相続人合意の上、会社からの私の負債は亡父の退職金その他で相殺することにしました。
その後 相続人のなかの二人が裁判所に遺産分割について申し立てを行い、遺産分割は終了していないという理由から負債の返還を求められています。
現在負債処理を完了してからすでに10ヶ月経ちます。
そこでお尋ねします。裁判所に申し立てる以前の相続人全員の合意は無効なのでしょうか?
亡父が「退職金は私に遺贈する」と言っていたことは全員が認めておりますが、会社は亡父の会社に対する負債を、亡父の会社へ対する多額の貸し付けから差し引かずに、退職金から差し引いています。税務上、退職金の遺贈を受けた方が有利になりますし、亡父の意思でもありますので退職金は私に支払ったことにして下さいとお願いしていますが、受け入れてもらえません。受け入れてもらえないのが当然なのでしょうか?教えてください。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

 結論的には、rira7さんのご要望は通らないと考えます。


 以下、rira7さんの法的お立場をもできる限り整理して、ご説明しますが、なお補足をお願いしたい点もあります。

1 ご確認ください
 私が前提とした本件の流れは、以下のとおりです。ご確認ください。
(1) rira7さんは、会社に対し借入債務を負っていたが、父上の生前から、毎月の弁済額、弁済日は明確に決まっていなかった。ただ、父上は、事実上分割弁済を認めておられたので、rira7さんは毎月支払える範囲で、分割弁済を続けてきた。
(2) 父上の預貯金は、金融機関への預貯金である。また、会社には、役員の退職金支給規定がある。
(3) 父上が残された遺言書には、「rira7さん以外のお三方に不動産を相続させる。」との記載があった。
(4) rira7さんご兄弟は、父上の遺産を、rira7さんが父上の会社に対する貸付金債権・退職金債権、預貯金(以下「退職金債権等」といいます。)を取得し、父上の負債をすべて引き継ぐ、その他のお三方が父上の保有不動産を3等分する、という基本方針で分割交渉を進めてこられた。
(5) 会社は、父上及びrira7さんに対する貸金債権と、rira7さんが相続なさった父上の退職金債権・貸金債権、預貯金とを相殺する旨の意思表示(≒通告)をしてきた。
(6) 今般、長女の方と、ほかお一人が、家庭裁判所に遺産分割審判(調停ではなく)の申立をされ、近々に期日が指定されている。

2 退職金請求権の遺産性(「相続人全員の合意は有効なのか?」)
 口頭の約束でも、遺産の全部について分割方法を定めなくても、遺産分割協議は有効です。
 ですから、rira7さんご兄弟の間では、会社の株式をどのように分割するかと、rira7さん以外のお三方で不動産をどのように分けるのかのみが協議されており、退職金債権等をrira7さんが相続されることが確定的に(=既定の事項として)合意されていたような場合は、遺産一部分割合意に基づき、rira7さんは有効に退職金債権等を取得しておられることになります。この場合、退職金債権等は、既に遺産から外れていることになります。
 会社はrira7さんが退職金債権等を相続したことを前提とする行動(相殺の意思表示)をとっていますから、rira7さんご兄弟の間では、rira7さんのおっしゃる「合意」が遺産一部分割合意として有効であることが前提となっていると思われます。

 ただし、以上はご質問を拝見した限りでの判断です。No.2でmaisonfloraさんがご指摘のとおり、遺産一部分割協議書が作成されたといった特段の事情がない限り、rira7さんがおっしゃるような「合意」は、法的効力を有するものではなく、「rira7さんが退職金債権等を取得することを基本とするが、不動産や株式の分割で不均等が生じた場合には、預貯金等をrira7さん以外のご兄弟が取得することで調整を図る」という趣旨の「基本方針」にすぎないと認定されるのが通常だと思います。
 つまり、本件でも「合意」の法的効力が否定される可能性は残っている、ということです。

