プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

自分の働いている飲食店がの金庫が盗難にあいました。バールでこじ開けられていました。
 警察が入り、指紋などを取って行きました。
内部犯行の可能性もあり、全従業員、指紋を取らなければいけないみたいです。
 そこで、『協力者用の指紋』という用紙に指紋を押してきました。捜査が終わったら破棄すると言っていたのですが、本当でしょうか?
従業員の中には、犯罪を犯してもいないのに、指紋を取られたくないという人もいます。
犯人が捕まれば、破棄されるかも…とは思いますが、犯人が捕まらない場合は、ずっと指紋は残るのでしょうか?また、完全に破棄されたという事を調べるすべはあるのでしょうか?
 よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 元刑事をやっていたものです。


 盗難被害にあった際の
   協力者指紋
は、
   特殊なインク(手につけても油のような感じの
   インク)と用紙
を使用しており、これらは
   ワープロの感熱紙
と同じような原理のため、長期(3ヶ月以上)の保存が出来ません。
 また店舗や民家などにはいる侵入盗といわれる盗難事件は、各都道府県下で一日に数十件から百数十件発生しています。
 よって、1件の盗難で、平均5人から10人程度の協力者(家人や従業員)指紋を採取することになるので、それらを長期保管する場所がありませんから、当該盗難事件の協力者指紋を現場で採取した指紋と照合し、
   有ってもおかしくはない指紋
を削除して、該当しない現場で採取した指紋を
   容疑者の指紋
として、保存するのです。
 よくテレビドラマなどは、過去の犯罪者の指紋をコンピューターに登録し、現場で採取した指紋をコンピューターで照合をして、犯人を特定するというシーンが見受けられますが、あれはドラマのみの話しで、実際には、というかそれだけの機材を購入するのにかかる費用と、効果を考えると、何もメリットがありませんので、現在の日本の警察では導入していません。
 従って、協力者指紋を保存するよりも、犯人の指紋を採っておくことの方が大切なため、協力者指紋は、
  1ヶ月単位で、警察官が焼却している
のが現実です。
 弁護士さんが云々といわれている方がみえますが、弁護士は、実際の警察の捜査活動をほとんど知りませんから、そのような誤解を一般の方に言って混乱が起こるのです。
 みなさん、弁護士さんは、法律のプロであっても捜査は素人です。間違えないでくださいね。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。

確かに、特殊なインクで指紋を取られました。あれでは長期保存できないんですね。
私は毎日金庫を触る立場にあるので、安心しました。
テレビの見すぎな所もあったんですね。

 たいへん勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/12 21:41

 関係者指紋は、一定期間を経たら、焼却処分となります。

「コピーして置いておくんじゃないか」という人もいますが、コピーすると指紋の紋様が一部潰れたりして、あまり使い物になりません。

 なお、この協力者指紋を犯人の特定に利用してしまうと、本来の用い方ではありませんから、証拠能力がないということになります。あまり神経質になることはないでしょう。
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学校に泥棒が入った時、指紋をとられそうになったとき、かたくなに拒否した先生がいましたが、その方の叔父さんは警官で、その警官にされたようですよ。

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私の知り合いの会社でも泥棒に入られ同じ経験をしたそうです。



泥棒被害に遭えば当然、指紋の採取活動は、やります。
そして、指紋を見つければ、当然、社内の人の指紋がついている可能性は大でしょう?

ですから、社内の人の指紋と照合しなければ、犯人は割り出せないそうです。(削除方式だそうです。)
私の友人の会社は、その事務所内を使用する人だけでも数十人いるとのことで、数人の指紋を取って、また、協力者の指紋が必要があれば、また、警察から連絡が来るそうです。

「協力者用の指紋」ですが同じように、照合し終われば、廃棄する旨、言われたそうですが、確認する手段は、ないでしょう?
また、いやがる協力者を強制的に採取することは、できないでしょう?

しかし、その友人の会社は、過去に何度か泥棒に入られたことがあり、その度に何度も指紋を取られたそうです。
友人いわく、「前にもやった。」といっても、もう処分してないから、また、取らしてとのことでした。

ですから、本当にないんじぁないですか?
もし、保管しているとしたら、同じ指紋を何度もとりますか?
指紋て一生涯変わらないし、人それぞれ、違うから証拠になるんでしょ?
(最近では、DNA鑑定なんていうのも証拠能力が高いと聞いておりますが?)

保管しているのであれば、そんな面倒なことしないと思いますが?

しかし、他の方々も言っているとおり、自分が潔白であるのだから拒む理由もないと思いますが?
いかがでしょう?
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この回答へのお礼

何度も指紋を取られるということは、保存して無いという事ですね。
指紋を取られるのを拒んでいる人は、何もして無いのになぜ取られなければならないんだ?という理由です。ずっと警察にデータとして残ると思っています。取られた指紋がどうなるかなんて、一般の人には分からないですもんね。
ちゃんと説明して、捜査協力するよう勧めてみます。

お礼日時:2005/06/12 21:58

一般の前科持ちの指紋リストと違い


使われるのはその事件捜査のみのはずです
ですから 協力者用の指紋とわざわざ言ってるのですから

つまり現場で採取した指紋の中から触っていても不思議でない
指紋を除くための作業ですから 犯人の指紋を特定するのには
必要な作業です そこで協力できないという人は
逃亡中の指名手配犯か?とも疑われかねません
うしろめたいことが無いなら素直に協力した方が
いいでしょう。

保存されるかどうか? どうでしょうね 通常廃棄
すべきものですが その事件捜査の資料としてのみ
保存される可能性はあります
ですが 善良な市民はそんなことに脅える必要は
ないはずですが。
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ご相談者様へ


同様のことがあり、全員指紋を採取されました。
知り合いの弁護士に聞いたところ、破棄されることはなく保存されているとのことです。
 ただ、100%確かではないのです。
が、保存されていると思った方が間違いないでしょう。
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