イスラム教の歴史(内容)と、アメリカ同時多発テロを分かりやすく教えてください!!
あと、イスラム原理主義とイスラム教は違うんですか?(ビィンラビィン氏はイスラム原理主義なんですよね?)

A 回答 (2件)

下の方がていねいに答えてくださっていますね。



確かに、とても簡単には答えられないのですが、今考えていることをちょっとだけ。

今回の事件に関して言えば、本来はイスラム対西洋社会の戦いなどではありません。アメリカ大統領自身もくり返しそう言明しています。ただ、イスラム人口が多い第三世界(ほとんどがいわゆる開発途上国)と「先進国」とのギャップはますます大きく、第三世界の絶望はとても深い。それが爆発したもの、と考えることはできると思います。
そして、アメリカがどう言おうと、攻撃を受けている側の人々は、それをアメリカによる第三世界・イスラム世界に対する攻撃だと受け取っている。アメリカのメディアも、そうとられることを容認している、と私は思います。

世界の人口統計上、イスラム教徒はキリスト教徒より多く、十億人以上います。キリスト教徒が多い「西洋社会」はそれをかなりおそれていて、さまざまなメディアを通してネガティブキャンペーンをやってきました。厳格で、おそろしげなあごひげを生やした人たち・・・という印象がありますよね。あれは決してイスラム教徒の平均的な姿ではありません。本来はイスラム教というのはかなり寛容な宗教なのです。
ついでにいえば、原理主義というのはその思想を厳格に信仰・実践する考え方で、いろいろな宗教・思想にあります。キリスト教原理主義というのもあって、世界は神がつくったものだから進化論は認めないなど、極端だけれどアメリカでは結構パワーを持っています。実際進化論を教えていない地域も結構あるんですよ。原理主義というのは不寛容を旨とするので、他者に厳しいという側面があり、テロリズムに走る危険性があります。確か、松本健一氏による同タイトルの本があります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってごめんなさい。
詳しく書いていただいてありがとうございました。

お礼日時:2001/11/03 19:24

とてもじゃないけどここだけでは語れない、非常に込み入った問題です。


だからものすごく簡単に説明します。

かつて欧米化(=近代化)を目指した中東『諸国』ですが、産油国では実際は一部の王族・特権階級が支配している『オイル・マネー』の恩恵を一般庶民が受けることなく、貧富の差を激しくしただけのもの。
産油国以外ではその政策・構想の甘さからことごとく失敗しました。
オイル・マネーはその国の政治支配力=権力を高め、物質的には豊かになっても不自由なものとなる。
『欧米諸国の真似をすると貧富の差が激しくなる。だったらイスラム教の教えを忠実に守った社会のほうがいい』と考える人たちが多くなりました。
もともとこの考え方は1880年あたりからあるものですけど。

したがって近代化とは中東諸国の庶民層には嫌悪と侮蔑そのものなのです。
この王族・特権階級と仲がいいのは当然、その恩恵を受ける欧米諸国、中でもアメリカはその中心にいるわけです。

湾岸戦争当時、周りの中東諸国が米国の参入に反対したのは米国が守っているのはクウェートやサウジアラビアの国民ではなく、その特権階級層を守る為だと考えたからです。
現在、米軍はサウジに駐留し、なおかつイラクの制空権を制圧したままとなっています。
ビンラディンが、嫌悪と侮蔑の象徴・米国が『この地にいる限り戦う』との声明を出しているのはこの為です。

さらに、米国は『イスラムの聖地に入植してきた中東諸国の宿敵・イスラエルを支援する国』なのです。これはこれで庶民層には受け入れがたい事実なのです。

イスラム原理主義の根源とされているのは、かつてエジプトのナセル大統領時代に、誕生させるに一役買った『ムスリム同胞団』が、ナセル大統領が政教分離をうたった事から反発、大統領がこれを弾圧したことから始まったとされています。
厳格なイスラム教の戒律に基づく理想国家の設立を目指すのがイスラム原理主義です。

現在の中東諸国ではイスラムの教えから、『無抵抗な者への攻撃』は許されないこととして、WTCに旅客機を突っ込み、多数の人を犠牲にしたテロを非難してはいますが、庶民感情からは『また、金持ち階級にゴマをすりに来たアメリカ』とか、『明確な証拠も呈示せず、戦力的に見れば無抵抗に近いものへの攻撃をするアメリカ』と見られているため、反対運動も激しくなっているのです。

以上、簡単に説明しました。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってごめんなさい。
詳しく書いていただいてありがとうございました。

お礼日時:2001/11/03 19:21

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