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http://security.okweb.jp/kotaeru.php3?q=1304497
の質問と少し関連すると思うのですが、

なぜ品種改良で作った食品は食べても良いのに、
遺伝子組み換えで作った食品は安全性が分からないと言われるのでしょうか?

品種改良も遺伝子組み換えもDNAを組み替えるのですよね。

(1) 遺伝子組み換えだと、なぜ、安全性が保証できないのでしょうか?
(2) 遺伝子組み換え食品で、過去に問題があった例はあるのでしょうか?(動物実験など)

A 回答 (7件)

ちょっと長ったらしく書いて混乱させちゃったかもしれません。

m(__)m

>全ての組み替えが・・・

ですが、現在のいわゆる「遺伝子組み替え技術」では、前の私の回答の最初と、二番目、つまり、

○元の遺伝子を一部壊しちゃうので、変な物が発生する危険、

○ちゃんと入ったか確認するマーカーがどうしても必要なので、この関係ない遺伝子が悪さをする可能性、

の二点はどうしても防ぐ事ができません。

他の方法なら問題があるかないか、というより、この方法は現状ではどうしてもこのふたつの問題をクリアできないという事です。

他の方もおっしゃるように何分歴史が浅いので、これらの及ぼす影響については、安全性が確立されているとはいいかねる状況です。

ただ、マーカーで使ってる抗生物質耐性の例のように、一度そういう状況を作ってしまったら取り返しの付かない部分も結構ありえるって感じでしょうか。

まだ、実験室の外に出せる段階ではないのに実用化してるって感じを受けています。
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No.3です。


補足質問に対する回答をさせていただきます。

(1)遺伝子組み換えだと検証できない、というのは、組み替えの程度が大きすぎるからでしょうか?

→いいえ。組み換えの程度の問題ではなく、私たちの摂取量と摂取期間の問題です。
遺伝子組み換えの歴史は浅く、私たちは量的にも期間的にも、組み換え作物を摂取しきれていません。したがって、安全性や危険性を検証できるところまで達していないのですね。
品種改良の歴史は古く、私たちは検証に十分と思われる期間、量ともに品種改良作物を摂取できています。

品種改良も遺伝子組み換えも、自然状態では発生しないであろう作物を作り上げる、という意味では全く同じです。ですが、遺伝子組み換えは、品種改良では決して生まれないものまで作ることが可能です。とうもろこしに害虫を殺す成分を組み込むだけでなく、豚にホウレン草の遺伝子を組み込むことだって可能なわけです。

しかし、品種改良であれ遺伝子組み換えであれ、もっと言えば自然界に存在するものであれ、人体に悪影響があるかどうかを検証するためには、ある程度の検証期間が必要ですよね。
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こんにちは。



まず、「遺伝子組み換え」という技術その物の問題ですが、

◯現在行われている「組み換え」法では、入れたい遺伝子が入れられる遺伝子のどの部分に入るか全く制御できないのです。
これによって、新しい遺伝子が入り込んだ部分の遺伝子が壊れ、元からあった性質が失われてしまったり、おかしな変移個体が生じてしまったり、本来作るべき物質がちゃんと出来ずに毒物を産生してしまったり・・・という危険が除去できません。

◯現在の方法では遺伝子がちゃんと入ったかどうかを確かめる必要があるので、本来入れたい遺伝子の他に、マーカーというある特別な性質を持った遺伝子を一緒にくっつけて入れます。
これには現在、人間の治療に使われている抗生物質に細菌が抵抗する性質発揮する性質「抗生物質耐性」の遺伝子が用いられています。
なので、この組み換え作物を畑に植えるという事は、抗生物質への薬剤耐性の遺伝子を人為的に自然界にバラまくという事を意味し、細菌などがこの性質を獲得してしまうと、「耐性菌」という抗生物質が効かない菌が発生し、本来全然関係ない、人間の治療に問題を来す恐れがあります。

◯実用化されている特定の遺伝子組み換え作物の場合ですが、ラウンドアップという強力除草剤に対する耐性遺伝子を組み込んだ作物があります。
これはアメリカで既に広く実用化されていて、ラウンドアップという除草剤を使う事で、除草剤を使う回数を減らす為に作られたものですが、本来、作物にしかないはずの、ラウンドアップ耐性遺伝子が、畑の回りの雑草に取り込まれる例が多発しています。
こうなると、ラウンドアップが効かないスーパー雑草が発生し、手でむしるより除草の方法が無くなってしまうという事例が既に出ています。

他に、昭和電工トリプトファン事件というのがあり、原因が遺伝子組み換えであると特定はされていませんが、トリプトファンを微生物を利用して作っていたのを、収量をあげるように遺伝子組み替えをした微生物に替えた結果、今までの製造工程で除去できない有害物質が発生し、アメリカでこれを健康補助食品として常用していた人に数千人の被害者が出て36人だったかな?死亡しました。
http://www.bioethics.jp/naox_trypto-j.html

この事例では、「遺伝子組み替え技術の問題じゃなくて、昭和電工の品質管理の問題だ」という論調もあるようですが、そういう余分な物質が予想も付かない状態で派生する可能性を示している点では、今までの品種改良は毒性の植物と掛け合わせたりする場合とはずいぶん違うといえます。
なお、この点については、放射線で突然変異を起こさせる方法も同類と言えます。

