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キリスト教の東方教会では、旧約聖書はマソラ本文版と七十人訳聖書をもとにしていて、新約聖書については奉神礼で一年を周期として通読されるようなのですが、新約はどういう聖書が使われているのでしょうか?

以下のWikipediaを読んでみたのですが、よくわかりません・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%96%B9% …

ご存じの方、教えてください!

A 回答 (2件)

日本の正教に限って言いますと、


日本に正教信仰が伝わったのは、ロシアの修道司祭
「ニコライ・カサトキン」が1861年に伝えたとされています、(御茶ノ水のニコライ堂として残っています)
聖書(新約)その元になったのは「我らの主、イイスス、ハリストスの新約」で、それを「ニコライ」が
日本語に約し、「ニコライ訳新訳聖書」として、
その後の布教に使われました、
現在でもその聖書が公式の典礼に使われています、

この回答への補足

なるほど。

現役の『我等の主イイスス・ハリストスの新約』は、教会スラブ語聖書を底本に、ギリシャ語、KJV、漢訳なども参照しつつ、明治時代に翻訳されたものだそうですね。
『聖詠経』(詩篇)は、七十人訳ではなく、マソラ本文を礎としたロシア正教会シノド版ロシア語旧約聖書から行われた翻訳されたと聞きました。

補足日時:2005/07/23 18:43
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基本的には、旧約・新約聖書ともに、東方正教会、カトリック、プロテスタントとも同じです。



東西のキリスト教がお互いに破門しあうのは、1054年のことですが、新約聖書はそれ以前に成立しています。

カトリックは、司祭などの聖職者は、神の言葉を、一般の人々に伝える役目をする(教導職 Magisteriumといいます)とされていますが、
東方教会は司祭などの存在を認めておらず、神の下に同格の人間がいるという、プロテスタントに近い教義です。

この回答への補足

ありがとうございました。
新約聖書については、東方正教会、カトリック、プロテスタントで正典は共通であるとわかりました。東方正教会ではヨハネの黙示録を認めないという記憶があったのですが、10世紀ごろには正典と認められたようです。
ただし、書簡の配列は東西教会で異なり東方では使徒行録の後に公同書簡・パウロ書簡(牧会書簡・ヘブライ書を含む)をおくとか。

旧約聖書については七十人訳聖書(ユダヤ教聖典である旧約聖書の古代ギリシャ語訳)を旧約正典として扱うと言われますが、マソラ本文も使用される場合があるようですね。

ちなみに、カトリックでは、ギリシャ語七十人訳聖書をラテン語に翻訳したヴルガータを旧約聖書の正典としていますし、ルター訳の聖書では、七十人訳聖書をもとに旧約聖書からマソラ本(ユダヤ教徒によって編纂されたヘブライ語聖書)にないものを排除し、新約聖書からも『ヤコブの手紙』、『ユダの手紙』、『ヨハネの黙示録』を排除しています。
旧約聖書の正典マトリックスがみつかりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%B4%84% …

補足日時:2005/07/23 18:41
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