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 あまり知識は無いのですが、祖父の影響で古銭を好きになり集めています。

 一円銀貨について教えてください。
同じ一円銀貨でもなぜこんなに価格に幅があるのでしょう?
(800円~50,000円くらいの幅があります。)
同じ古銭商のお店でも価格がまちまちです。製造年次、程度などで希少価値が違うにしてもあまりにも幅が大きいように感じます。

あと、コインのラベルに修正品との記入があるのを見受けるのですが意味を教えてください。(お店の人に聞くのが恥ずかしいので。すみません)

A 回答 (2件)

日本貨幣カタログには、貨幣の種類ごとに発行年ごとの発行枚数(イコール現存枚数ではなく、当然のことながら現存枚数はこれより少なくなる。

で、実際に見ていただくと分かるのですが、発行枚数は年によってケタ違いにばらつきがあります。特に発行枚数が少ないような年のコインは、それだけ値が上がる、ということは言うまでも無いでしょう)、大まかな状態ごとの市場価格がそれぞれ書かれています。また、何年が発行されてて、何年は発行されていない、と言う事が分かるようになっていますので、収集をされるようなら一冊は手元に置いておくべきでしょう。

わたしも9~10年ほど収集をやっていますが、古銭について知らない人に見せると、「これ、いくらしたの?」という旨の質問を、必ずといっていいほどされます。
そこで、「いくらしたと思う?」と聞いて見ると、中にはそれなりの価格を言い当てる人もいるのですが、結構次の2つに分かれます。

 1,大して値段がしないと思って、実際に買った値段の何分の1程度の金額を言う
 2,メチャクチャ貴重だと思って、実際に手にはいる金額の何倍もの数字を言う

 1は、質問者様が言っているような、一円銀貨の特年号などがそれにあたるでしょう。
 2は、たとえば質問者様の周りでも、ギザ10が何百円で売れると勘違いしているヒト、いませんか?(それこそ、未使用クラスから何千円以上にもなったりしますが、普通に小銭とかで見かれる手の物は、99%、額面に毛が生えた程度でしょう)そんな感じの人です。

 ネットオークションで、1の手の人が出品した物は、運が良ければ良い物が格安で入手できる場合がありますが(ただし、たいていは知らない人が出しているので、贋物を掴まされる危険性もあり)、2のケースだと、ぼったぐられます。
 
 したがって、ある程度知識を得るまでは、ちゃんとしたお店で買われることをお勧めしておきます。

 
>明治・大正・昭和の貨幣を中心に安くても沢山の種類を収集し年代ごとに事務仕事的に整理するのが好きです。一つ一つに思い入れはあまり無く、ファイルの空きを埋めていく作業に喜びを感じています。

最初はみんな、そうなんですよ。ただ、やっていくと分かると思いますが、どうしても埋まらない穴が出てくるんですね。それは、特年号であったり、それほど高価なものではないけれどもあまり見かけないものだったり(たまにこの手のものがあります)。
で、ある程度たまってからが人それぞれで、他の分野に手を出したり、大金積んででも埋まらないものを探し求めたり、あるいは状態のランクを上げていったり・・・人それぞれですね。

ちなみに、私の場合は適当に集まったところで別の分野に手を出している今日この頃です。
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この回答へのお礼

度々、ありがとうございます。
私も昔、ギザ10円が倍くらいの値で売れるとのインチキな情報を友人に知らされ何十枚も集めていました。需要があって初めて高値になるので、誰でも集められる物に倍の値がつくはずも無いのですが。
相場や価値を知る目を持つ事が集めることが好きな人には重要ですよね。私も、きちんとした店で本物を見る目と相場感を養って行ければと思っています。
koba-shonenさんは、新聞を集めているとの事なのですが、あまり需要も供給もない市場のように思うので・・・・大変でしょうね。でも、古い新聞や雑誌って読み出したら止まらないくらい楽しいですよね。当時の風情なんかが感じられて。昔の新聞広告で『ヒロポン』って覚せい剤が、当時では栄養ドリンクのような宣伝文句で載っているのをみて驚いた記憶があります。

お礼日時:2005/07/22 19:47

古銭を収集しています。

(最近は、新聞関係を中心に集めているので、古銭『も』やっている、というほうが性格かもしれませんが。数年前までは古銭中心でした)

日本貨幣商協同組合が毎年発行している『日本貨幣カタログ』はご存知でしょうか?
もしお持ちで無いのでしたら、1400円(+税)と、古銭収集に関する本としては結構手頃な値段ですし、いろいろ載っていて、ぺらぺら見ているだけでも面白いので、一冊手元に置かれることをお勧めします。

>同じ一円銀貨でもなぜこんなに価格に幅があるのでしょう?