◯害虫退治の為に、植物自体にBT毒素という物質を作らせる遺伝子を組み込んだ物が実用化されていますが、この植物をは、害虫だけでなく、この植物を食べたあらゆる虫を殺してしまいます。
この性質も回りの雑草に取り込まれる例がすでに出ています。
また、じゃがいもでは形が異常になる例もあるようです。

この回答への補足

ありがとうございます。・・・これは怖いですね。

#4さんの書いているとおり、すべての組み替えが悪いわけではなく、害虫退治とかとかの遺伝子が危険、ということでしょうか。

補足日時:2005/07/12 17:59
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とくに問題となっている遺伝子組み換え食品は、


寒さや乾燥に強いとか収穫量が多いとかではなくて
昆虫などがそれを食べると死んでしまう毒性を持つ
品種なのです。
そのおかげで農薬を使わなくて良いから環境にも
やさしいというわけですが、作物自体に在来種に
無い毒性があること(哺乳類には影響が無いとさ
れているけれど...)を考えると消費者が不安にな
るのはもっともなことです。

怪しい食べ物を出された時のように、
「私は、あとで食べるわ。」
とか言って他の人が食べて平気なのをきっちり確認
してから食べるのが正解なのです。

SF的な話になると、ほとんどの人に影響が無いが、
ある人種の人が病気になるような品種も作ることも
原理的には可能なわけで。。。

この回答への補足

> とくに問題となっている遺伝子組み換え食品は、
寒さや乾燥に強いとか収穫量が多いとかではなくて

そうだったのですか。

>SF的な話になると、ほとんどの人に影響が無いが、
ある人種の人が病気になるような品種も作ることも
原理的には可能なわけで。。。

それは恐ろしいですね。
これは品種改良(改悪?)で生まれる可能性はないのでしょうか?

補足日時:2005/07/12 17:57
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■まず、前置きですが、


「自然の摂理に反しているかどうか」の一点で論ずるなら、品種改良も遺伝子組み換えも「反している」と言えます。
◇南方でしか育たなかった米を、東北地方でも栽培できるようにしたり、
◇収穫前に倒れてしまう性質があり収穫量が多くなかった小麦を、背丈を低くして収穫に耐えうるものにしたりと、
多種多様な品種改良が行われてきました。質問者のおっしゃるとおり、品種改良は極めて原始的な手法による遺伝子組み換えであるといえます。

■なぜ、遺伝子組み換え食品は安全性に疑問符が付くのか。
(1)歴史が浅く、危険性や安全性に関する「結果」を、私たち自身の体で十分に検証できていない。
(2)私たち自身の持つ、得体の知れないものに対する恐怖感
によるものと思われます。

■過去にあった問題例
極めて少ないですが、知っている限りでは、
(1)遺伝子組み換え技術によって、害虫を殺す物質を分泌する機能を付加されたジャガイモをネズミに食べさせ続けたところ、腸の壁が薄くなるなどの変化が表れた。
(2)害虫を殺す効果を持たせた「BTコーン」が、害虫だけでなく、「オオカバマダラ」という蝶の幼虫まで殺してしまった。
こういった報告があります。

この回答への補足

ありがとうございます。
>品種改良は極めて原始的な手法による遺伝子組み換えであるといえます。

だとすると、#1さん#2さんとは違うことになりますね。つまり、「組み替えの程度の差」、ということでしょうか。

>(1)歴史が浅く、危険性や安全性に関する「結果」を、私たち自身の体で十分に検証できていない。

遺伝子組み換えだと検証できない、というのは、組み替えの程度が大きすぎるからでしょうか?


>(2)私たち自身の持つ、得体の知れないものに対する恐怖感

これは私もあります。

によるものと思われます。

つまり、程度の問題なのでしょうか?

補足日時:2005/07/12 17:54
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遺伝子組み換えは自然界ではありえない生物になりますよね。

それを今食べたことにより、自分の精子や卵子に影響がないと50年後、100年後まで、保障できるのでしょうか。

また、参考URLにもありますが、殺虫成分を持つ農作物を作ったとして、それを食べた昆虫に抗体ができた場合など自然界にどれだけの影響を与えたの動植物への影響まで考えていたのでしょうか?

英語のサイトになりますが、
An evil of Genetic recombination Corn で検索をかければかなりの情報がヒットします。

参考URL:http://hwj.corecolors.com/news/technology/story/ …
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品種改良は、自然的に摂理に則って改良されたものです。


人の手が加わってますが自然界ではあり得ない交配ではないのです。

遺伝子組み換えは、自然界に存在しない組み合わせなのです。

1)自然の摂理に応じて改変されたものは自然が可能としたものです
  食物連鎖の1連にいる我々は(自然に組み込まれている)
  自然が認めたものなら問題はないと判断できます。

2)二千年の歴史の中で品種改良による人体弊害は出ていないと
  言えますが、遺伝子組み換えの歴史は浅いのです。
  今から100年に影響があるとしたら、誰も判らないでしょう。
  遺伝子組み換えは過去の検証時間が短いので安全性に問題がある
  とも無いとも言えないのです。ただ自然の摂理に外れているので
  脅威と取られることはありますね。
  遺伝子組み換えで殺虫効果の高い稲穂ってあった場合、食べる気は
  しませんね。
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