3 rira7さんの債務の弁済期
 この項では、rira7さんのおっしゃる「合意」が遺産一部分割合意として有効という前提をとります。

 rira7さんと会社の間で、分割弁済の約定があれば、会社はrira7さんの借入債務と父上の退職金請求権とを相殺することはできません。rira7さんの債務が弁済期(民法505条1項)にないからです。
 しかし、ご質問を拝見する限り、rira7さんと会社の間には借入債務の弁済期に関する定めがなかったが、父上の生前の会社(=父上)は、純粋に厚意から一括返済を迫らず、分割弁済を事実上容認しており、rira7さんも、その時どきで払える額を返済しておられたのではないかと想像されます。借入総額に比して月々の返済額が少額であれば、なおさらです。
 そうすると、法律上は、rira7さんの借入債務も弁済期にありますから、会社の相殺の意思表示は有効です。会社の言い分が正しいことになります。

 仮に、rira7さんのおっしゃる「合意」を法的合意と見なければ、退職金債権等も未分割の遺産です。
 判例上、被相続人の金銭債権及び金銭債務は原則として遺産分割の対象にはならず、相続開始と同時に、法定相続分に従って各相続人に分割されると解されています(最高裁昭和29年4月8日判決など)が、相続人間の合意で、これらの債権債務をも遺産分割の対象とすることができます。
 したがって、rira7さんが、退職金債権等を遺産に含めて欲しいとご希望なら、その旨審判手続中でご主張になればよいのですが、遺産分割審判とは別に、地方裁判所に「遺産確認の訴え」を提起して決着をつけるよう家庭裁判所から示唆されると思います。

4 預貯金について
 金融機関への預貯金であれば、会社がrira7さんに対する貸付金と相殺することはできません。

 以上、補足いただければ幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
 大変参考になりました。いまだ審判準備中です。いろいろの方に、ご相談申し上げましたが、先生のように懇切丁寧に教えてくださった方はありませんでした。
 有難うございました。

お礼日時:2002/01/14 16:30

 「合意」「認めている」とは、全て、「遺産分割協議書」に記名・捺印していなければ、認められません。


 無効以前の問題で、合意が法的には認められません。
 また、問題解決には、あなたの相続分は、相続税の負担が重くない範囲で妥協しないと、他の人は納得しないでしょう。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
 大変参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2002/01/14 15:40

 「会社」とrira7さん、父上とのご関係を教えてください。



 ご質問を拝見する限り、rira7さんは「会社」から借入をしておられ、生前の父上は「会社」の役員(取締役or監査役。従業員とは法的地位が異なってきます。)であり、会社から借入をしておられる一方、会社に対して貸付もしておられた、このような理解でよろしいですか。

 念のため申し上げますと、結論的には、rira7さんのご希望は難しいのではないかと思います。ただ、ご説明を申し上げるには情報不足で、あるいは逆の結論になるかもしれません。

この回答への補足

 亡父は今の会社を興し亡くなるまで代表取締役でした。相続人は4人です。   亡父の遺産は 不動産÷3=退職金+預貯金+貸し付け金-借り入れ金 の分割方法で協議をすすめてきました。生前の父は 退職金を長男にと言っていましたので それを私が相続する事には全員異存はありません。不動産は遺言書により他の3人が相続します。現在代表取締役の長女は 私の会社からの借入金を亡父の貸退職金と預貯金の一部で相殺しました。私の借入金は10数年毎月返済してきているので亡父の退職金で一つ活処理しないで欲しいと頼んでいるのですが ききいれません。その後 長女は残りの遺産について株の配分と特別受益に不服があると言って裁判所に申し立てをしております。 お尋ねします。現在審判の準備中です。財産目録に退職金を入れることを申し立て人は反対していますが 私はいれて欲しいのです。裁判所は認めるでしょうか。

補足日時:2001/10/08 15:20
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
 大変参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2002/01/14 15:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q相続欠格-遺贈不可 廃除-遺贈可 ?

相続欠格者は遺贈を受けることが出来ないのはわかりますが、廃除された場合どうして遺贈を受けることが出来るのですか?
廃除するって事は相続させたくないって事だから遺贈するって事はないと思うんですけど。遺贈するって事が無いから、わざわざ規定しなくてもいいって事ですか?

Aベストアンサー

当時、廃除された方は、戸籍に廃除が、記載されています。

廃除取消をしますか。そこまでしなくても。--

また、戸主が、さかのぼって失踪宣告を受けた時は、
今でも、家督相続しますよ。
 取消すると相続関係がややこしくなります。
指定家督相続人が、失効します。
 戸主ーー出征により生死不明
  妻ーー夫の失踪宣告を希望せず、死亡した。
 弟 --失踪宣告の手続きを県知事に依頼する。
   昭和19年戸主死亡とみなされる。
 今年、指定家督相続人たる弟が、家督相続。
 長女 出もどりしているとする。取り消すと長女が
  家督相続する。 

Q35年前の亡父の物件を相続しましたが「相続」になりますか?

