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- 回答日時:
授業で習った部分を紹介したいと思います。
スチレンとメタクリル酸メチルの重合は逐次重合で起こります。
逐次重合は段階的に重合していくので、単量体が二量体を形成し、
更に三量体、四量体・・・・という風に重合が進んでいきます。
重合度と反応率の関係を考えてみると初濃度をC0(0は添え字)、反応時間tにおける未反応モノマー濃度をCとすると反応率Pは
P=(C0-C)C0 (0は添え字)
で表されます。Pによる反応速度の表現は微分方程式を解いて得られます。
Co*kt=P/(1-P)
重合度の数平均重合度Pnは最初に存在した官能基の数N0(0は添え字)と時間tにおける官能基数Nの比となります。
Pn=N0/N=C0/C=1/(1-P)
逐次重合で高分子のポリマーを得るためにはかなりの反応率まで上げなければならず、そのためには組成比が重要になってきます。
スチレンとメタクリル酸メチルの混合比を50:50にすると残っているモノマーはいません。
もし組成比をかえると(50:48でも)溶液中に未反応のモノマーが生じます。
スチレンはガラス転移温度が100℃程度であるのでとても粘度があり、溶液中に多く存在すると粘性が上がるのだと思います。
文が下手ですみません。
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