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悩み相談です。

趣味で小説を書いている者です。

ユダヤ教もしくはキリスト教に入信した理由と、神を信じる根拠は何なのかを教えて頂きたいです。


というのも、ユダヤ教とキリスト教を足して÷2したような、ハイブリッド宗教を信仰する種族を描いたスペースファンタジー小説を書いておりまして。

話の流れで、その種族が信仰する宗教の「宗教的正しさ」を問うパートに入ったところで、詰まってしまいました。

物語の背景としましては、
過去:
神が与えてくださった「スキル」という超能力を持った種族が宇宙で繁栄し、宗教を布教する➡謎の疫病が流行って、感染拡大を食い止めるため、感染者たちを皆〇しにする大規模な殲滅作戦が行われて、そのまま宇宙大戦へ➡戦争に勝利して平和が訪れたのも束の間、とある壮絶な内乱によって種族がバラバラに離散し、住む聖域とする惑星までも奪われてしまう
現在:
救世主を求めて地球へ➡主人公である地球人の青年に儀式を行い、見事クリアし、「君は神に選ばれたんだ」と伝え、「えっ僕ですか?」「そうだ。だから行こう」と、彼を連れて広大な宇宙へと冒険を始める
(「どこの馬の骨かも分からない人間が、どうして神に選ばれたのか?」という理由につきましては、伏線として後々明らかになります)

という途轍もなく壮大なストーリーとなっております。その過程で、戦争の生き残りである感染者だった者が能力者となり、復讐するために地球へやって来て主人公たちの前に現れ、「宗教的正しさ」を問いかけてきます。

その問いに対する主張が思いつかなくて悩んでいるわけですね。

参考としてユダヤ教とキリスト教の歴史を本や動画などで学んでいた時に、「正しいと思われていたことなんて、あったっけ?」となったからです。

「いや、フィクションなんだから、別にそこは拘らずに自分の好きなように書けばいいじゃん」と言われてしまえばそこでおしまいなのですが、この二つの宗教をモチーフにしている以上、適当に書いてはリスペクトに欠けると思ったので、どうにかしてしっかりと把握して、自分の中に呑み込んで、作品に落とし込みたいと考えております。

長々と書いてきましたが、どうかよろしくお願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

遅くなりました、ちょっと仕事が忙しかったので・・・



と言い訳しつつ、回答です。
質問者様が提示する1.2.3.は的を得ていると思います。

特にキリスの考え方は2.でしょうね。
そして実際のキリスト教などとの違いは「ニーヴェの存在自体が実在であり、キリスなどの活動目的もニーヴェの影響を直接的に受けている」点にあります。

となると「ニーヴェに対する宗教的な正しさ」は各人(または種族)の「にーべまたはニーヴェが作り出した現象とその結果を歴史的にどう受け止めるか?」で変わってくるので1.3.も成り立つ、という事になるのだと思います。

後は何だろう4.があるとすれば、今の人間社会と同様に「誰も存在を認知していない、ニーヴェよりも上の神(たとえばニーヴェを生み出した神)がいる」という方向性もありかもしれません。

または5.として「ニーヴェは創造主であり生命の母であるとしても、全知全能ではなく、限界がある」という「宗教的正しさ」もあると思います。
全知全能ではないので、ニーヴェが生み出した世界で活動する各種族の知生体をコントロールできないわけです。

もう一つ気が付いたのですが、このような定義だとすると「宗教的正しさ」という言葉は誤謬を含んでしまうように思います。
 つまり同じ現象「ニーヴェは実在し、この宇宙を作った」という現象をみんなが認識し共有しつつ、それぞれの価値感が異なっていくのは宗教というより「信仰」のほうが言葉として正しいように思うからです。

ということで、回答というよりは感想ですが、このやり取りで質問者様が物語を進行させるアイディアにたどり着けたなら良いな、と思います。
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この回答へのお礼

phj様

ご返信遅くなりまして申し訳ございません。

ご回答ありがとうございました。

>遅くなりました、ちょっと仕事が忙しかったので・・・

とんでもないです。寧ろ、こんな私の質問に時間を空けてまで真剣に応えて下さってありがとうございます。その上、私が提示した3つの宗教的正しさに加え、他にも2つも追加して教えてくださるなんて、もう有難い限りです。

phj様との数度に渡るやり取りを経て、私の執筆する作品にかなりたくさんのアイディアを貰えたような気がします。

残念ながら、このサイトは9月中旬ぐらいにサービス終了してしまいますが、もしphj様が良ければ、このサイト以外でも、どこかでこうしたやり取りが出来れば良いなと感じております。

