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最近、雑草に興味が出て、身の回りの雑草を調べだしたらニワゼキショウやマツバウンラン、コマツヨイグサなど北アメリカ産の雑草が多く、しかも明治時代に渡来のものが比較的多いと気づきました。なぜでしょう?
例えば全くの思いつきですが、明治時代に政府の施策で家畜と家畜のえさを北アメリカから輸入したとき一緒に来たとか、なにか大きなできごとが隠されているのかと思い調べていますが分かりません。教えてください。

A 回答 (3件)

最終キーワードは、勧農政策、殖産興業、殖産興業政策など



明治政府は元年に基本の方針を出して、順次実行していったようですが、詳細は不明です。
http://okayama.lin.go.jp/history/2-2-2-21.htm

リンゴは明治4年?
http://www.geocities.co.jp/Bookend/4373/vol_047. …
最古のリンゴ 明治11年植樹
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0512/ …
みちくさ 7も
http://www5b.biglobe.ne.jp/~fk-ammo/documents/ki …
アピオスはリンゴの苗に付いて来たとか言われます。

思い出した事で、いわゆる輸送用のパッキンは発泡スチロールなどですが、以前は木毛(もくもう、色々検索してやっと解った。・・・木の細い素麺のようなヤツ)です。
それより前はクローバーなどを使っていたようです。
それがツメクサ(詰草)の語源になったと言われています。
種が混ざっていただろうし、他の草もあっただろう。

セイタカアワダチソウは観賞用で輸入されたようです。
ブタクサは戦後?

現在の外来生物対策の考え方
http://www.asahi-net.or.jp/~zb4h-kskr/alien-s/to …

参考URLは外来雑草図鑑
アメリカだけでなく世界各地から入っています。

参考URL:http://nilgs.naro.affrc.go.jp/NASU/weedlist/titl …
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この回答へのお礼

お手間かけてしまいました。たいへん勉強になりました。少し勉強続けます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/20 11:06

雑草の種子の渡来の原因とその繁殖の理由はNo-1の方のおっしゃる通りだと思います。



明治の政府の施策で家畜用だけでなく、沢山の種類の種子が一度に入って来ました。当時は植物検疫についての考えは希薄で、雑草の種子の混入について特に注意を払っていなかっただけで「なにか大きなできごとが隠されているのか」といったような故意に入れるといったことはなかったと思います。
その頃に同時に日本になかった病虫害まで入れてしまった経緯もあって、現在のような植物検疫の体制が出来たのではないでしょうか。

現在は小麦、トウモロコシ、大豆等が食用、飼料用に大量に入ってきます。また、花や野菜の種子(カイワレなど)などもアメリカや各地で生産されています。
これらは収穫後に風力や比重差や磁石、光センサーなどで機械で厳重に選別されています。ものによっては薬による消毒もされています。

その目的は主として日本での植物検疫の標的とされる混入している土と植物の病害の選別が目的で、雑草の種子については完全に除去されていない場合もあります。
本来の穀物の大きさや比重の近いものは機械による選別は大変困難です。
輸入の際の植物検疫でもわずかに混ざっている雑草の種子の場合、あまり問題にしないようです。
また、乾燥した牧草も家畜の飼料として多量に輸入されていますからこの中に混入している雑草の種子は取り除けません。
盛んになった有機農業で家畜の糞を施肥すると消化されなかった雑草や飼料の種子が畑で繁殖しています。

最近、道端などでよく見かけるポピーは地中海の雑草で、アメリカ経由で来たのかもしれません。可愛いというのでガーデニングなどで広がり、繁殖力が強いので道端のアスファルトの隙間にまで生えて花が咲いています。

地球規模で物流がされる現在は雑草の種子はどんどん入ってきていて、日本の風土の合った種類の雑草は増えています。特に日本古来の雑草と競合しないような場所に大繁殖をするようです。しかし、ほとんどの雑草は日本の風土に合わずに消えているようです。

最近の心配される問題は遺伝子交換によって作成された種子が混入してくることです。大豆、ナタネ、トウモロコシなどの種子が心配されます。食用としての問題だけでなく、これが外来の雑草が殖えたように、外にエスケープして普通のものと交雑したらお手上げです。

トウモロコシは受精は風媒介です。風で花粉が遠くまで飛びますからメキシコなどでは各地にある昔から営々と栽培されてきた古来の遺伝資源としても貴重な品種とアメリカで大量に栽培されている遺伝子交換品種の花粉との風による国境を越えての交雑が心配されています。

人類が営々と保存してきた貴重な遺伝子が消えてしまうことが心配されます。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございました。雑草の入り方についてよくわかりました。
「なにか大きなできごとが隠されているのか」というのは言葉たらずでした。
というのは明治○年とかに農政上の一大改革とかがあったとか、歴史事象の具体的なできごとに対応していることがわかれば面白いと思ったのです。なにかわかりましたらよろしくお願いいたします。

補足日時:2005/06/17 10:02
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よく言われる事で、外来雑草は港からなどとされています。


現在では港もですが、空港や米軍基地も可能性が高い所とされています。
植物ではありませんが、最近問題になっている外来動物系のセアカゴケグモも、各地の港湾施設や米軍施設内で見つかっています。

見つかる外来植物は、出港する港の周りに生えている物が多いとも言われています。
>家畜と家畜のえさを北アメリカから輸入したとき
これは確かにそうだと思います。
昔ですと、例えば乳牛の生体を輸入するには、貨物船で2週間位かかってアメリカから来れば、その間のエサは穀類や乾燥牧草ですが、雑草の種も混じっています。
それらが港付近に落ちても何の不思議でもありません。

また、麦類も同様で選別しても少しはその他の物が混じるでしょうし、車のタイヤやボディーのどこかに紛れ込んでいても、これも不思議ではありません。
現在でも乾草は大量に輸入されていますので、港付近には各種牧草が生えていますし、新種の外来雑草もあるかもしれません。

一度ではなく、毎日の貿易で入って根付いたと考えられるのではないでしょうか。
草本類の多くは、雌雄の区別はありませんので、一粒が芽を出して実れば、数年で何千、何万倍にもなれます。

問題になっている外来雑草は、少し乾燥気味の場所を得意とした物が多いので、なおさら、港湾施設、土手、道路の縁など条件が最適です。

熱帯や亜熱帯、逆に寒冷な地域から種は、気候が合わず世代を重ねていく事が難しいので目立たないのではないでしょうか。

この回答への補足

雑草の原産地のうち、なぜ北アメリカが多いのか、本当にそうなのか(少し調べただけですので)、時代的に傾向が違うのかが知りたいのですが、もし分かりましたらよろしくお願いいたします。

補足日時:2005/06/17 10:16
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。小生の憶測はかなりあたっていたのですね。安心しました。

お礼日時:2005/06/17 10:02

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