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ソクラテスの人間観について教えていただけますか?

A 回答 (2件)

ソクラテスは知っていた、ということです。


全て知っていた。神も、あの世も、霊界も、
自らがどこからきて、どこへいくのか、
知っていたという事です。
しかしこの世の知識人というものたちが、一体、
なにをしっているのだろうか、
彼らの知識は河原の石ころの数を数えているような知識
であり、意味の無い知識はいくら集めても智慧には
ならないのだ、そこを間違ってはいけない!
真に真理を知らない知識はいくら集めたところで、
何の意味もないという事。
愚にもつかない知識を勉強したところで、人間はわからないということです。世の中はわからない。神の世界はわからないということです。
転生輪廻はわからない、
知性という光を通じて、知性というフィルターを通じて神の世界、
霊界、あの世の世界を明らかにするという事。
知性を重んずる時代には神の道も知性的に説く必要があるという事
感性に訴えて説くだけでも、悟性に訴えて説くだけでも、理性に訴えて説くだけでも駄目であり、知性に訴えて説くことが最も良いのである。
その説法は臨機応変というか、人に応じて説く融通無碍なものであります。
有名な汝自身を知れ、とは自分自身の反省に立脚せよ、自分の良心に目覚めなさい、そして議論を通じて自らが無知である事、魂の真実にたいして、無知である事を悟らせる手法を取った。帰納法でも演繹法でもないわけです。
人間は間違った考え、愚かな考え、欲望に振り回されてますが、それは無知にもとづくものであります、その無知に気づかせるためにいろいろな
ところで、いろいろな人に説法した。ということです。
知性をつかさどる神が地上に降り、哲学の原型を造ったという事でしょうか。まさしく知天使と言うべき偉人であります。
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 ソクラテスのこの行動は、問答法を用いて人々と対話しました。しかし自分は物をよくわきまえていると自負する相手が「知っていると言っていることを、実は知らないのだ」ということに気づきました。「ソクラテスの死」はご存知ですよね?ソクラテスは、彼をを憎む人々から裁判にかけられアテナイの若者を堕落させたということでしけ判決をうけたのです。
彼の最も重視した概念は、よい生き方としての徳(アレテー)です。また、徳を実践する者の人生は幸福であるとも主張しました。彼は死刑判決をうけてから逃亡する機会はいくらでもあったのに逃げませんでした。

 簡単な説明をもちまして、彼の人間観は、自分は知っているようで、より深く考えると何も知らないと認めることができるような、また法によって定まったことを受け入れる、自己矛盾しない(彼はアテナイをとても愛したのです。)
人間観を持っていたのだと思います。
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