それまでの間は、またこのサイトでこのような質問を投稿する可能性があるかもしれませんので、その時はよろしくお願いいたします。

それから、現在取り組んでいる「ネオナイトⅡ」も、来年の春頃の完成をめどに鋭意製作中でございますので、カクヨムにて、チェックして是非読んでいただけたら幸いです。

改めまして、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2025/07/08 23:15

間もなく最後の投稿から1週間が経ちます

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質問者です。



度重なる投稿及び、興味深い回答に感謝致します。

私の説明不足により、誤解を招いてしまったようで、反省しております。

実は、私が全壊の回答で送ったリンクの小説は、二年ほど前にアップロードした「Ⅰ」であり、そして現在私が執筆しているのが「Ⅱ」で、この「Ⅱ」にこそ、「宗教的正しさ」を問うシーンが描かれるわけです。今まさに、そのドンピシャのシーンを考案している最中です。

この「ネオナイト」におけるキリスの立ち位置は、七賢星が下した「聖なる殲滅」を行ったエテルネル族のうちの一名であり、神であるニーヴェを信仰し、その子かつ預言者であるネウゲナの「十の聖約」の教えを守る、敬虔なレギオン教徒という風に描いております。

(質問内容に書かれていたキリスの信仰対象ですが、自分の中ではまだもやもやしている部分でもあり、一応今のところ、「ニーヴェ>ネウゲナ」かな? といったところですね。「この世の全てはニーヴェ様のご意思によるものだ」という発言までしているので)

そして、キリスが地球に来た目的は、七賢星のセレスティウスから託された「聖天珠」を宿すに値する者を探して儀式を行い、見事クリアして体内に宿した主人公・洸太を救世主の素質を持つ者として認めて、宇宙へ連れて行くという使命を果たすためです。ですので復讐者ではありませんね。

ちなみに、「Ⅰ」は、どちらかというと、主人公の洸太が目覚めた内なる超能力と様々な人間関係に悩みながら、キリスと邂逅し、「聖天珠」を宿して「ネオナイトになる」という覚悟を持つまでの物語となっております。ですので、キリスは大分後に登場しますね。それから、洸太の宗教的価値観につきましては、特に無い「無宗教」といったところですかね。キリスと出会って初めて、宗教に触れるといった感じで描いております。
(このサイトに書いておいた用語集の殆ども、「Ⅱ」以降に出て来る予定の言葉ばかりですので、それもあって余計に混乱させてしまったのではないかなと思います。申し訳ございません)

その後の「Ⅱ」にて、後にやって来る九星軍との戦いを繰り広げる中で、その九星軍が連れてきたドロガ族の男を差し向けます。彼は、「聖なる殲滅」にて、キリスによって家族を目の前で〇され、自分も〇されかけられるという壮絶な過去を持ち、なんらかの理由(ネタバレのため割愛)で「セカンドスキル」を開花し、キリスに復讐するべく立ちはだかるわけです。
ここで初めて、「貴様にとって、宗教的正しさとは何だ、キリスよ。あの殲滅作戦で多くの種族を滅ぼしておいて、本当にお前の信じるレギオン教は正しいと思うのか?」と聞かれるわけですね。

で、これまでのこのサイトでの質問と回答の一連のやり取りを行った上で、私なりに「この小説内における「宗教的正しさ」」をについて考えてみました。

1.「この宇宙における全ての罪は、ネウゲナ様の犠牲によって浄化された」という風に七賢星から「そう教わっている」ため、それでも罪や過ちを犯す者たちは自分たちエテルネル族が「スキル」を行使して裁いて懺悔させる。「その役割と「スキル」を神・ニーヴェから与えられているため、自分たちは正しいと信じて、罪を犯した者たちを罰する」という考え方。

