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アメリカは宣戦布告さえされなければ、ナチスドイツが始めたヨーロッパの戦争に、全く介入する理由が無かったんでしょうか?

A 回答 (8件)

最初は介入を避けていましたが、段々そうしてはいられない状況になっていきました。


大戦勃発時に介入を避けた理由は、第一次世界大戦で欧州の争いに巻き込まれた反省から孤立主義になり、中立法が制定されていたからです。
しかし、ナチスドイツやイタリアなどのファシズムの台頭は、民主主義や人権にとって世界的な危機をもたらし、宥和政策が誤りであったという認識が広まりました。
ドイツが隣国を併合しイギリス上陸まで進み、日本がインドシナに進行し日独伊の三国同盟が結成されると、アメリカが国益を大きく失いかねない状況となり、ルーズベルト大統領は開戦を決意し、三選を果たしたのちに孤立主義を大きく転換し、武器貸与法を成立させ、大西洋憲章でイギリスと共にファシズムと戦い、戦後世界の国際協調を提起し、事実上の参戦状態になりました。
全面参戦にはもっと口実が必要で、格好の口実となったのが日本の真珠湾攻撃でした。確証はないですが、事前に察知していても公表せず、奇襲攻撃にして国民の戦意を向上させたのではないかという疑いがあります。
そして日本からの開戦でドイツとイタリアから宣戦布告され、自動的に参戦することになりました。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2025/03/27 09:30

戦争になれば自国民にも犠牲が出ます。


だから、戦争に介入出来るだけの理由が
必要でしたが
それほどの理由はありません
でした。

それで困った米国は、日本を挑発し
真珠湾攻撃を誘発した訳です。

こういうのは米国の常套手段です。



当時の米国は、1930年に続く大不況の真っ只中でした。
GDPは1/2に、株価は1/10に落ち、国民の1/4が
失業し、あちこちで暴動が発生していました。
ルーズベルトは、ニューデールなどの政策を打ちましたが効果は
はっきりしません。

これに加えて、当時は社会主義運動が盛んに
なりつつありました。
うかうかしていると、体制すら崩壊しかねません。

また、米国は英国フランスなどにも大量の資金を
貸し付けており、彼等が敗戦になれば、貸し金が焦げ付く
可能性がありました。

それでどうしても戦争をやる必要があったのです。
それでハルノートなどをつきつけたり
ABCD包囲網を敷いたりして、日本を追い込み
戦争に持ち込んだのです。

戦争は最大の公共事業ですから。その証拠に戦後、米国
経済は見事な復活を遂げています。

これは私の偏見ではありません。
米国歴史学の権威チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授は
公文書を調べて、ルーズベルトが巧妙に日本を戦争に引きずり込んだ
過程を明らかにした本を出版しましたが、これは事実上の発禁処分
にされてしまいました。
ルーズベルトの責任 〔日米戦争はなぜ始まったか〕

31代米国大統領のフーバーが、ルーズベルトを、日本を無理矢理戦争に
引きづり込んだ狂気の男、と評した書見を残しています。
彼は、ルーズベルトは真珠湾を知っていた、とも書き残しています。

マッカーサーは戦後、あの戦争は日本の自衛戦争であったと
米国議会で証言しています。

ハルノートのハルは、真珠湾攻撃を耳にして躍り上がって
喜んだ、という側近の証言が残っています。
「これで戦争ができる」



あそこはポピュリズムの国なので
戦争をしたいときは、まず相手に先に手を出させ
国民を煽ってから、戦争する、というのが
一つの伝統になっています。
相手に先に手を出させるために、色々と
工作、時には自国民を犠牲にしたり
捏造すらやります。

○テキサス独立戦争
アラモの戦い 1836年2月23日 - 3月6日の13日間
守備隊が全滅し、世論を激高させた。

○米墨戦争 1846年ー1848年
米国が挑発したのが原因で戦争になった。

○米西戦争 1898年 2/15 ハバナ湾で、
米国戦艦メイン号が謎の爆発沈没。
米兵266名が死亡。
スペインの仕業だ、ということになり世論が激高。

○第一次大戦
ルシタニア号事件が発生。
ドイツ潜水艦が沈没させ、128名のアメリカ人が死亡。
ドイツに対する世論が急速に悪化、これが2年後の
アメリカ参戦のひとつの伏線となった。