35年前に亡くなった父の土地を相続登記せずに今日まできました。今度公共物が建つ事になり、自治体に売却することになりました。相続比は35年前の法によって、母1/3(約800万)・子2/3(約1500万)の割合です。所得税については、免除になりましたが住民税等については、どうなるのでしょうか。古いものであっても「相続」ということになると思いますが・・・・。教えていただけませんか。

Aベストアンサー

>所得税については、免除になりましたが住民税等については

たまたま今年、35年前の相続をしただけであり、
19年中の収用特例は、5000万控除です。

(2) 土地収用法などによって土地や建物などが買い取られた場合
http://www.city.toyota.aichi.jp/division_n/ac00/ac04/tanto/zeibunri/index.html

あなたの表現を使えば「免除」になります。
事業者に確認しましょう。

Q相続調停を申し立て中で相続の分配は遺言書がないので、平等なのですが相続不動産の金額を出す鑑定をするた

相続調停を申し立て中で相続の分配は遺言書がないので、平等なのですが相続不動産の金額を出す鑑定をするための不動産鑑定料を申し立て人が負担する様に言われたのですが相続人全員に支払わせることが出来ますか
できた場合、どのようにしたら払わせることが出来ますか?

Aベストアンサー

遺産分割調停における不動産の評価については,当事者間で合意ができれば,費用も時間もあまりかけずに済む(1)公示価格(地価公示価格),(2)固定資産税評価額,(3)相続税評価額(いわゆる路線価格)を評価の基準として使えますが,その不動産の評価について争いがあり,当事者間に合意が成立しない場合には,家庭裁判所が選任する鑑定人(不動産鑑定士)に鑑定を依頼することになります。

その鑑定費用は,法定相続分に基づいて各当事者が負担するのが原則です。しかしながら相手方が不出頭の場合には,申立人が立替払いをすることになるとのことです。
鑑定費用については基準がありますので,見積もりが出ると思います。確認してみてください。

申立人が立替払いをした場合,遺産分割調停成立後に作成される調停調書に相続人それぞれが鑑定費用の負担をする旨の条項がないと,その鑑定費用は申立人負担になってしまうそうです。もしも立替払いをする場合には,その点について裁判官や調停委員に確認したほうがいいでしょう。

Q遺産相続権の無い人による相続申し立て

遺産相続について質問致します。

他界した人物:父方の未婚のおば
  おばは4人兄弟(2人の妹と弟(私の父))
  私の父はすでに他界

上記の状況の為、私の父が受け取るはずの遺産は、
法律的には自分に権利があると私は思っています。

【現在の状況】
(1)私の母が、父が受け取るはずの遺産を母と私で分けたいと言ってきている。
(2)父が受け取る分の遺産は、遺産整理をしているおばから母の口座に支払われている。
(3)他界したおばは、生前自分に何かあったときように、葬儀・納骨等の費用として
150万円の現金を用意しており、その現金を他界した直後遺産整理したおばと母で
75万づつ分けている。
(ちなみに葬儀・納骨には40万弱位しかかかっておらず、
母が払ったようで、残った費用はそのまま現在も母が保持)

【問題及び疑問点】
(1)母に相続権はないと私は思っているが、それが正しいか。
(2)母に相続権が無い場合、遺産を分けたくないと思っているが、
 遺産が母の口座に入っている為、強制的に取得する方法がないか?
 (母はは話して納得する人ではない)
(3)「150万-(葬儀費用諸々)」も遺産の一部ではないか?
  その場合、遺産の分配額が変わってくるのではないか?

