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アジア通貨危機のことで、バーツ切り下げということばの意味がどうしてもわかりませんので教えてください

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A 回答 (3件)

「切り下げ」という意味は#2の方のおっしゃる通りです。


完全自由相場制を採用している国は案外少なく、多くの国はドルに完全にリンクさせたり、ドルに対してある程度の幅で管理していたりします。EUROについても、対外各国に対してはEUROは完全自由相場ですが、EURO内の各国通貨は基本的に一定の幅を持たせた固定相場に近い形で設定されています(通貨バスケットという考え方)。

タイは通貨バスケットによる管理変動相場制を採用しており、自国通貨の為替レートがある一定の幅を超えると政府が介入するという仕組みを長年とっておりました。この通貨バスケットの大部分が米ドルであったため、実質はほぼ米ドルとほぼリンクしていたのです。
ところが、95年以降、円安ドル高が進むと、強いドルに引きずられてタイバーツが過大評価されているとされ、海外の投資家がバーツを投売りするようになってきました。政府当局はこれを買い支えてきましたが、97年7月についに買い支えきれなくなり、管理為替制度を放棄、自由変動相場制へ移行しました。その結果タイバーツが暴落したわけです。これがアジア通貨危機におけるタイバーツの「切り下げ」の意味です。

故に、お尋ねのタイバーツの「切り下げ」は、タイ政府が何かを意図して実施したのではありません。通貨が下落すれば、タイで生産している自動車や電化製品の輸入部品の価格が上昇して販売が大幅にダウンするでしょうし、急激な輸入インフレにより金利が急激な上昇、現有資産の価値が大幅に下落するなど、国内経済が混乱することは間違いない状況でありながら、やむにやまれず切り下げに踏み切ったというのが実情です。


>日本がインフレ政策をするとかしないとか議論がありますよね?
>これって、イコール「円切り下げ」ってことでしょうか?

もし調整インフレのため政府が介入して円安導入を行なったとしても、海外の投資家がそれを何十倍も超える資金で円買いに走るでしょうから、長期的にはほとんど効果が出ないでしょう。
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どこの国の通貨でもおなじですが切り下げや切り上げは基準となる外国の通貨(バーツの場合は円、ドル、ポンドなど)に対して、自国通貨の換算が不利になるか、有利になるかということです。



例。

9月30日まで  1ドルが100バーツ   100,000バーツ
10月1日から   1ドルが110バーツ   110,000バーツ
1,000ドルの商品を輸入すると支払い金額は右の数字のようになり、支払い金額が増えるので輸入量が減ります。(外貨の節約)一方、従来通り1,000ドルの商品を輸出すると11万バーツの収入となり、生産業者は潤います(国際競争力が強くな
り、外貨収入が増える)国の経済力を回復することは出来ますが、輸入商品や海外への輸入代金以外(運輸・通信料、パテント料など)の支払いが減らなければ輸出で儲けた金を使うことになり、切り下げ効果が上がらなくなります。従って政府は
ぜいたく品の輸入へ特別税をかけたり、銀行の貸し出し金利を引き上げたりして消費を押さえバランスをとろうとします。切り下げは一時的に効果があるものの抜本的な解決策としては成功しない場合が多いようです。

この回答への補足

つまり、わざとバーツ安の状態にするということですか?
極端に言うと、政府が介入してインフレ状態にするということですか?

日本がインフレ政策をするとかしないとか議論がありますよね?
これって、イコール「円切り下げ」ってことでしょうか?

補足日時:2001/10/09 06:20
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かってロシアのルーブル切り下げの関連でこんなのがありました


いかがでしょう?

参考URL:http://www.jeims.co.jp/daily/tyu/tword/98/0825tw …
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