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平行平板電極において、過電圧の短径波を多数回、同じ条件で印加したとき、同じ条件であるのに、電圧印加後に火花放電が起こるまでの時間にかなりのばらつきがあるのはなぜなのですか? よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

放電現象は、落雷現象に見るように、ある程度、確率的(蓋然的な)現象ではないでしょうか。


また、同じ条件といっても、平行平板電極の間の空間の条件は同じでしょうか?放電が起こった後の間の空間はプラズマ状態であり、放電しやすい状態にありますがどうでしょうか。
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大気中ならとりもなおさず,真空中でも流体によっては,


電極の様相は1回の放電ごとに異なっていると思わなければなりません.
いまうまくいって,でも酸化されて次はいまいちでも,
これで酸化膜がはがれてさらに次では調子よく・・・とかもあり得ます.

また,放電による電子放出には,材料から出て来るものと,
電極近傍の電場で放出されるものとがありますので,
電極の状態によっては両者の優位性が異なり,放電開始の状況が様変わりする可能性があります.
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いくつか思いつくところを挙げてみますと、



平行平板電極の端部は、電界集中を避ける処理(エッジを丸く整形する)をされていますか?もし、端部の整形が不十分だと、端部での電界集中(と部分放電)の影響が出るかもしれません。

実験の前に何度か予備放電をされてますでしょうか?電極表面の様相(汚れ、微小な突起など)の変化で放電が影響を受ける場合もあったかと思います。

放電開始を安定化する処置(たとえば電極表面やギャップへの紫外線照射など)はされていますでしょうか?(電極表面へ紫外線照射すると、一定量の光電子が放出されて、放電開始条件を整える効果があったかと)

放電開始時間のばらつきは、どの程度(数μ秒以上?)でしょうか?(平等電界での放電で、上記処置が取られていると、μ秒の遅れは出なかったような)
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