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低レベルな質問ですが、好気性微生物は呼吸をする(酸素を取り込む)ことによってエネルギーを作り出し、生命を維持しているのでしょうか?
酸素はあるけど、有機物が無いという条件下では生きていくことが出来るのでしょうか?
とてつもなくレベルの低い質問でしょうけど、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

バクテリアは,酸素が必要(好気性)か必要でないか(嫌気性),有機物が必要(従属栄養)か必要でないか(独立栄養)によりまして,好気性独立栄養細菌・好気性従属栄養細菌・嫌気性独立栄養細菌。

嫌気性従属栄養細菌の4種に大別できます。(詳しくは,炭素原に何を利用するか,エネルギー原に何を利用するか等で詳細に分類されます。)

ご質問の酸素があり,有機物のない状態でしたら,好気性独立栄養細菌が活動しているのではと思います。これらのバクテリアは,各種の無機イオンを酸化することでエネルギーを得ています。

具体的に有名なものは,亜硝酸菌や硝酸菌などの硝化細菌,そして鉄細菌や水素細菌等がおります。これらが存在しますと酸素は消費されてしまいます。鉄細菌は酸性の強い水でないといませんから,一般的には硝化細菌かと推測されますが…

【硝化細菌】
・亜硝酸菌(ニトロソモナス属,ニトロコッカス属など) アンモニア→亜硝酸
・硝酸菌(ニトロバクター属,ニトロコッカス属など) 亜硝酸→硝酸

鉄細菌(ガリオネラ属など)二価の鉄→三価の鉄
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この回答へのお礼

ひとくちに好気性微生物と言っても様々な種類がいてそれぞれにエネルギーを得る方法があるのですね。

なるほど、よく分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/13 18:30

好気性微生物とは酸素を使用して有機物を分解する微生物であり、有機物を空気中の酸素で酸化して栄養源にし、発育、増殖します。



従って栄養源の元となる有機物が無い条件下では生きていく事は出来ないと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございます。

BOD測定で、「植種水に試料を入れたもの」と対照実験(?)として「植種水のみ(有機物が無い状態)」の溶存酸素測定を行ない両者よりBODを算出しています。
「有機物が無い=栄養源が無い」ので酸素は消費されないことになるはずなのに、溶存酸素は減るとのこと。
これは何故なのでしょうか?
水中ではまた違った動きをするのでしょうか?

せっかく回答頂いたのにしつこくしてごめんなさい。

お礼日時:2005/07/12 23:14

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