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経粘膜免疫法で粘膜免疫にはIgA抗体、全身免疫にはIgG抗体の分泌を誘導できるのに、全身免疫から注射免疫をしても粘膜免疫を誘導できないのはなぜですか?

A 回答 (3件)

No.2のものです。


回答の補足ということで・・
質問者様がどのような方かはわかりませんので、またおおざっぱな説明にはなってしまいますが。

IgAは粘膜上に分泌されている状態で血中にはあまりまわりません。
鼻水等によく分泌されています。
粘膜の下で産生されて粘膜の中を通って粘膜上を覆っているというようにお考えください。
粘膜免疫は粘膜の上から刺激する必要があるとお思いください。
粘膜の下から抗原提示は行われません。
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この回答へのお礼

色々教えていただきありがとうございました!
また、疑問にぶつかった際、機会があれば是非ご回答おねがいしますm(__)m

お礼日時:2005/06/26 00:03

おおざっぱな説明ですが。



IgA産生細胞(M細胞)は粘膜の下の組織にしか存在しません。
粘膜免疫は抗原が粘膜から吸収されていく間に抗原提示細胞に提示され、それによって抗体が産生されるのですが、その組織にはIgG産生細胞もありますので粘膜免疫はIgAもIgGも誘導します。

気管や腸管のリンパ節にはそれぞれの産生細胞が混在しています。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
粘膜で感作されたリンパ球(抗体産生細胞)が全身を循環することで全身免疫にIgAとIgGを誘導できるということですよね?
では、全身免疫で感作されたリンパ球が全身循環で粘膜免疫を誘導しないのは、なぜなんでしょうか?
ちなみに、M細胞は腸管にしかないと思っていたのですが、粘膜全体に分布しているのですか?

質問が多くてすみません!!

補足日時:2005/06/23 03:36
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「経粘膜免疫法」の場合,抗原は粘膜から血中に入って全身に回るのでは? ⇒ 経粘膜免疫法で全身免疫も可能



でも,「注射免疫」された抗原は粘膜に達しない? ⇒ 粘膜免疫を誘導できない

って事ではないのかと・・・
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