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香港が、独立国になるのは
どうなんでしょうか?

このまま、中国の国に吸い込まれちゃうんでしょうか?

返還から、50年後、社会主義国に変わっちゃうんでしょうか?
それとも、どうなっちゃうんでしょうか?

香港の人たちは、どう思ってるんでしょうか?

A 回答 (6件)

 こんにちは、少しだけ中国について勉強したので解る範囲でお答えしたいと思います。


q1.香港が、独立国になるのはどうなんでしょうか?
A 答えを先に書きます。 「非常に困難です。」
 香港は、1842年に南京条約で香港島を清朝(中国)からイギリスに永久割譲され、色々な歴史がありました。1941年には、太平洋戦争勃発により日本軍が香港を占領しましたが、1945年の日本敗戦によりイギリスの植民地に復帰しました。
 1997年にイギリスの租借地と割譲地域を中国へ返還し8年近く経過しています。
 現在は、基本法の規定により行政長官(特別行政区の首長なので「特首」と呼ばれています。)がいます。
 返還時に董建華(とうけんか)氏が就任しましたが、香港の政情が安定しないため、(北京の意向と言われています。)今年の6月16日に曽蔭権(そういんけん)氏が就任いたしました。
 香港の政情が安定しない原因には、
(1) 特首の選出方法が、2008年迄に特長及び立法会の選出方法を直接選挙に移行しようと議論されていましたが、2004年に全国人民代表大会において否決された怒りがあるます。
(2) SARSウイルスによって、700人が死亡したのに医療が改善しない不安要因があります。
(3) 返還ブームが過ぎ、SARS不安による観光客の激減がもたらした経済の不安定等の状況から(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hongkong/keizai …
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?04&f=politi …)を参考に
 これらを不満に感じる香港住民による大規模なデモが、頻繁に行われています。
 中国を良く知らないバカな日本のテレビ局は、香港のデモを中国国内の反日デモと同様に勘違いし報道しています。
(古舘伊知郎さん、河野明子さん、長野智子さん、加藤千洋さん、市川寛子さんを含む報道STATIONのスタッフ等は、中国情勢を把握しきれないバカなマスコミです。)(http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/free/tokuhou …)を参考に
(余談ですが、加藤千洋さんは、北京支局にいたのにこんなことさえ解らなかったのでしょうかと私達の間では、話題になりました。
 「マスコミを鵜呑みにしないっでね。」
 だから、朝日新聞や朝日放送系列は、従軍慰安婦問題を訂正できずにいるのではないでしょうか?)

 特に、2003年7月に香港で50万人規模な治安維持立法反対デモが起きたことを見る限りでは、香港住民の民主主義は、遠のいたと思われます。
 ANo.3の方が答えているとおり「治安維持立法」は、香港もそうですが台湾にとって非常に危険な法律です。

q2.返還から、50年後、社会主義国に変わっちゃうんでしょうか?
それとも、どうなっちゃうんでしょうか
 結論を先に言います。ANo.1の方が答えている通りなるのが一番良い方法と思います。
 
 中国の共産主義政策は、行き詰まりにきつつあると私達の間では、考えています。
 問題点
(1) 経済特区の設置によって貧富の格差が一層拡大しています。
  北京、上海は、日本の生活水準に迫っていますが一歩農村部へ入ると「赤ちゃんを捨てないで」政策看板があります。
  貧しい農村の若者たちは、経済特区を目指して移住してきますが、職が見つかりません。(日本の昭和30年代同じで農村から東京(都会)へと同じだと先輩が言っていました。)
  このことを、変に利用する団体がいて、現在の中国国内で頻発する反日デモの一因になっていると考えています。
  また、官僚や公務員の業者との癒着は、最悪となっています。
(2) 一人っ子政策の歪が生じてきました。
  中国の人口は、13億人います。1979年に始まった一人っ子政策によって今後、日本以上に高齢化が進むとともに男性(家庭内での女子誕生に対しては、非人道的な措置が行われたと言われています。)の若者が多く、結婚のできない男性が4,000万人になると言われており性的な暴力行為が心配されております。
  また、ヘイハイズ(黒孩子)が4,000万人もいると言われています。この人々が特区の闇世界で暗躍しており、犯罪の恒常化しつつあります。

