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低髄液圧症候群の決定的な症状は、どんなものが圧倒的に多いのでしょうか?
私は、2年ほど前から、スポーツ外傷(顔面への打球直撃)の2ヶ月ほどあとから頸椎・胸椎の周辺の筋肉の異常なこりと体の倦怠感に悩まされています。
食事後や動き回ると決まって、動悸等の症状が起こります。
朝起きたときなどは、首や背中の筋肉が異常に硬直して息苦しくて大変です。
低髄液圧症候群を疑いましたが、医師によると、
「頭痛や吐き気などがないなら、たぶん違うと思う」
といわれました。
私の場合は、低髄液圧症候群の症状とは違うとの所見でした。
現在は、整体治療で若干の回復の兆しがあるかなという程度です。(あまり、期待はしていません)

首を回すと、ミシミシと変な音がします。

低髄液圧症候群の決定的な症状はどのような感じなのでしょうか?

どなたか、助けて下さい。
アドバイス、宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

 頚椎症(正確には頸部脊椎症)は、椎体骨の変形(いわゆる骨棘形成)によって、脊髄の神経根(脊髄から出てくる枝の神経)や脊髄自体が圧迫されて症状を出すものです。

首から腕の方にかけての痛みが起こります。また、骨棘が側方で頚椎の中を走っている椎骨動脈を圧迫したりすれば、首を横に向けた姿勢を続けたときにめまいなどが起こることがあります。椎骨動脈の周囲の交感神経網が刺激されると、顔の痛みや紅潮(ほてり)、耳鳴り、頭痛が起こったりもします。

 しかし、もしも頚椎症であれば頚椎のレントゲンやCT、MRIを撮れば診断はつくでしょうから、今回はそれらの検査はすでにやっているとのことで否定的なのではないでしょうか。

 今回、顔面打撲のエピソードと頸部の症状とに関係があるかどうかを私には判断できません。しかし一応関連付けて考えるのだとすれば、顔面を打撲することで、顔面から頸髄・胸髄にかけて走行する交感神経幹などが刺激を受けて、顔のほてりや背中の痛みなどを出している可能性もあるのではないかとも思います。
(憶測ですが)

 脊髄を専門にしている整形外科医や脳神経外科医の診察を実際に受けて話を聞くのが良いと思いますが、一般的に、外傷後の頸部痛というのはCT・MRIなどでも異常が見つからないことが多いです。確かに低髄圧症については気をつけなければいけませんが、現在の症状からは積極的に疑うものではないと思います。精神的な要因が症状を修飾している可能性もあるかも知れません。

 治療については対症療法的なものが中心になってしまうことが多いと思いますが、もしも脊髄専門の医師の診察を受けていないのならば、一度受診しても良いかもしれません。
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この回答へのお礼

大変参考になる回答を、何度もありがとうございました。

今までの医療機関での、診察を受けてきたどの医師よりも納得の出来る、明確な回答が得られたと満足しています。

私が、うすうすこの2年間の流れで感じ取ってきたものに一番近い回答です。

何度も何度も、度重なる回答ありがとうございました。

すばらしい医師にこのような場で巡り会えるとは思ってもいませんでした。

深く感謝します。
大変、ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/29 10:23

 確定的なことは申し上げられませんが、読ませていただいた限りの印象では、低髄圧症の可能性は低いと思います。



 ボールが顔面に当たって2ヵ月後から症状が出現しているとのことですが、そもそもそのエピソードと症状とが関係あるかどうか・・・。

 レントゲンや、CT、MRIなどの頚椎の検査は行っていますか?頭痛が無くて頚部から背中にかけての痛みということですと、頚椎症などの可能性はいかがでしょうか?

この回答への補足

もう一度、質問させて下さい。

>頚椎症などの可能性はいかがでしょうか?

頚椎症とは、どのような症状になるのでしょうか?

整形外科の医師には、「頚椎は全く問題ない」と言われてしまいました。

検査で、骨に著しい疾患が見受けられなくても、硬直などの症状は出ることがあるのでしょうか?

あつかましく質問して申し訳ありませんが、どうか宜しくお願いします。

補足日時:2005/05/28 16:04
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

やはり、低髄液圧症候群の可能性は低いですか・・・

かなり複数の病院での検査を行いました。
(レントゲン・CT・MRI・超音波・血液検査等)

脳神経外科・整形外科・内科・眼科・耳鼻咽喉科・神経科等。

どの病院の医師も異常なしの所見でした。

お礼日時:2005/05/28 16:03

脳神経外科医師です。



 低髄圧症候群の特徴的な症状は起立性頭痛です。起立性頭痛とは、座ったり立った姿勢でいると段々と頭痛が増悪し、横になると頭痛が軽減もしくは消失するというものです。この点についてはいかがでしょうか?

 他には吐き気(53%)、めまい(30%)、耳閉感(20%)、耳鳴り(20%)、項部硬直(17%、首がかたくなる)などがあります。(頻度についてはCLINICAL NEUROSCIENCE 2003 Vol.21 No.8より)

 頭部MRIを撮ると、脳が下方に引っ張られているような所見や、造影剤を使って撮影すると、硬膜が造影されて見えたりします(この所見は見られないこともあります)。また他にもいくつか診断方法がありますが、それらについては、実際に医師の診察を受けて相談してみてください。脳神経外科で診て貰えると思います。

 

この回答への補足

専門医の方の、回答ありがとうございます。

起立性頭痛は全くありません。
頭痛そのものが、ありません。

吐き気もありません。
目眩もありません。
軽い耳閉感は、たまにあります。

ただ、背中から首のかけての硬直はあります。(これが、かなりの苦痛です)

頭部・頸部のMRIを撮りました(造影剤は無し)が、異常は無しとの事でした。

このような場合でも、低髄液圧症候群との因果関係はあるのでしょうか?

補足日時:2005/05/28 13:35
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こんにちは!低髄液圧症候群というのは、髄液が漏れること等によっておこります。

症状としては医師の言われるように頭痛、嘔気、嘔吐等です。動悸は別としてあなたの症状からは整形的な物だと思いますよ。リハビリ頑張って下さいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり、整形的な要素が大部分をしめているのでしょうか?

リハビリ頑張ります。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/27 19:07

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