エアコンの真空引き

Question

エアコンの真空引きについて
なぜ最近のエアコンは真空引きが必要か？
真空引きをしないとどうなる？
を教えて下さい。
電化製品に疎いので分かりやすくお願いします。

あと『真空引き』と『真空抜き』って意味は同じですか？

eugenk · Accepted Answer

真空引きについては
以下を参考にするとわかりやすいかも？

大丈夫? エアコンの取り付け
http://allabout.co.jp/family/electronics/closeup/CU20020625A/index2.htm

手抜きですみませんが。
エアコン工事だけは真空引きにかかわらず、例えば、家の壁に穴を開ける工事が必要な場合など、工事する人の丁寧さによって仕上がりが結構違ってくる気がします。（量販店で購入の場合、工事する人が誰だかわからないのがネックです。いい人にあたればいいですが）

参考URL：http://allabout.co.jp/family/electronics/closeup/CU20020625A/index2.htm

hiro9000 · Answer

水分により
・膨張弁の針弁部の低温部分で水分が凍結を起こし、弁の作動不良、オリフィスを閉塞して運転不能にする。
・冷媒系統中に塩酸、弗化水素酸を生成させ、これらの酸が金属部、圧縮機の弁、軸受けなどの重要部を痛める。

空気により
・潤滑油を劣化させ、潤滑性能阻害、軸受を痛める（水分でもある）
・凝縮圧力を高め、吐出ガス温度を上昇させ、軸動力が増大・冷凍能力が減少する。
最近のエアコンに限らず基本的には必要な作業です。

truth77 · Answer

真空引きをするのは、冷凍効率が落ちる原因となる「雑気」を冷凍サイクル内（管路内）から抜いてしまうためです。

雑気の中で最も悪さをするのが「水蒸気」です。
この水蒸気が、冷凍サイクルのエクスパンジョンバルブ（膨張弁）のところで凍り付き、冷媒の流れを悪くし（冷凍効率が悪くなります）、最悪の場合、流路を塞いでしまいます。（全く冷えなくなります）

他の雑気（窒素や酸素）は、冷凍サイクルにほとんど寄与しませんので、やはり冷凍効率が落ちる原因となります。

真空引きが必要なのは、最近のエアコンに限ったことではありません。
業務用エアコンや車載エアコンなどは、以前より真空引きを行っていました。
家庭用エアコンに関しては、以前は「掃気」と言って、冷媒ガスを管路内に吹き込んで空気と置換する方法が取られていましたが、管路内に結露があったり、事前に雨水等が入っていたりした場合には十分な効果が得られないことと、掃気によって冷媒ガス（フロンガス）の大気への放出が問題となるので、かなり減って来ているのだと思います。

私は『真空抜き』という言葉は初めて聞きました。

mkk-SR2 · Answer

なぜ最近は真空引きをするか？

以前はエアコン内蔵ガス押し出しによる冷媒回路（ガスパイプ等）充填方式が有りました。この方式では多少のフロンガスが大気中に放出されます。現在は環境に良くないので禁止されました。

しないとどうなる？
空気（水素、酸素、窒素、等）とフロンガスの混合ガスが出来上がります。
そのようなガスを使うように設計されていないので性能を発揮出来ません。
さらに空気中には湿気（水分）が存在します。水分は回路を腐食させます。そのうえ運転して冷却されれば、氷となりコンプレッサー、エバポレータやエキスパンションバルブを詰まらせ故障します。

引きと抜きは同じ意味です。

参考URL：http://members.at.infoseek.co.jp/aircon2003/

エアコンの真空引き

真空引きについては

水分により

真空引きをするのは、冷凍効率が落ちる原因となる「雑気」を冷凍サイクル内（管路内）から抜いてしまうためです。

なぜ最近は真空引きをするか？

似たような質問が見つかりました

関連するカテゴリからQ&Aを探す

デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング

マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング