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「取極一札之事」で、
一、出入場銭之儀、取立高之内ニ而御役銭納払、其外一ヶ年引取
  残銭之内、五分者船宿惣代六人、五分者船宿四十人ニ配分可致事
   附 出役は半場銭、入役は本場銭ニ而取立可申事

「出役」と「入役」、「半場銭」と「本場銭」の意味を教えてください。

A 回答 (1件)

この文書は江戸時代などの「取極一札(とりきめいっさつ)」、つまり契約や取り決めに関する文書の一部と考えられます。

 ここで出てくる「出役」「入役」「半場銭」「本場銭」の意味は以下の通りです。 

1. 「出役」と「入役」
出役(でやく):外から新たに役職につく者、または新規に関与する者を指す。
入役(いりやく):すでに役職についている者、または内部で継続して関与する者を指す。
この文書では、船宿の関係者の間での出入りや交代に関する取り決めが述べられていると考えられる。

2. 「半場銭」と「本場銭」
半場銭(はんばせん):通常の料金の半分、もしくは仮の手数料・一時的な費用を指す。
本場銭(ほんばせん):正式な料金、または本来の額面の手数料を指す。
この文書では、
「出役は半場銭、入役は本場銭にて取立て申し候」
とあるため、新しく加わる者(出役)は半額の料金を支払い、すでに役職についている者(入役)は本来の額の料金を支払う というルールを定めていると考えられる。
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この回答へのお礼

早速の解りやすいご回答を、ありがとうございました。
「出役」と「入役」の意味が知れて、その後に続く文章が呑み込めました。
これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2025/02/13 13:46

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