2.「正しいどうのこうのよりも、この宇宙における全ての森羅万象は、ニーヴェ様のご意思によって決められたもの」という考え方。

3.「そもそも正しいかどうかなんてわからない。神・ニーヴェの代理としてご光臨なさった救世主によって、生けとし生ける者全てを裁いて頂く。そのためにエテルネル族は布教して信者を増やし、良い方向へ導いて、少しでも救世主に罰せられないようにしよう」という考え方。

の三つです。

結局キリスは、レギオン教を強く信仰していながら、ネウゲナや十の災害の真実について何も聞かされていない、宇宙に出る前にただただ「聖天珠を宿せる者を連れて来い」と命じられて従っただけの、純粋なエテルネル族として描いており、宇宙での旅と敵勢力との戦いを通じて、「えっ、どういうこと? 何があったんだ? 他のエテルネル族や魔女天使<エンジエル>たちはどこへ?」と戸惑い、苦悩ながら、洸太とともに少しずつレギオン教の秘密を知っていき、自分の信じる宗教との向き合い方を確立していく。そういうスタンスで描いていくつもりでございます。

カクヨムにアップロードした「Ⅰ」、そして今取り組んでいる「Ⅱ」を含め、あと残り15冊かけて「ネオナイト」の物語を展開していく予定ですので、非常に丁寧かつゆっくりと進んでいきます。

是非、楽しみにしていただけたらと思います。

以上、ご指摘への回答でした。
よろしくお願いします。
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カクヨムも拝見しました。



ちょっと混乱しています。なんとか消化しようと思ったのですが、難しいので正直に書きます。

>復讐するために地球へやって来て主人公たちの前に現れ、「宗教的正しさ」を問いかけてきます。

復讐するために地球にやってきたのは「キリス」ですよね。キリスって「エテルネル族」ですから、二―ヴェと対立したメゼルギナとディアゼルガの子孫ですよね。

なのにカクヨムの147話あたりのパブテスマで「おお、私たちの偉大なる神ニーヴェ様」とニーヴェに対して祈るのはなぜなんでしょうか?

で、あえてニーヴェそのものを信仰しているのをユダヤ人と同じような思想の人たち、「十の聖約」を信じるエテルネル族を、神の子(救世主)を信じるキリスト教と見做して以下の話をします。

キリスト教にとって「神」というのは必ずしも「良いもの」ではないですね。キリスト教徒はあくまでも「救世主」を信じる人たちで、救世主を遣わした神は「父」であって、必ずしも尊敬されていません。というか「父」との距離によってキリスト教各宗派にグラデーションがあります。

これは現実的な人間関係を踏まえれば分かります。たとえば「今の社長は会社を救った中興の祖だが、前社長である父親はろくでもなかった」というような場合です。

だから「息子を社長にしたのは父だが、父は(会長として敬意は払われるが)尊敬されているわけではない」というようなことは昔のほうが理解しやいものだったでしょう。

だから「ニーヴェへの信仰心をもつけど、実際には救世主を信じている」ということはあり得るのだと思います。

しかしそれだと「ユダヤ的価値観?キリスト教的価値観?」がちょっと見えにくいです。また思った以上に話数が多く、宗教的正しさを問いかけるパートにたどり着けてないです(もしかしたらこの中には無いのかな?)

ということで、キリスの信仰心をもう少し詳しく解説していただけると嬉しいです。また洸太は日本人の宗教的価値観を有している、ということでいいでしょうか?

読み筋が全く間違っているなら、ご指摘ください。
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この回答へのお礼

度重なるご回答ありがとうございます。

今回もまた、回答が長くなってしまいましたので、別のIDからログインして、「回答 No.12」として回答を投稿致しました。

よろしくお願いします。

お礼日時:2025/06/24 23:27

回答 No.7です。



続きです。

大戦の禍根
大戦が終わって平和は訪れたものの、エテルネル族の負った傷は深かった。多くの種族が滅んでしまい、たくさんの魔女天使<エンジエル>も〇んだことに加え、「救世主」と思われたメティオラが〇犠牲となってしまった。これを機に、「「救世主」とは一体何だったのか?」「本当に我々は救われるのか?」と不安視する声が多くなっていき、七賢星の間でも、メティオラの件以降、その直子である娘を危険視する動きが強まり、身の危険を感じたゾルディウスは、娘を連れて逃亡。同士を募って、嘗てメティオラがやったように、娘からどうにかして邪なる力を取り出して、水晶に込める方法を模索するのだった。

