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私が中学生のとき、英語のテストで 「彼は私より背が高い。」という文を英訳するとき、「He is taller than me.」としたら ペケをもらいました。正解は「He is taller than I.」なんだそうですが、「He is taller than me.」の方が よく使われるような気がします。その他、学校の英語と実際の英語との乖離が見られます。みなさんは 私と同じような経験は ありませんか。その他の例で、みなさんが 体験したことを 教えてください。

A 回答 (4件)

とかく学校の英語の先生は文法とか構文には詳しくても実際にネイティブが使っている生きた英語を学んでいないのが現状です。

あなたの「He is taller than me.」だってネイティブは平気で使っていますし、むしろそうした言い方の方が普通です。もちろん正規の文法から見たら間違っているかもしれませんが。
あなたの学校の英語の先生はもしネイティブスピーカーがいたら対等に会話できそうですか。それとも文部科学省の英語教育方針のみに従って英語を教えているだけですか?
もし、後者だったら、残念ながらあなたは運が悪いと思って、学校では最低限の文法やボキャブラリーを吸収し、試験に受かる程度の勉強をし、独自に英会話の勉強をした方が将来あなたのためになりますよ。特に学校で教わる例文は信用しない方がいいです。ネイティブの前で使って恥をかくだけですから。
私も中学、高校と学校英語を結構真面目にやりましたが、結局英語をしゃべれるどころか、聞いても読んでもわからないという苦い経験があります。それで、今になって英会話スクールに通ったり、TOEICを受けたり、外国のメル友を作って毎日英語でメールを書いたり、週に1回、国際電話で英語で話す練習をしています。
学校英語から離れて数十年経ちますが、やり直しの英会話を始めて2年でかなり話せるようになりましたよ。

例えば「お久しぶり!」というのを英文にしたら、学校英語では「We have never seen each other for a long time.」とか「It's been a long time.」などを正解とすると思うんですけど、実際に多く使われているのは「Long time no see!」です。
日本人だってアメリカ人だって日常的に文法を意識してしゃべっているわけではないですからね。言葉はだんだん言いやすい方向へ変化して行っているのです。
参考になれば幸いです。

この回答への補足

私が その問題を再認識したのは フランス語を学習した時の事です。フランス語では「Il est plus grand que moi.」となります。moiは jeの教勢形ですから、英語のmeは フランス語の moiに あたると考えて 納得した感じです。ちなみに フランス人向けの英語の文法書にも 「"He is taller than me" se dit aussi.et plutot couramment.」という記述が ありました。

補足日時:2001/10/10 03:49
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>後者だったら、残念ながらあなたは運が悪いと思って、・・・
後で その英語の先生に聞いたら、「He is taller than me.」とも いうとか言っていましたが、ペケにせざるを 得ないとの事でした。日本の教育では 英語は「コミュニケーションの手段」よりも「学問」として捉えているので 私に限らず 仕方ないのかもしれません。ですから 日本人は日本語の文法よりも英語の文法に詳しいという 皮肉な現象が起こります。それから 英語は 英米人の言葉であって 日本人の言葉では ありませんからね。言葉は 生き物ですし 時代とともに変遷します。

私の場合、英会話は あまり 勉強しませんでしたが、翻訳の勉強をしました。初歩的な例ですが、「He」は「彼」、「She」は 「彼女」と 教わりますが、日常会話では あまり 使いません。私は そういう訳語にも 疑問を感じました。

日本は 昔の漢文の学習を 英語に取り入れたからでしょうね。今は 少し 事情が 違っているかもしれません。

お礼日時:2001/10/10 03:44

実際に使用される言語に基づいて記述された文法を「記述文法」といいます。


それに対し、文法家によって規範的に定められた文法を「規範文法」といいます。
「規範文法」は17-8世紀ごろ成立し今も「学校文法」の礎となっています。一方「記述文法」が文法家に採用されるようになったのは20世紀以降です。

「記述文法」ではHe is taller than me.が正しいということになりますが、
「規範文法」ではHe is taller than I.が正しいとされます。
何故こういうことにかるのか述べたいと思います。

1 「『記述文法』では何故He is taller than me.になるのか
(学校では-- than I と習ったのに、実際は何故—than meになるのか )」
という問題

  after 「後に」before「前に」という語と比較して考えてみましょう。
 「私は彼の後から(/前に)出て行った」といいたい時、英語では
I went out after(before) he. とも
I went out after(before) him.とも言いい,共に正しいとされます。
文法的には
前者のafterは「heの後にdidが省略されている」とみなされ接続詞と呼ばれま
す。
一方、後者のafterは「後に目的格が来る」ので前置詞と 呼ばれます。
これは「記述文法」の基づいた考え方と言えます。

これを、「after(before)は接続詞であるからhimは間違いでheにすべきだ」
と言う人はおりません。ネィテブにとっては、thanも他のafter等接続詞前置詞
両方を兼ねる語と同じものだと言う感覚があるようです。したがって thanも
after,before 同様に後に主格目的格両方の形を取るのでしょう。
  
  まだ続きます。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>「規範文法」は17-8世紀ごろ成立し今も「学校文法」の礎となっています。
というと、シェークスピアの時代かな?