○第二次大戦 真珠湾攻撃

○ベトナム戦争
トンキン湾事件
1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の
哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した
とされる事件。
これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入。
その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを
暴露。

○朝鮮戦争
アメリカのトルーマン政権の国務長官ディーン・アチソンが、「アメリカが責任を持つ防衛ラインは、フィリピン - 沖縄 - 日本 - アリューシャン列島までである。それ以外の地域は責任を持たない(アチソンライン)」と発した声明。ここに大韓民国が含まれなかった為、北朝鮮の金日成は南を攻めてもアメリカは参戦しないと判断した。
韓国では、これが朝鮮戦争を引き起こしたとの理解がある。

○湾岸戦争 1990年
アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーは
イラクのクエート攻撃に対して
「介入するつもりはない」と発言。
これを信じたフセインがクエートを侵略したが
米国軍により撃退される。

○アフガン戦争、イラク戦争と911事件。

○ウクライナ戦争
米国バイデン大統領は軍を投入しない、と明言。
その直後、ロシア軍がウクライナに攻め込む。
ロシア相手に直接的な戦争は出来ないので
武器弾薬資金などを援助するとともに
伝家の宝刀と言われたSWIFTなどの経済制裁。
ロシアの弱体化を図る。


これらの中で、確認されているのが、ベトナム戦争と、湾岸戦争。
他は疑惑だけで、真偽は不明。
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モルガン・スタンレー銀行はイギリス政府に膨大な貸し付けをしていました。


負けると、莫大な損害です。
アメリカに参戦を働きかけたとされます。

また、ロスチャイルド家などは、平和を民主主義を望みました。世界中の石油資本を握っていた。そのほうが儲けるからです。

大統領や政府を動かすのは、資本家です。
表向きの論理ではない。
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介入したと思いますよ。

そもそもアメリカって宣戦布告なんてはなっから重要視していません。結構宣戦布告無しでやってます。ヨーロッパの戦争に全く介入しなかったら恐慌の影響から抜け出せなかったでしょう。
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米国は欧州の争い事に関わらないと言うモンロー主義を取っていました。


英国のチャーチル首相の参戦要望には、それなりの国民を説得させる
理由が必要でした。
不景気のどん底に有った米国大統領ルーズベルトは景気回復の為に、
戦争をしたくてたまらなかった、そんな時に大日本帝国が真珠湾攻撃
をしました、米国の世論は一気に大日本帝国との開戦となりました。
英国を助けるとして欧州の戦争にも参戦する事になりました。
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いいえ、宣戦布告されなくても介入していましたよ。


しかし、アメリカ国民の大半は基本的に宥和主義です。
要するに、アメリカ1国で十分に生きて行くだけの国力があるので、他国の紛争になんか加担したくないという考えです。

日本の真珠湾攻撃も利用され、実際には日本から正式な宣戦布告が入っていましたが、それを隠して「日本が卑劣なだまし討ち攻撃をした。」と世論を誘導して第二次世界大戦に介入しました。
これを切欠に戦争資金を国民から確保したり、兵隊の募集が増えたのです。

第一次世界大戦が終わった後に、連合国諸国への巨額の賠償金によりドイツの経済が崩壊しつつある時に、真っ先にドイツを支援し始めたのがフォードです。
自動車工場までドイツ国内に建設しています。
ヒットラーが台頭して、ドイツ国内やヨーロッパが不穏な状況になったら、サッサと逃げだし退散しています。

或る意味、イギリスに代わり世界の覇権国にアメリカがなったのは、2つの大きな世界大戦があったからです。
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アメリカは第二次世界大戦の初期から、ヨーロッパの戦争に間接的に関与していました。

例えば、アメリカは「レンドリース法」に基づき、イギリスやソ連などの連合国に武器や物資を供給していました。これは、アメリカが民主主義国家を支援し、ファシズムの拡大を抑えるという戦略的な意図があったからです。

また、ナチス・ドイツがアメリカに宣戦布告をしたのは、日本による真珠湾攻撃の直後であり、アメリカが太平洋戦争に参戦することが確定したタイミングでした。この宣戦布告により、アメリカはヨーロッパ戦線にも正式に参戦することになりましたが、もし宣戦布告がなかったとしても、アメリカの戦略的利益や価値観から考えると、最終的には何らかの形で介入していた可能性が高いと考えられます。
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介入の仕方が違うだけで、結局介入したと思いますけどね。


(あの大戦の最中であれば理由はなんとでもなります。)
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