これは、状態・年号によって、かなり差が出るわけですが、年によって発行枚数にバラツキがあるのと、一円銀貨の一番最後の発行が大正3年で、何だかんだいって90年も前なのです。古銭やっていて、寛永通宝や永楽通宝などを手にするようになると、「90年前の物」というのは“比較的新しい”という感覚を持ってしまいそうですが(何しろ、寛永通宝は江戸時代初期からありますし、永楽通宝はもっと古い。しかも、千年以上前の古銭が普通に店に並んでいたりする)、質問者様の家で、古銭以外でそんな90年前や100年も前の物って、家の中にどのくらいあるでしょう?古銭やっていない人の感覚からすれば、90年前は“物凄い古いもの”です。
 で、そこまで古い物になると、当然のことながら状態の良い物は少なくなります。本当に状態の良い物は、市場に出ている物の中で1%も無いと思います。その1%を探し求める人が少なからず居るため、当然のことながら希少価値が膨れ上がるわけです。本当に特年になってくると、5万円で買えないような代物もあると思いますよ。
 もちろん、お店によって値段の付け方はそれぞれでしょうから、お店によって高い安いがありますが、コイン一枚一枚の状態なんて千差万別です。
 古銭の集め方は人それぞれで「状態は多少下でも良いので、安くたくさん集める」の段階で満足する人もいれば、「ある程度集まったから、もっと状態の良い物が欲しい」という人もいます。自分にあった収集スタイルを確立されるのが良いですよ。
 あとは、前述のカタログを持っておくメリットは、「適正価格を知る」という意味もあります。特にネットオークションでたまに居るのですが、たとえば板垣退助の100円札で、特に稀少番号でも無いような物を1枚何千円で出品していたりする人がたまに居ます。そういうのに焦って手を出さないようにするためにも、適正価格を知っておくことは大事です。

>修正品
 一円銀貨は、もちろん国内でも流通したと思いますが、海外の貿易でも使われています。「貿易銀」みたいなものですね。あの当時、欧米列強や中国、日本などで、似たようなサイズ、重さの銀貨が貿易に使われており、東アジアを中心にある種の通貨戦争になっていました。
 一円銀貨や貿易銀の一部に刻印された「丸銀」というのはご存知でしょうか?それと似たような感じで、特に中国の両替商では銀貨に刻印をする習慣(といっていいものなのかどうかは良く分かりませんが)があり、「荘印」などといったと思います(ちょっと、記憶があいまいで、もし間違っていたらごめんなさい)。その刻印があると、一円銀貨の価値は↓ということで、それを修正したりする場合があり、そういったものを「修正品」と言ったりします。
 
 まあ、この辺は積極的にお店に聞いたほうがいいと思いますよ(答えられない物を売っているというのもちょっと・・・と思いますし)。

 以上、参考までに。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。なるほど、状態の良さを求める人と、それ以外の人の意識(価値観)がこれほどの価格差を生んだのですか。ただ、一円銀貨以外はある程度相場が決まっていて、それほど値段に幅がないように感じ不思議に思っていました。
『日本貨幣カタログ』については、そういうものがあるのはネットで知っていましたが、「適正価格を知る」という利用方法があるとは知りませんでした。(標準価格が載っているのでしょうか)早速、手に入れたいと思います。私は、明治・大正・昭和の貨幣を中心に安くても沢山の種類を収集し年代ごとに事務仕事的に整理するのが好きです。一つ一つに思い入れはあまり無く、ファイルの空きを埋めていく作業に喜びを感じています。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/21 20:51

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