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TEFLは日本で1週間ぐらいでとれるとの広告もみたのですが、基本的に海外でとるのと日本で取るのとでは違いがあるのでしょうか。海外では通信もあると聞きましたが、日本での資格の認知具合はどの程度のものなのでしょうか。TESOLについてはやはり大学にいかないと取れないのでしょうか。現在ロンドン留学中ですが、できればこの機会を利用して習得したいと考えているのですが、金銭面も少し心配です。話は派生しますが、奨学金などはこのようなコースにも適応されるのでしょうか。どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

つい先日、回答したものです。



まず、「TESOL(TEFL)」という名前の資格があるわけ
ではありません。あたかも「TOEIC」や「TOEFL」のような
形の資格ではないのです。
「TESOL」は、日本語にすれば「英語教授法」のことです。
むしろ学問の名前に近い、と考えたほうがよいでしょう。

「英語教授法=TESOL」を勉強するためのコースが、大学
や語学学校で開講されているわけです。
コースを修了すると、それを修了したことを示す何らかの
証明、cerfificateやdiplomaと呼ばれるような「資格」が
もらえることがあります。しかし、それに正規の資格とし
ての効果(例えば「教員免許」のような効果)は、あまりあ
りません。
特に、語学学校のコースの場合は、あくまで、単なる「修
了証」です。(正規の資格が、1週間で取れるはずがない
ですよね。。)
きちんとした資格として通じるのは、例えば正規の大学院
でTESOLを勉強し、修士号などを取った場合のみです。
しかし、これはそれなりに勉強を必要とし、取るのに最低
1年はかかるでしょう。

それに対して、民間の語学学校やコミュニティカレッジの
短期のコースなどなどで、短期間でTESOLの理論と実践が
学べるコースを開講しているわけです。
こういった場所で学ぶ場合、資格としての効果を期待する
のではなく、あくまで実践的に、英語を教える方法論をそ
こで身に付けるのだ、と期待していったほうがいいでしょ
う。つまり、それを修了すれば何らかの職が保証されるよ
うなものではないのです。
これは例えば、日本のカルチャーセンターとか職業訓練所
みたいなところで、なんらかのコースを終えて、その修了
証をもらうのと同じ感じだと思います。

日本で職探しの時に、そのようにして獲得したdiplomaや
certificateを履歴書などに記載することはできるでしょ
うが、あくまで「つけたし」程度です。同じ「つけたし」な
らば、英検1級の方がはるかに効力があるかもしれません。
もちろん、決してムダにはなりませんし、中には非常に
実践的で良質なコースを開講しているところもあると思
うので、英語講師を今後志すならば、やっておいて絶対
に損はありませんが。

奨学金については、よくわかりません。すいません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変よくわかりました。本当はこちらの大学で挑戦してみたいのですが、なにせかなり学費がやはり高いので、TESOLのコースを語学学校などで直接受けてみることにします。

お礼日時:2005/05/24 01:37

 日本での資格としてのTEFLの認知度は、語学学校関係者なら知っている程度で、あまり高くありません。

英検一級とか、国連英検特A級の方が、一般的だと思いますので、特に日本で日本人に英語を教える場合、TEFLは英語学校で英語講師を目指すときに有利な資格と考えた方が良さそうです。私は、大学時代に英語学校で働いていたのですが、現在は英語教育とは無縁の所にいますので、TEFLは全く役に立っていません。
 私は、カナダ留学中にTEFLを取りました。確実に資格を取るために、留学前に日本でTEFLの講座を受講してから行きました。
 振り返って比較してみると、日本の短期コースは英語の技術中心で合格最短コース、カナダの大学でのコースはクラスマネジメントに十分な時間を割いている教員養成コース、と大雑把に分けられるように思いました。(但し、私は日本の長期コースに通ったことがないので、これは短期コースと長期コースとの差なのかもしれません。)
 もし大手の英語学校で働くなら短期コースでも足りると思いますが、テキストの選定などから始める必要がある、比較的小さな英語学校で働くなら、大学の長期コースでみっちり学ばれた方がいいと思います。各言語の語順の違いや特徴、子音・母音の違いなどの言語学的基礎知識から、テキストの選び方などの実践的知識まで教わることができるのは、とても重要だと思います。「とりあえず働き始めるための資格を取る」のか「最初から自立したプロとして働くための訓練をする」のかで、コースを選べると思います。
 短期でも長期でも、せっかく海外にいらっしゃるのなら、通信ではなく、講座にせっせと通うのをお勧めします。人を相手にする資格なのですから、先生の一挙手一投足を観察するのがいい勉強です。
 奨学金に関しては、TEFL取得を目的とするコースなら問題ないと思いますが、そうでなければちょっと難しいかなぁ、と思います。
 個人的感想ばかりになってしまいましたが、ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変よくわかりました。実際に通って受けてみることにします。大学で取得されたのですね。うらやましいです。余談ですが、TEFLコースはカナダが有名なのでしょうか。よくサイトでカナダでのコースを見かけますが。また現実問題、私も大学で挑戦はしてみたいのですが、やはりお恥ずかしいながら金銭面が...また別項目で奨学金のことも掲載してみるつもりです。大変ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/24 01:44

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