銀行員の仕事と消費者金融業者の仕事の本質的な違いについて教えてください。

 少し背景をお話ししておきます。
 会社を経営している知人が銀行への返済を滞らせてしまいました。返済できなくなる旨を銀行に連絡すると、銀行に呼び出されたそうです。
 支店の一番奥の応接室に通され、大の大人5人でその社長1人を取り囲んで、
「借りた金を返さないのは人の道に反する」などと侮辱的なことを言ったり、
「返済できないなら連帯保証人の資産を差し押さえる」と脅したのだそうです。
(貸した側としては正当な主張であって私は侮辱的とも無理難題とも思いませんでしたが)彼は「今にも殴りかかってきそうな口調・態度だった。」と言っていました。
 その言に対し私は相槌のつもりで「まるでサラ金の取立てのようだな。」と言いかけて、
言葉を飲みました。
 「ん? 銀行とサラ金って、やってる事は同じじゃないか?」と思ったのです。

 しかし、世間一般には「銀行員はエリートだが、サラ金はヤクザ」と言われています。
 このコーナーでも、過去「消費者金融業を中心に就職を検討中です」という質問に、
「人からの恨みを買う仕事です」とか「企業として認知しません」という回答が寄せられていました。これが「銀行への就職を考えています」という質問ならば、違った回答が寄せられたものと推測されます。
(回答された方や銀行にお勤めの方への批判のつもりはありません。)

 そこで、銀行と消費者金融との“従業員の仕事”という面での違いについて皆様のお考えを聞かせていただければと思いました。
 お暇な時で結構ですので、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

消費者金融といっても、上場クラスから闇金融までまさにピンキリです。

私が知ってるのは上場クラスのとこだけですが・・・。(しかもやや古い記憶になります)
従業員の仕事というと、
銀行ならば預金獲得(営業)と貸付実行(渉外)でしょう。
消費者金融ならば貸付回収、に尽きるのではないでしょうか。
私自身、消費者金融会社から受けた営業活動といえばティッシュを配られたということぐらいですし。

貸した金を「予定通り」回収するということは、金融業の基本のはずです。
よく指摘されることですが、銀行は担保主義に慣れきったために、審査と回収両方のノウハウが育ってないんでしょう。
消費者金融業は貸倒リスクの高い顧客が集まってきますから、回収ノウハウに長けていなればすぐに倒産しちゃいます。

金融業でいう「いい顧客」は、お金を約束通り返し、加えてたくさんの金利を払ってくれる人(企業)です。
消費者金融が求める顧客は、サイフ代わりに利用してくれる客です。具体的に言うと、普段はまったくカネに不自由してないが、たまたま現金をもってないときに終電を逃してしまったような人、です。
こういう人は、貸倒リスクが少なく、それなりにカネを使えるので高い金利も払います。(例えば20,000円借りて、2週間後に20,500円で返済すれば、年率換算するととんでもない利率になります。でも、500円出せばタクシーに乗ってウチに帰れるなら安いもんだ、となるわけです。こうした貸出を山と積み重ねることで高い収益がでるわけです)
あちこちに自動契約機が増殖してるのは、こうした客を取り込むためです。

さて、回収というとキッツイ場面を想像しますが、銀行も消費者金融業も回収業務は、まず電話や書面による督促が基本になります。それでも払ってこない先に対しては差し押さえとかの手段に出ます。ヤバイ業者ならいきなり身包み剥がされるかもしれないですが。

消費者金融の場合、小口債権が多いので督促や回収がマニュアル化されてるようです。それもかなり細かく。
顧客によって回収の際の対応を変えてしまうと、当然不公平になりますから、会社の評判に影響します。特に名の通った業者はそうです。
銀行は、相手によって回収スタンスが違います。債務免除や法的整理は極端に言えば徳政令と同じです。こうしたケースだと負債額も巨大になるので、銀行も強引な手段はとりづらくなります。損失額が大きいですから。
しかし、中小企業相手に債務免除はまずしません。この債務額による銀行の対応の差は、借りている側からすればとても理不尽なものでしょう。だって負債が1000億円なら見逃してくれて、5,000万円なら差し押さえを受けるんですから(中小企業はオーナー社長が多いですから、自宅を担保に入れたり、連帯保証をつけるのが普通です。上場企業でそんなことしてる社長は聞いたことないです)。
御質問にある知人の方もこうした思いがあるのではないでしょうか。といっても「借りた金は返す」のがやはり人の道だと思いますけど。

なんか、とりとめが無くて、質問にそぐわない回答になってますね。ちなみに私はノンバンク(消費者金融ではありません)に務めるものです。
失礼しました。
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この回答へのお礼

業界の方からのご回答ありがとうございます。
借りた金は返すのがやはり人の道ですね。全く仰るとおりです。
まあその社長にしてみれば、いままで「お客様」扱いだったのに突然掌を返したように態度が急変したので、面白くなかったのでしょう。(返済を滞らせた時点で銀行にとって「客」ではなく単なる「債務者」になったのだと、第三者である私は理解できています。)

いろいろな角度から貴重なお話ありがとうございました。
「銀行」にしても「消費者金融」にしても(その他ノンバンクにしても)正しい使い方があるということでしょうね。
でも、そう考えると消費者金融業者が社会的にあまり評価されていないのが、少し気の毒になってきます。
(ご回答冒頭での「ピンキリ」のうち「キリ」の部類のやり方が目立つんでしょうか。)

