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アズキの上胚軸の切片を水につけると不定根が形成されます。不定根の形成には、水分を吸収するために必要だとは思いますが、他にどんな意味がありますか?家にある切花をみても不定根はでていないし、水を吸うためなら、根からじゃなくても、切り口から吸収できると思うのですがどうでしょう?また、胚軸の位置によって、不定根のできやすさに違いはあるのでしょうか?教えてください

A 回答 (2件)

 植物の無性生殖の一種です。

切片が新しい個体として生きていくために根をつくっています。確かに切り口からある程度は水を吸収できますが,個体が成長して大きくなると,それだけではまかなえなくなります。
 一般的に上胚軸よりも下胚軸のほうが不定根が形成されやすいです。逆に言えば上胚軸は適切な発現誘導物質がないと不定根を生じないので,発現誘導物質であることを確かめるテストに用いられます。
 詳しくは,下記の文献をご参照ください。
MITSUHASHI, M. , SHIBAOKA, H. and SHIMOKORIYAMA, M.(1969): Portulal: a rooting promoting substance in Portulaca leaves. Plant & Cell Phisiol. 10 715-723.
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。参考文献まで教えていただきたすかりました。

お礼日時:2005/06/07 20:27

ごく一部の組織切片になったため、細胞が脱分化して植物個体を再生している過程だと思います。

胚軸という成長途中の組織を使っているためかもしれません。茎や根の伸長を促す植物ホルモンであるオーキシンは、寒天培地上で植物の組織片に作用させると不定根を形成させます。
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