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「バブル経済は日本経済をストック化させた」とはどういう意味なんでしょう?ご存知の方教えてください。この方面に無知なのでできれば分かりやすくお願い致します。

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A 回答 (3件)

「経済のストック化」とか「ストック経済」とかは、用語としては完全に確立されたものではないと思っているので、人によりその意味が違うのかも知れませんが、野口悠紀雄「ストック経済を考える」(中公新書・1991年)の定義では、「毎年あらたに生産され支出されるフローに比べて、過去から引き継がれた資産や資本などのストックの相対的な重要性が大きい経済」という事になっています。


「宵越しの金を持たない」「失うべき何物も持たない」のが典型的なフロー経済で、「宵越しの金を持ち、失うべきものをもつに至る」のがストック経済、という事です。

定義を正確にフォローしているは別にして、無理に判りやすい例にすれば、サラリーマン生活で、新入社員の頃は、貯金する余裕も無く、月々の収入やボーナスをほぼそのまま消費に回して、「給与が増えれば、それも使ってしまう」という生活(=フロー経済)だったのが、年をとり家族も持つと、どうにか貯金もたまってきたし、またいつ住宅を取得するか悩まなくてはならなくなる(=ストック経済)、といったところでしょうか?

因みに、野口悠紀雄は、株などの金融資産は、対外純資産(例えば米国債)を除けば、日本全体では資産と負債で相殺されるし、土地はほとんど取引がないまま評価されているので、これらを除いた純固定資産(=住宅・建物・機械など)に注目すべき、と言っています。土地や金融資産を除いた純固定資産の、国内総生産に対する割合は、1970年代に急上昇しているので、ストック化は、80年代後半の資産インフレ(=土地・株のいわゆるバブル)のような短期的な現象ではない、とその本の中では考えられています。

「バブル経済は日本経済をストック化させた」というのは、土地・株を除外しない点で、野口悠紀雄と違うだけなのか、はたまたまるで別の考え方なのか、よくわかりませんが…。
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ストック化のオリジナルの意図又は意味は別として、次のようなことが言えると思います。



バブル期以前は日本の企業はP/Lつまり、期間損益を中心に活動し、B/Sはあまり注視されませんでした。
また、B/Sに多額の株式や土地が計上され、多くの含み益があったので特に銀行はこれをてこに、高格付けを取得しておりました。

ところが、バブル崩壊により、株や不動産の価格が値下がりに転じると、上記のプラス要因が逆にマイナス要因になり、日本企業のB/Sは毀損しました。そして、格付けはどんどん低下していったのです。

現在、日本企業は過大な株、不動産、設備に対する投資を圧縮するとともに過剰な負債を削減しつつあります。日本企業のこのような行動は、ミクロに見るならば個々の企業のROA(総資産利益率)などの指標を好転させ、格付けに好影響を与えるため、全く正しいと言えます。ところが、このような行動はマクロには、有効需要を減退させるため、景況感は落ち込みます。これを「合成の誤謬」と呼びます。

このように余裕のある企業ほどどんどん負債を削減つまり借入金を返済しており、銀行は貸し出し先に大変苦慮しております。銀行の収益源は今でもやはり、貸し付けによるものが柱ですので、収益的にも非常に苦しい状態です。おまけにこの株安でB/Sがさらに毀損しており、まさに泣きっ面に蜂の状況です。

ストック化というのはこのように、経営のベースがP/Lというフロー主体のものから、B/Sを意識(いやでも)せざるを得ないものになったきた過程をいうのかもしれません。
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バブル経済の時、不動産や株がどんどん値上がりしたので、多くの人(会社)たちが投資をしましたよね。

そのお金は、銀行から出ました。ところが不動産・株価が下落して、貸付金を回収できなくなりました。これが不良債権です。従って銀行は貸すお金の余裕が無くなってきました。

つまりお金の流れ(フロー)が悪くなり、固定化(ストック化)してきたのです。
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