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週間ジャンプ連載の「デスノート」というマンガがあります。
知らない人の為に説明すると。

主人公はデスノートという、ノートに名前を書けば相手が死ぬというノートを手に入れます。
そのノートで犯罪者を裁いていき、「キラ」という存在になります。
キラは犯罪者の居ない世界を作るのが目的です。
それに対抗するのが、「L」という世界の警察等を動かせる探偵。
Lは犯罪者といえど、殺すのは犯罪だという主張です。

というのが、あらましなのですが。
デスノートを知ってる方も知らない方も、もし、世界にキラとLが居たとしたら、どっちの支持をするのか聞いてみたくてアンケート立てました。


・犯罪者を裁くことで、世界が平和になる→キラ派

・犯罪者とは言え人間、殺すのは悪である→L派


で、アンケートお願いします。

尚、デスノートを知ってる方は「こっちのキャラが好きだから」という意見での回答はご遠慮願います。
あくまで思想の点での回答でお願いします。
(あとあまりネタバレもなしね)

ちなみに私はキラ派です。

A 回答 (14件中1~10件)

どちらかといえば、L派に一票。


しかし、「殺すのは悪である」は賛成しません。

正義とは何か、悪とは何か、という議論があります。
アメリカにとっての正義が他の国の正義だとは限らなかったりしますし、警察が正義の味方ならなぜ不祥事が起きるのか、てのもありますから、「正義だ悪だ」というあまり意味のないことなのかな、と思っています。

近代の法律論では、罪刑法定主義とのがあります。犯罪に当たるかどうかは法律で決まるわけです。ですから、「犯罪者」は人が作った法律により作られるわけです。法律に抜け道があり、一般市民の感情からすれば非難を受けてしかるべき行いが犯罪に当たらないこともあります。

日本では少なくなったかもしれませんが、犯罪の原因が経済的困窮にあることは少なくありません。ですから、「犯罪者」を処罰しても原因であるところの経済的困窮を解決しなければ、また同じことが起きます。世界に平和をもたらすために「犯罪者」を処分するというのは、いささか子供じみているかと思います。(あ、子供向けの漫画でしたね。)

私の意見をまとめますと、
1.「正義」と「悪」の概念は主張を通すための道具にすぎない。
2.「犯罪者」を一方的に裁いても世界の平和は訪れない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
国の立場はしょうがないと思えど、警察の不祥事はどうにかならないものかと思います。
ストーカーやDVなどの犯罪に対する体制が甘いですからね。
法律についてもありがとうございます。
経済的困窮で犯罪は身近な例でいえばコンビニ強盗とかですかね・・・確かに経済的困窮は犯罪の歴史にあると思います。
マンガは子供向けにしては異質な感じですね。
キラの裁きの判断には犯罪を犯すだけの理由があった場合には、極力裁きを下さないという観念もあります。
本当に微妙なラインです。

お礼日時:2005/06/10 22:04

それを読んだことが無いので質問文のみで判断すると、私はL派(というより「反キラ派」)です。



アメリカで麻薬関係の犯罪者に極めて重い刑を科すようにしても総数が劇的に減ることは無く、「どうせ死刑にされるのだからやりたいことをやってしまえ」という人が増えてしまったということがあるそうです。
それと同じように、何かのきっかけで犯罪を犯してしまった人が「どうせ殺されてしまうのなら、それまで好きなことをしてしまえ」「殺されてしまうのなら、多くの人を道ずれにしてやる」というような考えに染まってしまう可能性もあります。
こうなると「犯罪者は少なくなるが、犯罪自体は増える」という状態になってしまいかねません。
こういう理由から、犯罪者に更正して社会復帰する機会を与えることが犯罪の抑止になっているという側面もあるのではと思います。

また「世の中から『犯罪者』の存在を取り除くことで平和になる」という思想は、「世の中には『犯罪者』という人種がいて、世の中の問題はすべて奴らが悪い。だからそういう輩は撲滅すべきだ」という差別的思想に発展し、不審な行動をしているだけでその人を私刑にかける馬鹿が出てくる危険性もあります。

犯罪者は裁かれるべきと思いますが、それは法にのっとった裁判の結果として行われるべきと思います。
テロに対して武力で対応して泥沼にはまりつつあるアメリカを見れば自明のことではないでしょうか
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私も、キラ派ですね。


今の世の中、世界各国で殺人や脅迫や暴行などとても怖いとが多数おきていますこういうときだからこそ、悪にそまった人の更正に莫大な費用と労力をかけずに(一生懸命生きている人がバカを見ないように)単純に、キラがいて裁いてくれたらなと思います。
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LLLL



今だって、犯罪者は裁かれてるじゃないですか。

キラ派ってのは、警察に捕まって裁判結果を全部死刑にするってだけじゃないですか。
何故、裁くのはキラに任せて、裁判じゃ駄目なの?


