から始まっています、それから順番に言葉を学んでいって言葉を習得し始めて行きます。

そうして自我意識には何も学ばないと分からない状態から始まっています。処が安心する事とか不安とかはちゃんと表現出来ていますが、それにはカラクリが在ります。

それが右脳の機能の中に在ります。右脳の機能は『生命発生装置兼生命維持機能』で成り立っています。生命が芽生えた瞬間から働き始めているからです、その初めの作業が細胞分裂ですが、その順番までもしっかりと機能に備わっています。

生れる瞬間では、初めに泣く事でも心臓の動かし方でも肺でも消化器系統でもありとあらゆる生命維持機能を総動員して命の維持機能として働いています。

生れる前に学校に行って学ぶと云った経歴無しにです。

この状態を悟った人が云うには、生まれた訳では無い事から、滅する事も無い存在=永遠の存在。或は自意識の肉体が滅びた後では『また元居た永遠の世界に帰って行く存在』とも云われている様です。

死に瀕した人が死にたくないと足掻く時、脳梁の中で姿を現しますと、死の怖さよりも永遠に対する憧れによって、死をあっさりと受容する姿は多くの人が目にする光景と云っても良いにかも知れませんが、若くして死にはあまり無用の人が若くしてこの体験をする場合を道元とか釈迦の姿に重ね合わせる事が出来ます。

この体験は脳梁の中での体験ですが二つの意識の間にはホットラインとも云うべき太いつながりが生じています。この体験は生涯に渡って一生続く事を意味します。

ニ度と心に矛盾を越したり、対立を起こしたり、分裂をする事が無い関係性の事です。恐怖症の時の心が動転ばかりしている時とは対照的です.絶えず心が静まり返っていて、静かな林の中に佇んでいるような感覚です。

この状態を涅槃寂静と云っています。

悟りを言葉で表す事は大変に無理がある様です、従って般若心経を言葉で理解しようとしても大変な無理があるのかも知れません。

例え確かに説明して貰えたとしたところで、その体験にまで踏み込んで教えて貰う事が出来ない事から、禅問答の答えを教えて貰った事と同じになるのかも知れません。

はっきりと書くなら神経症とか鬱の場合での症状が仏性からのメッセ=ジだからです。他の言い方をするなら『何処から押し寄せているのか分からない得体の知れない漠然とした不安感』と同じに仏性からのメッセージです。

もう一つ書くとするなら、高いと云った情報も同じメッセージです。神を、疑うという意味は、そのメッセージに好きと嫌いで対処している事が、苦しんでいる事の意味になっています。
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この回答へのお礼

ありがとう

長文でお詳しいお話しして頂きありがとうございます。

お礼日時:2025/02/07 22:52

「山」と問われれば、静岡県の人は富士山を青森県の人は岩木山を


思い浮かべるでしょう、なので、言葉は意思を伝えるツールとしては
不完全なのです、ましてや言語が違えば尚の事です。
足りない分を声のイントネーションや眼の動き更にボディランゲージ
を使って伝えるのです、これが無い、書かれた文字で伝えるのは
更に更に難しくなります。

書いた人の思いをくみ取って、自国の言葉に解り易く訳する御仁は、
もう!文字の天才としか言いようがないですね。
翻訳者は100%を目指しているでしょうけれど、70%程度解れば
本筋を見失う事はないので良しとするべきでしょう、不明瞭な所は、
その後に研究の対象になるので、完璧な翻訳文の必要ないかと。

般若心経でみれば、殆どが漢字で表せられ、呪文の様な部位はリズム
重視で同じ音読みの漢字を当てています、三蔵法師は偉大なりです。
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万葉仮名で書かれた古事記も同様な手口で、大和言葉に漢字を
当てています、大和言葉に意味が当てはまる文字が無い場合は、
「以下4文字は音よみで」と表記してます、太安万侶の凄い
処です。
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この回答へのお礼

ありがとう

まるでお坊様にお答えいただいてるくらいのお話しありがとうございました

お礼日時:2025/02/07 00:34

般若心経の版は色々ありますが、日本で普通に目にする物は、孫悟空で有名な玄奘三蔵法師がインドから中国に持ち帰り、漢文に訳した物ですから基本的には漢語で書かれています。


般若心経の場合、クライマックスに現れる呪文の「羯諦羯諦波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」だけは、サンスクリット語の音のまま漢字に置き換えた物で、漢文として読んでも意味が通じません。
これは呪文ですから、他のお経でも真言(マントラ)と呼ばれ、意訳しても意味を為さないのでそうしています。
たぶん、この最も有名な部分を全文だと勘違い人が広めた誤情報です。
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この回答へのお礼

ありがとう

大変、興味深いお話ありがとうございます。勉強になります。

お礼日時:2025/02/06 18:42

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