キリス(イエスキリストから連想)
不安と動揺が広がる中で、エテルネル族のキリスが、七賢星であるセレスティウスに呼ばれて赴き、聖天珠を託される。「この聖天珠を宿せる者を探して、ここへ連れて来るのだ。誰でもいい。頼んだぞ」「分かりました!」と、純粋で敬虔な信徒だったキリスは何の疑問も持たずに、聖天珠を大切に抱えて宇宙へ飛び出して行った。
セレスティウスの中で、いずれ、エテルネル族に危機が訪れる予感がして聖天珠を逃がしたのと、ネウゲナやメティオラとは一切血が繋がっていない者なら、宿せるかもしれないという根拠のない可能性を信じてキリスに託すのだった。

二度目の内乱
セレスティウスの恐れていたことが現実となった。離反したゾルディウスが、攫われた娘を取り戻すため、軍を引き連れてエテルネル族の住む惑星に侵攻してきた。独自に発展させた科学技術を用いて、邪なる力を宿した水晶・邪天珠を開発し、不特定多数の者に宿したのだった。これにより、「スキル」の上位互換の力「セカンドスキル」を獲得して存分に振るう。「スキル」だけではあり得なかった能力の拡張が実現し、多種多様な戦法を可能としてエテルネル族と魔女天使<エンジエル>たちを追い詰める。しかし、エテルネル族と魔女天使<エンジエル>たちも懸命に応戦し、遂に惑星が消滅してしまった。この内戦で七賢星<セプテントリオン>を始めとする多くのエテルネル族と魔女天使<エンジエル>は戦〇し、ゾルディウスは仮死状態に。

九星軍(九星占い、救世軍から連想)
ゾルディウスによって創設された、体内に大量生産した邪天珠を体内に宿して、「セカンドスキル」を獲得した軍勢。「スキル」による支配こそが、宇宙に平和を齎すと信じており、その力を使って宇宙を支配しようとする。そして、指導者であったゾルディウスを仮死状態にしたエテルネル族のことが心底許せない。BLEACHのエスパーダのような者たちの集まりで、力、狂気、暴力を組織の理念としている。

そして、自分の種族の住む惑星で起きた動乱を露知らず、キリスは果てしなく広大な宇宙を彷徨い、対に地球へ到達する。九星軍も、聖なる力が宿るオーブを求めて、キリスの行き着いた地球へと、その魔の手を伸ばすのだった……


以上、用語を使った上でのエテルネル族の歴史解説でした。

どうにか、時系列順に説明してみたのですが、伝わりましたでしょうか?

私自身、ここまで丁寧に書くつもりは無かったのですが、より良い回答を頂けるのであれば、と、出来る限り詳細に記していきました。

今挙げられた用語につきましては、まだ細かいところは決めておらず、超ざっくりとした歴史背景となっております。今後の執筆活動次第で、大幅に変更する可能性もあり得ます。まあ、取り敢えずは、「こういう経緯がありました~」という感じでご理解いただければと思います。

で、自分でここまで書いてみて思ったのが、「もう「ユダヤ教」とか「キリスト教」とか関係なくね?」と思ったことです。
ただ単に、それぞれの宗教の面白いと思った要素を曲解して、作品に昇華しているだけに過ぎない、オリジナル増し増しの宗教じゃんって感じです。

これを読んで、「宗教的正しさ」を問われても、「はっ?」って感じですよね。

強いてイメージするのであれば、中世ヨーロッパにキリスト教が興した「十字軍」でしょうか。

聖地を奪還するためならば、いかなる手段を使ってでも取り戻す。たとえ、あちらの人々を全員〇すことになったとしても。

「そこに宗教的正しさはあるのか!?」というところでしょうか。

それから、ここまで長々と書き連ねてきましたが、地球での主人公との邂逅につきましては、私がカクヨムに投降した小説「ネオナイト -The Neoknight-」をご参照いただければと思います。どういう経緯で主人公が超能力に目覚め、キリスとどんな出会いを果たすのか、を描いた物語となっています。