父が他界した際にも、遺産相続手続きが8年間なされず、
なおかつ、母からの説明では父の遺産額は紙に書いたメモ程度で、
結局、遺産放棄することとなりました。
前回は学生で何もわかりませんでしたが
今度こそ、法律に則った手続きを行い、後悔したくないものです。

皆様のお知恵を拝借したく。
何卒よろしくお願いいたします。

遺産相続について質問致します。

他界した人物:父方の未婚のおば
  おばは4人兄弟(2人の妹と弟(私の父))
  私の父はすでに他界

上記の状況の為、私の父が受け取るはずの遺産は、
法律的には自分に権利があると私は思っています。

【現在の状況】
(1)私の母が、父が受け取るはずの遺産を母と私で分けたいと言ってきている。
(2)父が受け取る分の遺産は、遺産整理をしているおばから母の口座に支払われている。
(3)他界したおばは、生前自分に何かあったときように、葬儀・納骨等の費用として
150万円...続きを読む

Aベストアンサー

>(1)母に相続権はないと私は思っているが、それが正しいか。
YES
(2)母に相続権が無い場合、遺産を分けたくないと思っているが、
 遺産が母の口座に入っている為、強制的に取得する方法がないか?
>全額遺産が支払われているのなら、口座の入金履歴を記載した
通帳のコピーをとって家裁に返還申立でもするしかない。

>  その場合、遺産の分配額が変わってくるのではないか?
普通は遺産相続でそこまで細かい話をしませんけど・・・

>今度こそ、法律に則った手続きを行い、後悔したくないものです。
普通、父母のどちらかがなくなったら父母のどちらかが一括して遺産相続
するものです。相続税上も、配偶者は1億6000万円までなら相続税が
かかりません。

うちは法定相続割合で分けましたけど、どうせ親の扶養義務とかあるわけで
最後は自分が親の遺産を相続するわけでどっちが金持っていても同じ
なんですけどね。

Q退職金規程の変更(退職金=厚生年金基金の一時金?)

先日退職したんですが,その会社の退職金規程では
「退職金は厚生年金基金の一時金とする。」と変更されていました。そこで質問です。
1)私は退職直前まで変更されていたことを知らないんですが問題だと思うんですが?
2)退職金が厚生年金基金の一時金だけの会社ありますか?退職金がでるだけましなのでしょうか?

Aベストアンサー

#2の方がおっしゃていることは、就業規則の変更に関する手順のことで、詳細は労働基準法をご覧になってください。

就業規則は「従業員に周知する義務」があり、ご質問者が変更を知らなかったということは、それに反している可能性があります。周知されていない就業規則は無効です。

また、就業規則を変更するときには末端の従業員にも変更内容を説明する必要があります。労組の幹部とだけ話しておしまいにはなりません。

労組が存在しない場合は「労働者の代表」ということになりますが、この代表を選ぶ手順にも決まりがあり、会社が手順を守っていない場合は、裁判を起こすことによって当時の就業規則変更が否定されます。

また、退職金の受取額が少なくなる不利益変更の場合は、従業員の一人ひとりから会社が同意書を取り付ける必要がありますが、ご質問者に覚えがないということは、どうも同意書取り付けまではしていないようですね。

ということは、裁判すれば、以前の古い規則に基づく退職金を受け取ることができそうです。と申しますのは、似たようなケースで、会社が同意書を取り付けていないために敗訴した裁判例が沢山あるからです。

ご質問者が有利かどうかについて判断するには、いくつかチェック項目がありますので、必要な書類をもって労働問題専門の弁護士と相談してみるとよいでしょう。

なお、会社の就業規則は労働基準監督署に提出することになっていますから、労基署にてコピーを入手できないかどうか尋ねてみてください。閲覧させてもらえるならば、労働者代表が誰であったかも確認できます。

「退職金が出るだけまし」という表現は、退職金を受け取らない人々からのねたみの表現としては理解可能ですが、法律の話をするときは、「規則がどうなっているか」が議論のスタートラインになります。規則を調べたうえで、権利があるならば、堂々と主張なさってください。

#2の方がおっしゃていることは、就業規則の変更に関する手順のことで、詳細は労働基準法をご覧になってください。

就業規則は「従業員に周知する義務」があり、ご質問者が変更を知らなかったということは、それに反している可能性があります。周知されていない就業規則は無効です。

また、就業規則を変更するときには末端の従業員にも変更内容を説明する必要があります。労組の幹部とだけ話しておしまいにはなりません。

労組が存在しない場合は「労働者の代表」ということになりますが、この代表を選ぶ...続きを読む


人気Q&Aランキング

おすすめ情報