日本の刑が軽すぎるのかもしれませんけど。




原作を絡めた回答ですと、確かに、犯罪者は減るかもしれません。
あれは、月のパフォーマンスが優れていたんでしょうね。
「犯罪者は冤罪の可能性も考えずに、社会復帰のチャンスを与えずに殺す」という脅しが効いたんでしょ。
月は頭が良くて、しっかり判断しているという設定な様ですが、結局自分が捕まりたくないが為に罪も無い人も何人も殺す様な人間だし。
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 どちらかというと、ですが、L派です。


「犯罪者といえど殺すのは悪であるから」ではありません。死んだほうがいい犯罪者だっていっぱいいるはず。女子高校生コンクリ詰めの犯人なんか全員死んで当然だと思いますね。
 ただ、Lがキラを犯罪者として裁こう捕まえようとした理由は、キラの考えが幼稚で、感情的でしかないからであって、「人間として対等であれば、犯罪者といえども感情から殺していいという資格はない」とかなんとか、近代司法が陥っている難しい哲学的なジレンマはあんまり関係ないと思います。
 私がキラ=ライトが嫌いな理由も、彼が「神になる」とか言っているのが嘘っぱちだから。彼は個人的な感情からたくさんの人を殺した、人間として必要だと思う感情を持ち合わせていない未熟な人間なのに、それを理解せず、神の道具をもってワガママを押し通して人間社会に害を与える、彼こそが死ぬべき人間だから、です。
 ようするに、ライトがやってることって、「あいつ嫌いだから殺す」の域を出ていないんですよね。それを神になるだのなんだの言われてもねぇ・・。
 だから、現実社会でキラがこの世に君臨するとしたら、同じく歪んだ社会になると思います。
 そもそも、警察の手を借りないと犯罪者を捕まえられないので、そのシステム自体がかなりザルなんですよね。私が頭が悪くない人間なら、それらしい証拠をでっちあげて、嫌いな人間になすりつけ、警察がそれを公表するまで待ちます。そしたらあとは勝手にキラが「裁いて」くれるわけでしょ。犯罪者をまた一人粛清してきれいな世界になったと鼻高々で。
 
 感情から人間が人間を粛清して、ろくな社会になったためしがありません。ライトが東大に楽々合格できる学力があるといったって、彼もまた人間です。彼の論理は、彼の人間らしい、身勝手な感情に基づいている。
 確かに今の司法は限界が多くて、それは問題だと思います。けれども、問題は「犯罪者だから殺していい」とか「犯罪者でも殺しちゃだめ」とかいうところにないと思います。

 キラみたいに「臭いものには全部蓋をしてしまえ」という考えでは、社会はよくならない。Lのやり方(警察に強力しつつ、探偵として個人的にも犯罪者をあぶりだす)のほうが、正道だと思います。
 私がLを支持するのはそういう理由からです。キラのやり方では、社会が良くならないから。
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こんにちは!私もどちらかといえばキラ派です。


「殺人犯に限っては」裁かれるべきだと思います。
人の人生を奪っているわけですから、たかが懲役ぐらいで
済んでしまうというのもおかしいと思います。
中でも無差別殺人なんかは一番タチが悪いですよね。
キラの言うとおり、「人を殺す=自分もいつかは裁かれる」なら犯罪も減るんじゃないかと思いました。

・・・といっても、やっぱり100%肯定ではないです。
(軽犯罪者や犯罪者以外の人間にも危害を加えたという点でも)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も本当に似たような考えですよ。
いつかは自分も裁かれるから犯罪が減る、私もそんな考えです。
ホント似たような考えだったのでコメントが(^^;
軽犯罪者にも裁きはやりすぎだと思いますよね。

お礼日時:2005/06/10 22:12

どちらも指示しないというのが私の回答ですが、


どちらか選べと言うならLかな。

これは、現在の法律では、そんなの犯罪にならないだろということで犯罪になった人と、法律の抜け穴を利用して犯罪を堂々と行っている悪質な人を比べたからです。

疑わしきを罰せずということです。凶悪犯を抹殺することは必要ですが、そのなかに無実の人が居ることは非常によくないです。

もし犯罪者の定義が、犯罪者 = 根っからの悪人とか、現在の法律では甘すぎる者だとすると、100%キラを支持します。
女子高生コンクリート殺人事件犯人とか、サカキバラなんてのは今すぐ抹殺です。
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この回答へのお礼

どちらも支持しないというのも断然アリだと思います。
普通に生活している人なら、犯罪は怖いですし、だからといって犯罪者を裁いているキラを諸手をあげて支持するというのもおかしいですからね(^^;
確かに報道されている人で無実の人がいるかもしれませんし、本当にデリケートな話題で申し訳ない。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/10 22:08

 やはり、死刑にすべき人だから一個人が人を裁き生命を奪ってもいいということには抵抗があります。

もしキラが全知全能の神で彼の「裁き」がすべてただしと認めるのなら私は納得しますが、このような議論が不毛に終わることになるのは予想がつきます。
 しかし、この作品は現在の社会や犯罪、その処遇(死刑制度の是非)についても考えさせられる作品だと思います。ふきだしの数とその中の文字の数に読むのが大変疲れますけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
一応これは議論ではなく、アンケートなので、あまりそう堅くならずに、実在し得ないのですから。
議論になったら、本当に決着が付かないと思います。
私も何度も読み返し、色々考えさせられました。
マンガとしても面白いですが、確かに吹き出し多いですよね(^^;

お礼日時:2005/06/10 21:55

L。



・キラの判断が、常に正しいとは限らない
・「犯罪者がいない世界を作るために、犯罪者を消す」という発想は間違っている
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにキラの判断が常に正しいとは思えないです。
キラではないという判断をさせるために、罪の軽い人間を殺したり、独善的なところもあります。
キラも人間ということですよね。

お礼日時:2005/06/10 21:51

こんばんは


読んでます!!

私もキラ派です。

特に殺人などは犯人がこの世で存在しているだけでも腹立たしい。かといって死刑というのも苦しみがなさすぎる。

お金で出られるのもまた許せない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
強盗殺人の犯人が生き残っていたり、もし死刑でも絞首刑ですから。
何箇所も刺殺された人の痛みをわかれ、と思います。
お金で出られるっていうのも不思議ですよね。
罪はお金で償えるものではないのに。

お礼日時:2005/06/10 21:49

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