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330661141106251

長くなってしまいましたが、異常を持ちまして、補足への回答とさせていただきます。

よろしくお願いします。
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回答 No.7です。



お待たせいたしました。用語を通じて「スキル」の歴史を見ていく上で、改めてお考えいただければと思います。

神・ニーヴェ(ヤハウェから連想)
宇宙を創造した神。ニーヴェが創られた星や銀河の営みの中で生まれた知性体たちが、争いを繰り返して宇宙中を汚すのを見かねて、宇宙ごとそうした知性体を滅ぼそうと決意する。

メゼルギナとディアゼルガ(アダムとイヴから連想)
神・ニーヴェによって集められた二十一の種族の代表者たち。ウィルスのような形の者から、虫の形をした者まで性別も形状も様々。集められた彼らに神が命じられたのは、互いを〇し合うこと。唐突に始まった〇スゲームで辛うじて勝利したのは、人間とほぼ同じ体格の女性・メゼルギナだった。そんな彼女に、ニーヴェは、「私と同じ力を与えるから、宇宙を滅ぼせ」と言うも、〇し合いで〇ぬことの怖さ、命の尊さを知り、神の命令を断固拒否。激昂したニーヴェは、彼女と体型が同じの男性・ディアゼルガを召喚し、二名は激戦を繰り広げることに。二名の戦いは何億年も続き、痺れを切らしたニーヴェは、銀河サイズの蛭を大量に生み出して彼女らを消そうとするも、戦いの中で意気投合した二名は、力を合わせてそれらの蛭を駆除して、神を封印するのだった。その後平和が訪れて二名は恋仲となり、息子・ネウゲナをもうける。

十の災害(出エジプト記「十の災い」から連想)
暫く平和な時代が続いたが、経年劣化した封印を破って神が復活。宇宙に「十の災害」を齎し、早速第一の災害である「天使」と戦うことに。女性と男性の両方の頭を持つ化け物(クトゥルフ神話に出てきそうな形状のモンスター)。思いの他強力な天使に苦戦するメゼルギナとディアゼルガ。あろうことかディアゼルガが食われてしまい、逆上したメゼルギナが天使の男性の頭を切り落とすも、不意打ちを受けて致命傷を負う。自らの最期を悟ったメゼルギナは、ある呪いを天使に掛けて自爆する。

ネウゲナ・ナヴァルヘム・イェレト(イエスキリストから連想)
「惑星ナヴァルヘム(ナザレとベツレヘムから連想)で生まれし、神の子・ネウゲナ」という意味。第一の災害である天使との戦いで戦〇した両親を悼み、神が齎した残りの災害を食い止めようと立ち上がり、ギリシャ神話のヘラクレスのような活躍を見て、宇宙の各領域で賛同する者が増えていき、ネウゲナを英雄視して神格化する。しかし、第十の災害との戦いで力尽きてしまい、消滅。

エテルネル族
メゼルギナとディアゼルガを祖とし、その息子であり預言者ネウゲナの英雄譚を後世に語り継いで、そして彼が生前に書き記した「十の聖約(十戒から連想)」を固く守る種族。来るべき神による滅亡に備えるべく、「スキル」と「十の聖約」を広めて、信者もとい戦力を増やし、ネウゲナの力と意志を受け継いだ「救世主」の再来を信じて待つ。生まれ持った超能力「スキル」によって、超人的な肉体、極限環境でも生活できる身体能力を得て、宇宙空間での活動、更には物を遠隔で動かし、鳥のように空を飛んだりすることも可能。

スキル
エテルネル族が代々受け継いできた超能力。スーパーマンのような能力に加え、遠方にある生物を感知したり、重力波を感知して星や惑星の質量、温度、距離、寿命、大きさを計測できる。エテルネル族ではない者も修得可能。その方法とは、エテルネル族の血を定期的に経口摂取し、〇ぬほど厳しい修行を経ることによって獲得できる。

七賢星<セプテントリオン>
全てのエテルネル族の頂点に君臨する最高権力者及び最高指導者。頂点に立つだけあって、それぞれが有するスキルの強さも強大無比。エテルネル族の本当の歴史を知る者たちの集まりでもある。全員、ローマ教皇のような装いをして、威厳に満ち満ちている。

