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東工大と医科歯科が合併した本当の理由は少子化だからですか?

A 回答 (4件)

受験とは全く関係ありません。

いま,日本の科学や技術の世界的な位置は比較的低くなっています。研究や,それを支える大学や大学院の教育環境や,関連する国際的な(留学生対応など)努力の指標を使ったランキングで,東京大学は28位です。次の京大は55位,三番手の東北大が120位で阪大が162位。その下に東工大が195位で並ぶわけです。東京医科歯科大学は401位同位のひとつで,日本国内の順位なら10位。9位に筑波大が位置していて,旧帝大7校+東工大+筑波大+医科歯科で上位10校になります。東大以外の旧帝大なども努力はしていますが,なかなかトップクラスになれていない。今回のその統合は,医工学という比較的新しい学問分野などを中心にして,もう一つ,世界ランキングで東京大学レベルの位置につける大学を目指したのが大きな動機のひとつです。医工学のような分野は,東大や東京科学大以外にも複数の大学でがんばっています。その先駆けとして国際的な地位を高めようというのが,目的のひとつ。受験とか少子化とかそういう国内的な理由はほとんど関係ないというのが,新聞記事から読めるものです。
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東工大と医科歯科大の統合について、少子化が一因であることは否定できませんが、それが唯一の理由ではありません。

 以下のようないくつかの要因が複合的に影響しています。

1. 少子化と入学者数の減少
日本全体で進行する少子化は、大学の入学者数減少を招き、特に地方の大学や規模の小さい大学にとっては経営上の大きな課題です。 ただし、東工大と医科歯科大は国内でも有数の難関校であり、少子化による直接的な影響は比較的小さいと考えられています。

2. グローバル競争力の強化
統合の大きな目的の一つは、世界的な大学ランキングでの競争力向上です。工学系の東工大と医療系の医科歯科大が融合することで、理工医融合の研究が推進され、イノベーションの創出や国際的なプレゼンスの向上が期待されています。 たとえば、MIT(マサチューセッツ工科大学)が理工系と医療分野で強いことにヒントを得ているとも言われています。

3. 政府の政策的後押し
日本政府は、大学改革の一環として、大学同士の統合や再編を促しています。特に「国際卓越研究大学」制度の枠組みの中で、研究力の強化や資金の効率的な配分が求められており、東工大と医科歯科大の統合もその流れに沿ったものです。

4. 研究の多様化と資金調達
異なる分野が融合することで、新しい研究分野や共同研究が生まれやすくなります。 また、統合によって大規模な研究資金の獲得が容易になると期待されています。

結論として、少子化は背景の一つですが、グローバルな競争力強化や政府の大学再編政策の影響がより大きいと考えられます。 統合によって、理工学と医療の融合による新しい研究領域の開拓や国際的なプレゼンス向上が目指されています。
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近年、医学研究が工学化しているので、


理工学部と医学部って、共同研究でできることが広がるんですよね。
どちらにとっても、大学内に相手がほしい面があるでしょう。
昔は、総合大学が医大を吸収合併するのが普通でしたが、
東工大と医科歯科ってのは、今どきな感じがします。
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少子化もあるでしょうが研究費が欲しいということもあると思います。

成果を出せば出すほどもらえる研究費が増えます。一見関係なさそうな分野をつなげることで新しい研究をし、世界初の症例を作りたいということもあるのだと様々なメディアの情報から感じました。
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