プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よく病院で院長の経歴として○○学会認定医というのをあげてあるのを見かけますが、やはりこのような経歴のある先生はその分野の診療に対して信頼できると考えてよいのでしょうか?
認定医になるのは大変難しい事なのでしょうか?

A 回答 (2件)

 認定医制度は、それぞれの診療分野別(診療科別に)に規則があり、それぞれの学会で認定しています。



 認定医であることと、信頼できる医師であることは、即イコールとは限らないと思います。というのは、「信頼できる医師」の定義が人によって異なるからです。

 しかしながら、学会で「認定医」制度を設けて、医師としての知識・技術を高めるための「認定医」ですから、権威はあると思われます。

 認定医の試験内容などについて、ある学会の下記URLを参照してください。

参考URL:http://www.jsge.or.jp/member/nintei/siken.html
    • good
    • 0

医師の所属する学会の中で最も構成人員の多いと思われる日本内科学会の認定医の資格の取得についてお書きします。



まず受験資格として
内科学会が指定した教育病院もしくは教育関連病院で3年以上の研修を行なうこと。
内科全般にわたる50例の受け持ち患者の一覧表を提出すること。
そのうち21例の病歴の要約を提出すること(必ず内科の9分野にまたがること)。
外科転科症例3例、剖検例3例の病歴要約を提出すること。
試験を受けるまで3年以上、学会に所属し会費を完納していること。

その上で認定医資格試験を受けて、60%以上の正答で合格です。(受験料3万円なり)
認定医に指定されると、5年ごとに更新しなければなりません。5年間で50単位以上、取得するのですが、これは学会の総会に出席すると10単位、内科学会が認めた他の学会に出席すると5単位、原著論文を書くと10単位、症例報告を書くと5単位、内科学会の地方会に出席すると3単位、といった具合です。

認定医の資格の取得や更新に、臨床医としてどのような評価を受けているかということは一切関係ありません。試験の難しさについては、まあ普通に勉強すれば合格できます。
さらに、1983年より以前に医学部を卒業した人については、移行措置ということで試験はなく、学会の会員歴と50例の受け持ち患者の一覧表の提出のみで認定医になっています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!