お礼日時:2001/10/04 13:26

不特定多数からの出資を仰ぎ、それを資金を必要としている人に貸すことで産業(商業を含む)を支援するのが銀行です。


それに対して、お金を用意した上で、一時的に金銭的困窮をしている人に資金を貸すのが消費者金融です。

ですから、本来の一番の違いと言えば、お金の廻りを良くすることでの産業支援という事になります。富国強兵を目標にした明治政府が銀行の設立を急いだのも当然といえます。

以上、建前論でした。

実際は、今の銀行は、担保を取ってお金を貸す、一時的な資金供給者に成り下がっています。で、その担保の価値を間違えたので今の金融危機が発生しました。

ちょっとアホです。

さて、もともとの御質問の経緯となった出来事ですが、
私が貸した側だったら、やはり同じ事を言うと思います。
人から資金を集めて融資している以上、
「返せません」
「あ、そうですか。じゃあ、都合がついたら返して下さい」
というわけにはいかないからです。
いつ返せるのか、本当に返せるのか、実は他の融資先に先に返していないか、と言ったことを詰問するのは当然でしょう。
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この回答へのお礼

すみません。誤解されているようでしたら訂正させてください。
お金を貸した人が返済を求めるのは至極当然の話で、これについて否定しているわけではありません。
しかし、「金を貸して利息で儲ける」という全く同じ商売でありながら、「銀行」と「消費者金融」には社会的認知度の違いがあることが不思議だったので、質問させてもらったのです。

でも、ご回答中の「産業支援」に関しては、やはり銀行が担っている大きな役割ということは改めて気づかされました。
そういう意味では、銀行員にはもっと誇りを持って仕事をしてほしいものですね。(今回の背景になった出来事のような低次元の話ではなくて。)
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/04 13:22

銀行の一番の目的は「預金者」を集める事です。


だから、銀行員の外回りと言ったら、
「うちに口座作って下さいよ」って言うのが普通です。
消費者金融に「預金」なんてありませんから、
こんな外回りは一切ありません。
ここが、一番大きく違うところです。

次に、「お金を貸す」と言うのは同じですが、
消費者と付くように、
「消費者金融」は個人に貸して、利子を取って儲けています。
「銀行」は、個人にも貸しますが、主としては企業に貸します。
企業に貸して利子を取り、それが預金者の利息となるわけです。
つまり、銀行は少なからず、
利用者である「預金者」に対して還元する部分があるということになりますよね。
ですが、消費者金融は一切そんなことはないです。
ただ貸して、利子をとってるだけです。
お金を貸して得をするのは、その消費者金融だけです。
てことは、「脅してでも返済させる」というのは、
よく考えたら、自分の儲けをとろうとしてるって事ですよね。
それが、
>「人からの恨みを買う仕事です」とか「企業として認知しません」
ということに繋がっていくのだと思います。

銀行にも「返済を迫る」って事はあるはずですけど、
相手が企業だけに、一般の人たちはお目にかからないから、
そういう部分がクリーンに感じられるのかもしれないですね。

ちょっと本題からそれましたかね。

「従業員の仕事」という面で言うと、
預金者を募るというのが銀行員の大きな仕事ですね。
それが消費者金融には一切ないです。
これが大きな違いではないかと思いますが。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
なるほど、「個人」にとって銀行は、「借りる所」というよりも「預ける所」であり「利益の還元を受ける所」なのですね。
銀行のほうがクリーンなイメージがあるのはそういう理由なのかも知れません。

お礼日時:2001/10/02 23:29

銀行と銀行以外の金融機関(ノンバンク)の決定的な違いが一つあります。


銀行は他人から預金してもらって、そのお金を他人に貸すことができます。
その他の金融機関は預金を集めることができません。自分で持ってるお金、株式を公開して集めたお金、社債を発行して集めたお金などを貸すことになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そうですね。言われてみれば「預金」はノンバンクには無い機能ですね。
そういう意味でも、一般の預金客に悪い印象を与えないように銀行ではイメージ作りをしているのかも知れませんね。

お礼日時:2001/10/02 23:28

>銀行とサラ金って、やってる事は同じじゃないか?



同じです。
自分の不良債権を税金で穴埋めしてもらっているという点では
サラ金以下だと思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。銀行に恨みでも有りそうな口ぶりですね。
公的資金をつぎ込むのも金融システム維持のためには他に方策が無いのかも知れませんが、でも、税金を(少ないながらも)納める立場としては腑に落ちないものがあります。

お礼日時:2001/10/02 23:27

1.サラ金と銀行等との違い


 (1)貸し出し金利が、サラ金は法外に高い(お金を銀行等から借りているから、当然銀行より高くなる)
 (2)銀行は大半が3時に閉まり、土日はやっていない。
 (3)サラ金へは、銀行で断られた人が多くやってくる(だからサラ金は貸し倒れ分を利子に上乗せしてくる)。銀行は殿様商売。
 (4)銀行は、できるだけ個性の少ない社員をそろえている(そうでなくても、規則であまり非常識なことが許されない)。
2.同じ部分
 (1)貸し出しと資金回収(返せなかったら、連帯保証人から返してもらったり、担保を現金化する)。
 (2)店舗で営業している(カウンターがあって、女性が応対する)。
 
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。簡潔明瞭に整理していただき助かります。
「殿様商売」「個性の少ない社員」など批判的な用語も気になりましたので、
差し支えなければ具体例で説明してはいただけないでしょうか。

お礼日時:2001/10/02 23:25

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