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数IIの問題です。例題6(2)がわかりません。証明の(1)よりからがわかりません

「数IIの問題です。例題6(2)がわかりま」の質問画像

A 回答 (4件)

No.1&2 です。


おそらく、画像の下の解説にも書いてあると思うのですが、
(1) の式に代入できることを確認するために

 |xy| < 1、|z| < 1 であるから

ということを (2) の最初で述べています。
これによって
 (1) 式の「x」を「xy」に置き換え
 (1) 式の「y」を「z」に置き換え
ということが可能になります。

念のため。

さらにもう一言。
「証明せよ」というものが並んでいるときに、「後ろの証明に、前で証明した式を使う」というのは、出題者がよく考えることです。
この場合もそうなっています。
「出題者の考えそうなことを見破る」というのも、問題を解く上でのヒントになります。
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|x|<1,|y|<1,|z|<1


とする
(1)|x|<1,|y|<1 のとき xy+1>x+y
↓xをXに,yをYに置き換えると
(1')|X|<1,|Y|<1 のとき XY+1>X+Y
X=xy
Y=z
とすると
|X|=|xy|=|x||y|<1
|Y|=|z|<1 だから
(1')(|X|<1,|Y|<1 のとき XY+1>X+Y)より
XY+1>X+Y
↓X=xy,Y=zだから
xyz+1>xy+z
↓両辺に1を加えると
xyz+2>xy+z+1
↓xy+z+1=xy+1+z だから
xyz+2>xy+1+z

(1)(|x|<1,|y|<1 のとき xy+1>x+y)より
xy+1>x+y
↓両辺にzを加えると
xy+1+z>x+y+z
↓xyz+2>xy+1+z とこれから

xyz+2>x+y+z
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No.1 です。


ちょっと式番号に混乱があったので、全面的に書き直したものを再掲します。
(最初 (2) を説明して、あとから (1) の説明を追加したので、ちょっと式番号の訂正ミスがありました)

*******(以下、訂正後)*******

(1) の不等式を証明したければ
 左辺 - 右辺 > 0
を証明すればよいです。
つまり
 (xy + 1) - (x + y)    ①
が「正である」ことを示せばよい。

①は               ←ここを修正
 (xy + 1) - (x + y)
= xy - x - y + 1
= x(y - 1) - (y - 1)
= (x - 1)(y - 1)    ②
と因数分解できて

 |x|<1 だから -1<x<1
従って(全辺から1を引けば)
 -2 < x - 1 < 0
また
 |y|<1 だから -1<y<1
従って(全辺から1を引けば)
 -2 < y - 1 < 0
つまり (x - 1) も (y - 1) もマイナスだから、それをかけ合わせた②は
 (x - 1)(y - 1) > 0
つまり①は
 (xy + 1) - (x + y) > 0
従って
  xy + 1 > x + y    ③
(証明終わり)

その上で、(2) では「(1)で証明した式」を使って証明する。

(1)で証明した
 xy + 1 > x + y   ③
を、x→xy、y→z と書き直せば
 (xy)z + 1 > xy + z   ④
になるのはよいですか?
この④の両辺に + 1 をすれば           ←ここを修正
 xyz + 2 > xy + z + 1    ⑤

同様に、③式の両辺に + z をすれば
 xy + z + 1 > x + y + z   ⑥

⑤の右辺と⑥の左辺が等しいから
 xyz + 2 > xy + z + 1 > x + y + z
この最左辺と最右辺が証明する不等式です。

******(訂正終わり)*******
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>証明の(1)よりからがわかりません



ということは「(2) が分からない」んじゃなくて「全部わからない」ということでしょ?

(1) の不等式を証明したければ
 左辺 - 右辺 > 0
を証明すればよいです。
つまり
 (xy + 1) - (x + y)    ①
が「正である」ことを示せばよい。

①を「左辺 - 右辺」に変形すれば
 (xy + 1) - (x + y)
= xy - x - y + 1
= x(y - 1) - (y - 1)
= (x - 1)(y - 1)    ②
と因数分解できて

 |x|<1 だから -1<x<1
従って(全辺から1を引けば)
 -2 < x - 1 < 0
また
 |y|<1 だから -1<y<1
従って(全辺から1を引けば)
 -2 < y - 1 < 0
つまり (x - 1) も (y - 1) もマイナスだから、それをかけ合わせた②は
 (x - 1)(y - 1) > 0
つまり①は
 (xy + 1) - (x + y) > 0
従って
  xy + 1 > x + y    ③
(証明終わり)

その上で、(2) では「(1)で証明した式」を使って証明する。

(1)で証明した
 xy + 1 > x + y   ③
を、x→xy、y→z と書き直せば
 (xy)z + 1 > xy + z   ④
になるのはよいですか?
この②の両辺に + 1 をすれば
 xyz + 2 > xy + z + 1    ⑤

同様に、③式の両辺に + z をすれば
 xy + z + 1 > x + y + z   ⑥

⑤の右辺と⑥の左辺が等しいから
 xyz + 2 > xy + z + 1 > x + y + z
この最左辺と最右辺が証明する不等式です。

どうしてこんな方法を思いつくか?
経験と勘、というよりは「どうやったら解けるか」をジタバタと考えて試行錯誤してみることでしょうね。
「数学」って、公式にあてはめてスパッと一発で解くものではなくて、どうやったら解けるかをいろいろ試してみて、「こうやったら解ける」という方法を探し出すドンくさいものなのですよ。
数多くやってみれば、だんだんとコツがわかってくることが多いです。
もちろん、ある程度の「センス」も必要です。
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