レギオン教
セプテントリオンが推し進める、ニーヴェを唯一の神とし、その神の子・ネウゲナの言葉を強く信仰する宗教。歪曲させた歴史を説いているのは、ニーヴェ派とネウゲナ派に分かれて分断してしまうのを防ぐためだった。

魔女天使<エンジエル>(ブルーアーカイブの生徒+デートアライブの精霊+ホラー系魔法少女÷3)
以前、神が齎した「十の災害」の第一の災害である「天使」が少女の姿で生まれ変わった存在。魔法杖<メイゴスロッド>で魔法<メイゴス>という「スキル」とは異なる特殊な力を用いて闇を祓う。
メゼルギナが〇ぬ直前、「天使が少女の姿に生まれ変わり、エテルネル族を支える眷属として半分に留めた力を振るう」という呪いをかけたのだった。
エテルネル族の中で、彼女らを歓迎する者たちもいれば、元は「災害」だけあって何をしでかすか分からない、と気味悪がる者たちで別れてしまい、内乱が勃発。結果、魔女天使<エンジエル>たちは歓迎され、彼女らを快く思わない者たちは追放されることとなった。

流星姫・メティオラ(ギリシャ語の「メテオラ」から連想)
内乱が収まり、魔女天使<エンジエル>らと協力して、宇宙の広範囲にわたって、怪物たちを倒したり、土着信仰を潰したりして、神の復活の兆しになるものを徹底的に摘み取っていった。そうして暫く経った頃、突如として、流星が七賢神の神殿の前に堕ちる。その正体は、神秘的な美しさを放つうら若い女性だった。そして彼女は言う。「私はメティオラ。ネウゲナ・ナヴァルヘム・イェレト様の意志と力を継ぐ存在である」と。
魔女天使<エンジエル>たちも、彼女の発言に嘘は無いと信じて跪き、エテルネル族は長い間待ち続けてきた「救世主」が遂に御光臨なさったのだと歓喜する。果たして、彼女の降臨は吉報か、凶報か。

ネオナイト
ネウゲナ・ナヴァルヘム・イェレトの略称及び、救世主としての素質を持ち、神の力を御する器に値する者のことを言う。メティオラ曰く、ネオナイトの本質は、聖なる力と邪なる力。その両方の力を併せ持った者のことを表すと。そして、「救世主」という言葉の意味とは何なのかを考察する。我々のような生けとし生ける者たちにとっての「救世主」か、宇宙という概念にとっての「救世主」か。

オーブ
神・ニーヴェは隙あらば、あの手この手を使って復活しようとする。可能性があるとすれば、聖なる力と邪なる力の両方を有したときに、神に意識を乗っ取られて暴走してしまうことだった。そのため、「スキル」と魔女天使<エンジエル>の「魔法<メイゴス>」を用いて儀式を行い、メティオラから聖なる力を特殊な水晶に移し、これを聖天珠と呼んで、神殿の奥深くに保管することとなった。続いて、邪なる力に関しては、あろうことか、メティオラとゾルディウスとの間に生まれた娘に、受け継がれていたのだった。

宇宙大戦
メティオラの教育係を務めていた七賢星のゾルディウスが彼女に恋をして、互いに恋仲になり、娘を授かる。どうにかして、まだ幼い娘に宿った邪なる力を取り出せないか、儀式を敢行してみたところ、思いの他強大で儀式の途中で暴発してしまい、メティオラがそれに触れてしまう。その瞬間、ニーヴェの意識が宿ってしまった。
謎の黒い粒子を宇宙中に撒き散らすメティオラ。それにうっかり触れた魔女天使<エンジエル>たちも反転してしまい、破壊と〇を撒き散らす。エテルネル族たちは耐性があったため、感染しなかったが、スキルを持たない種族たちは悉く感染してしまう。狂気と混沌が宇宙中に蔓延する中、七賢星は遂に、「聖なる殲滅を決行せよ」と命令を下す。こうしてエテルネル族と魔女天使<エンジエル>たちによる大規模な殲滅作戦が始まった。当然、藪から棒に襲撃されて次々と〇されていく市民を見かねた「スキル」を持たない種族たちは、これ以上蹂躙されまいと武装蜂起して対抗。宇宙大戦へ。
大戦が激化していく中、封じられた筈のメティオラの意識が戻り、戦争の原因を作った責任として、まだ大量に残っている感染者と黒い微粒子を、自らの命で以て、巨大な別次元の中に閉じ込めて、戦争終結。
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ストーリーそのものについては云々しない。



