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一部の人々は古代の英国人のピグミーの一種であるというようなかんがえがあるようなのですが、これについて英文学的観点からはどのように考えられているのでしょうか?
そもそも妖精というものは英文学上どうようにかんがえられているのですか?そして上記のような意見に対して英文学的観点からはどのように考えられているのでしょうか?

A 回答 (1件)

妖精を調べておられるなら既にご承知と思いますが、「妖精」はアイルランド伝説、ケルト神話、ドルイド教を元にする伝承です。



アーサー王伝説からして魔女モルガン・ルフェはキリスト教の隆盛に対抗するドルイド教の女司祭で妖精クー・フーリンの師匠を務めたといいますし、シェークピア「真夏の夜の夢」の妖精女王ティターニアの「テイタン」という名称自体が北欧巨人族の伝承である事を示しています。
つまり、妖精伝承は英国に置いてはキリスト教が根付く前の土壌として民間信仰の基礎を成しているのです。

また、このように妖精と言っても巨人族も含んでおり、ドワーフ、ゴブリンなどのような小人さんばかりではありませんから、「=古代人の小人」という説で全体を語る事はできません。
文学に与えている影響をお調べになるなら、ケルト神話やドルイド教に関する書籍から入られると良いかと思います。

http://island.site.ne.jp/fairy/
http://www.pluto.dti.ne.jp/~merlin/

参考URL:http://island.site.ne.jp/fairy/
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