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T-Pを分光光度計、波長710nmで測定しています。講師から波長を880nmに変更するとの指示がありました。
これって、本当に問題ないのでしょうか? そもそも、なぜ710nmなのでしょうか? 750nmでも800nmでは
何か問題があるのでしょうか? 教えてください。

A 回答 (3件)

"全リン"分析ですね。



私は全リン分析法そのものは詳しくないのですが、分析法を調べてみると分析波長は"880nm"と出てきますね。

実は一昔前の紫外可視分光光度計ではこの波長は測定できません。それは光検出器に光電管または光電子増倍管(フォトマルチプライヤ)を使っていたからで、これらの検出器は特殊なものを除き、赤以上の長波長域(およそ750nm~)では感度が大幅に落ちる/感度がないからです。紫外可視近赤外をカバーする大型の分光光度計では、長波長域は検出器をPbSに切り替えるので、どの波長でもOKなのですが。最近の比較的小型の分光光度計では検出器にシリコンフォトダイオードを使うものが主流になっています。シリコンフォトダイオードはUV~約1000nmまで感度があります。そのため、このタイプの分光光度計では、880nmでの測定は容易にできるのです。

ひょっとしたら、この辺りが波長を変えた(本来に戻した?)理由かも知れませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。波長の変更が分光光度計の性能特性によるもの と分かり合点しました。
分かりやすい説明本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 13:46

T-Pと言うのが分かりませんが、710nmというのはえらく長いところだな、と言う印象です。

そこからさらに長い波長を選ぶと言うことですから、青味の強い色なのかなと予想します。赤味の強いところだともっと短いところではかりますね。

何よりも安定的にはかれるというのが分析法として大事なところだと思いますので波長をそんなに気にすることはないと思います。直線性が良く、再現性も優れているのが良い分析法といえます。各波長で一番いいのがどれか検討されてはいかがでしょう?
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この回答へのお礼

波長の決定は直進性と再現性のよるべき との指摘、今後の分析の参考になります。早速の回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/25 13:49

測定対象の物質によって変えるべきものでしょう。

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この回答へのお礼

要約すると回答の通りなのですが、結論に至る内容が知りたかったです。

お礼日時:2005/06/25 13:52

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