まず、絶対正義というものは現実世界には存在しない。
正義そのものが「自分もしくは社会の利益」の象徴だからである。
利益というものが各自の価値観に基づく以上、10人いれば10とおりの正義があり、つまり正義とは常に相対的なものである。
ここをきちんと押さえておかないと、世界観がウソっぽくなる。
小松左京のフィクションがリアリティにあふれているのは、99%の現実の上に1%の空想が構築されているからである。
だから彼は事前の取材を綿密に行った。

ユダヤ教が一神教なのは、彼らの民族のおかれた条件による。
バビロン虜囚だったりディアスポラだったり、彼らは民族消滅寸前の憂き目に何度も遭遇している。
そういう状況で民族を維持したいなら、強烈なアイデンティティが必要だった。
その象徴が全知全能の唯一神「ヤハウェ」である。
広大な海という巨大な城壁に囲まれ外敵の心配をほとんどしなくて済んだ日本民族とはここが決定的に違う。
強烈なアイデンティティがなくても民族が滅びる心配をしなくてよかったから、日本民族の宗教観はじつに希薄である。

宗教的正義といえども、現実世界の価値観や環境に大きく影響を受ける。
人間が作るのだから、当然といえば当然である。
まず自分の作りたい世界とそこに住む人間をきちんと構築することである。

とあるプロ漫画家の劇中セリフ。
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話を作るということは、人を作るということだ。
物語に描かれる以前から生きていた人たちを・・・
物語の中だけのコマ切れの命ではない人を・・・
そしてその人を育てた歴史を作り上げることなんだ
むずかしいことだけれども
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この質問の質問者です。



訳あって違うIDからこちらの質問の捕捉を記すこととなりました。ご容赦ください。

補足へのご質問ありがとうございます。
気軽に投稿した質問に対し、まさかこれほど熱心にご回答をしてくださるなんて思いもしなかったので、大変驚いております。
改めまして、ありがとうございます。

追加の補足にお答えする前に、この物語を思いついた経緯についてお話しさせてください。

幼少期の頃に観た「スターウォーズ」シリーズに衝撃を受けて、その余韻と妄想を抱いたまま、十数年の時が経った頃に、「AKIRA」と小説「CARRIE」に出会い、そこから、「超能力に目覚めた地球人の少年が、様々な勢力の敵たちとバトルしながら、宇宙を冒険する、超能力バトルに特化したスターウォーズ」という形で、長年頭の中で渦巻いていた余韻と妄想を結実させたという流れになります。

それで、人間が生身の状態で宇宙に行くためには、それなりの理由が必要なので、「スキル」という概念を取り入れました。これはある意味、昨今流行っている「異世界もの」に乗っかる形で言葉を拝借した感じです。

また、「スキル」って聞くと、やはり「異世界もの」がすぐに思いつくかも知れませんが、そっち系の話は他の作品でさんっざん描かれていますし、私の場合は、この「スキル」の概念をを使って大真面目な物語を書きたいという思いの方が強くて、それらとは一線を画す形で、「世界大戦」や「ユダヤ教・キリスト教」の要素を導入しました。

前者については、私自身、世界史が好きで、特に「世界大戦」はもう言葉の響きからしてかっこいいですし、何より、「戦争とはどんなものなのか」を強烈に突き付けてきて考えさせられる、人類史上最も重いパートでもあるだからです。

後者につきましては、「唯一の神」「救世主」「処刑」「奇跡」等、私の考えている物語の構想とリンクする部分が多く、二つの宗教が築き上げてきた壮大な歴史、世界と人類に与えた影響の大きさが、単体の物語として非常に面白いと感じたからです。