日本人は 自国語の文法には疎いのに、漢文から始まって 外国語の文法が大好きですね。それで「規範文法」の呪縛から逃れられないでいるのですね。英語だって 生きているんだから、そんなに文法が好きなら、いっそ 英語をやめて ラテン語でも学習したらいいって感じです。ただ、学ばされる方は たまったものじゃ ありませんけど。

お礼日時:2001/10/10 13:04

子供の頃から日本と海外を転々とした経験より…


特にアメリカに住んでよく感じたことなのですが、
HE DON'T WANT TO GO.
と言った感じで、日常の会話ではいわゆる三人称のSを
省いて話す人が多いように感じます。
それからよく歌とかでも見受けられますが、
YOU AND MEと言う人の方が多いですよね~。
不思議ですね。

この回答への補足

回答有難うございます。

>HE DON'T WANT TO GO.
と言った感じで、日常の会話ではいわゆる三人称のSを
省いて話す人が多いように感じます。
スコットランドでは 3人称のsが 省かれる と聞きました。アメリカでも そういう傾向があるんですね。それから、 口語では wantは あまり使われないようですね。wannaが よく使われますね。私は中学生のとき、will,may,canなどの助動詞が変化しないのを疑問に感じました。doも sが つかなくなる傾向があるんですね。

補足日時:2001/10/10 13:09
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この回答へのお礼

No.1の方の回答に対する補足でも書いたように、フランス語のように meが Iの強勢形に なっているんでしょう。Iも 昔は小文字で書かれていたのに、最近になって
ネット上では 再び iが よく使われています。

お礼日時:2001/10/10 13:29

2「では何故『規範文法』ではthanに限り、接続詞の用法のみ正しいとされるのか(何故afterならI ,meどちらでもよくて、thanに限ってI だけが正しいと学校では習うのか)」


以下は私の推測です。19世紀には、これまでの規範文法に加えて、「歴史言語学」
と言う学問が生まれ、英文法にも影響を及ぼしました。その結果「用法の正当性を判断するのにその語形の歴史を遡る」という方法が取られるようになりました。
thanは副詞のthen「その時、それから」に由来し、両者が区別されるようになったは17世紀以降です。
My sister gets up earlier then(than) I gets up.(便宜上綴りは現代英語にした)本来「私の妹はより早くおきる。それから, 私が起きる」と言う意味
   →My sister gets up than I (does).
→My sister gets up than me.
thanは, 副詞thenが接続詞thanに変化し、後に前置詞化したことが
予想されます。
   
一方、after は副詞(現在はafterward)前置詞の用法に始まり、
   これが後方照応(後の語句を指す代名詞の用法)のthatを伴い
   後そのthatが省略されてafterは接続詞とみなされるようになった。
   I went out after that + She went out.
「私はそれの後出て行った」+「(『それ』とは)彼女が出て行った(こと  
  だ)」
   →I went out after she did.
→I went out after her.
  (現代英語でもin that, but thatなどthatを伴って接続詞の用法になる前置
  詞がわずかですがあります。このthatはもと指示代名詞でした)
Afterは、前置詞から接続詞になり再び、前置詞になったようです。
  
   規範文法がthanが接続詞であることに固執したのは、thanがafterと違って
   生まれながらの接続詞であったことが原因の一つであったと思います。
   きわめて大雑把な推測ですが,英語史に詳しい方がいましたら
   ご教示お願いします。
 
3 「結局 than me 、than I どちらを使ってもいいのか 」
 どちらでもいいでしょう。ただし「文にあいまい性が生じない」と言う条件を満
した上でも話です(結局ネィテブの感覚はこの一言に尽きます!)。
以下の場合は区別する必要があります。(参考書に昔からよくある例文です。しかしこれも文脈による判断が優先されるのが普通です)   
She loves him better than me(meは男子).
「彼女は僕より彼の方が好きなんだ」
She loves him better than I(Iは女子)
「彼に対する彼女の愛情は私のより強いわ」
 
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