(3) 特区地域での経済発展が中国のエネルギー資源を枯渇させようとしており石油、石炭等の輸入量は、日本に追いつこうとしています。
 (マスコミが話題としている、東シナ海での海底資源は、中国にとって生命線となりつつあります。)
  中国の産業は人件費が、安いとのことで世界中の企業等が中国国内で製造業を営んできましたが(日本のユニクロ社がいち早く進出し業績を伸ばしましたが5年以内に撤退すると思っています。)南アジア(インド、ベトナム等)に経済が移行しつつあると言われています。
  まだ、職人やプログラマー等技術を必要とする力が備わっていないのが中国経済の現状であると言われています。
 
 以上のような事項は、大きな中国にとって小さなことかもしれませんが、とても13億人の人口を満足させることは、できません。
 中国の若者が農村から離れ農産物需給率が下がり、国民が食べることができない状況となった場合が、一番中国の危険な状況と考えられます。

 この時が香港の独立のチャンスと考えられますが、果たして香港住民を導くリーダーが出てくるのでしょうか?
 また、中国から独立をするには、軍が必要となりアメリカの軍事力に匹敵する中国軍を相手に香港住民が立ち上がるでしょうか?(台湾は、支援するでしょうけど、アメリカや日本の支援は、難しいでしょう。)
 
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この回答へのお礼

なるほど、詳しい解説ありがとうございました。
軍が必要とかなると、かなり大変な事になりますね。

いろいろ、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/22 00:49

独立国になる必要はないというのが自分の見解です。

1997年の香港返還によって50年は現体制を維持することができるということは、他の方の指摘どおりです。香港行政官は中国政府の息がかかった人間が就任し、民主主義が崩れているという見方もありますが、むしろ中国が社会主義体制を維持できるかという疑問があります。
中国は市場開放により経済発展の恩恵を受けています。行政機関が社会主義体制であっても、実際には資本主義経済が中国の発展を支えている現状があります。当然世界各国から情報が入り、中国国民がどんどん裕福になるにつれ、民主化を要求する声が出てくると思います。もはや共産党の一党独裁が難しくなっています。いくら強権を発動しても、中国は民主化の道に進む方向にあると思いますね。いつとは言えませんが、2047年までには中国も資本主義国家になっていると思います。

現在の香港については、在住の中国人の友人に聞いたことがありますが、政治面では着実に中国化しつつあるということです。政治面ではそうですが、経済面ではさほど英国統治時と変化は無いということです。急激に中国政府が介入すると、民主主義を知っている香港住民を抑えられないということも分かっているようですね。
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この回答へのお礼

中国も資本主義国家になるんですね。
現在の香港も変化はないんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/22 00:44

中国という国家はいまだに春秋戦国の時代と変らない国家運営なんですね。

現在の北京政府は北部の省あたりの政治局員と軍部が入り込んで役人をしているのですね。天安門のときも南から来た本来の治安軍隊が命令に従わなかったので軍隊を北方の省から列車で運んできたんですね。つまり、いつでも北京政府は入れ替われるということですね。香港や深浅などは北京政府の意向だけでは動きませんね。逆に言えば、中国がみだれればいつでも分離独立可能ということですね。ただ香港のみということではなく上海などを含めた南中国として分離独立の可能性はありますね。自由化の波の中で7000万人の共産党員が10億の民は統率できないですね。自己崩壊の道しかないようにみえますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/22 00:41

反国家分裂法なる法制定まで行っている中国では、この法のもとで武力行使が可能なのです。


だから、犠牲者が100万人出ようが1,000万人出ようが実行するでしょう。
ともかく、天安門事件までには3,000万人以上の人民を殺しているからです。
それに、チベットにおいては120万人以上もチベット人を殺戮している事実を考えると反対する者全てを殺すでしょう。
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この回答へのお礼

そうですか、かなり怖いですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/22 00:38

香港島と九龍半島南部はイギリスは無期限で租借していたので、場合によれば独立と言うこともあったかもしれませんが、中国に恫喝されて返還しましたからもう無理です。



中国が香港のようになり、香港が中国のようになるということでしょう。
あとは闇社会の縄張りがどうなるかでしょうが、中国共産党がマフィアのドンになって片が付くでしょうね。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/22 00:36

中華人民共和国は近年大幅な変化を繰り返しています。


そして最近の経済成長に伴い、
国内の歪みが急速に蓄積し、
さまざまな問題がおきています。

そんなことを考えるに・・・
「50年後」に現在と同様の「中華人民共和国」は無いと思います。
そして、その転機が早ければ香港が独立する可能性はなくはないでしょう。
その時は、台湾、チベット、ウイグル、内モンゴルといった自治区等は独立する時かもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2005/07/22 00:33

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