まとめますと、「スターウォーズ」、「AKIRA」、「CARRIE」に感銘を受けて、「宇宙を舞台にした超能力バトルものを描きたいと思った」。更に、物語に奥深さを出すために、「ユダヤ教」と「キリスト教」の歴史をバックボーンに据える。他の超能力系の作品と差別化を図るために、「世界大戦」及び「世界史」を絡ませて、途轍もなく壮大な構想が出来上がった形となります。

次の回答ボックスにて、補足の内容について詳しく説明してまいります。

続く
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#2です。

補足ありがとうございます。

まず「リスペクトに欠けるのか?」という点についてです「まったくそんなことはないし、関係ない」です。
 その理由は1960年代ぐらいのアメリカのSF小説を読めば分かります。「リスペクトに欠ける」と宣う人たちは、そもそも《キリスト教徒のSF作家が宗教を疑問視し、批判してきた》ことを知らないのでしょう。

次に、補足していただいた内容を踏まえて「宗教的正しさ」についてです。

で、新たな疑問が生まれました。
>戦争の生き残りである感染者だった者が能力者となり、復讐するために地球へやって来て主人公たちの前に現れ、「宗教的正しさ」を問いかけてきます。

補足によると「スキル種族がスキルなし種族を皆殺しにしようとした」わけで、それは疫病感染によるものだということですから、そもそも疫病を直せないなら殲滅も選択肢としてありうるわけです。

そのような状況の中で「スキルなし種族の生き残りが、スキルを身に着けて復讐する」という場合、そもそも彼が持っている「宗教的意義」とは次のどちらでしょうか?

A:スキルなしだと皆殺しにされるから、スキルを身に着けた自分はエリート
B:スキルなしだと皆殺しにされるのは、スキル種族の奢りであり、非人道的だから《自分は生き残りのためにスキルを身に着けた》けど、スキル種族の価値感=信仰心は害悪なので滅ぼしたい

ま「復讐でやってきた」のですからBなのだと思いますが、となると主人公たちの宗教観はスキル種族の宗教観と同じ、という事で良いのでしょうか?

となると
>その種族が信仰する宗教の「宗教的正しさ」を問う
というのは《スキル種族の宗教の正しさを、スキルなし種族の生き残りが問う》という形になるはずで、キリスト教やユダヤ教的を参考にするということはスキル種族側の宗教が一神教的(またはエリート主義的)という事で良いのでしょうか?

上記の仮定が正しい場合、スキル種族の宗教的価値観の根本は「選民思想」ということになります。つまり「我々は神(唯一神)に選ばれたエリートなのだから、同じ姿をした、しかしスキルがない(人の形をした)動物を殺しても問題ない」という価値観を有していて、だから感染者を殲滅しても良心の呵責を覚えなかった、という流れになっているはずです。

で、それに「疑問を呈する」なら次の二つのやり方があります。
ア:別の一神教的価値観で宗教的正しさを問う
・一つには同じ神から派生したイスラム教のような立場で対立する
・上座部仏教的な「違う神(ただし一神教的)」な哲学で対立する
イ:日本人的に多神教で一神教の矛盾を突く

もちろん、地球上の信仰的価値観から離れた「哲学」で対抗することもできますが、その場合読者に「対立する二つの宗教的価値観を理解させてから物語を進める」という手間が非常に高いでしょう。

また主人公(多分地球人なのだと思います)の宗教的価値観がスキル民族と違う場合、主人公の価値感と復讐する人物の価値感は一致するのでしょうか?

ということで、私の仮定が合っているかどうか補足お願いします。
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この回答へのお礼

ありがとう

補足ありがとうございます。

遅くなりましたすみません。

訳あって、別のIDからログインして、No.2様の補足への回答を投稿いたしました。
No.7, 9, 10として回答致しましたのでご確認いただけますと幸いです。

よろしくお願いします。

お礼日時:2025/06/19 15:53

>この二つの宗教をモチーフにしている以上、適当に書いてはリスペクトに欠けると



 それぞれの信者の立場では、宗教をミックスしている時点で、本来の教えに反するリスペクトに欠ける行為だと思いますよ。
 だから、ユダヤ教やキリスト教という具体的な名前を出さず、物語に矛盾のない設定の宗教を創造すれば良いと思います。
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