プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

Cov(X+Y、Z)=Cov(X、Z)+Cov(Y、Z)
これって、XとYを足したものとZとの共分散でしょうか?
どなたか、簡単な例で教えて下さい。 XとYの共分散までなら分かります。 40%の確率で期待値がX=20,Y=30,Z=40
60%の確率でX=10、Y=50、Z=30とかだったら上のし式はどうなりますか? 他の例でもけっこうです。

A 回答 (2件)

たとえば、3つのデータ


(X,Y,Z) = (1,1,1),(1,2,2),(2,3,2)
があったとすると、
Cov(X,Z) = E(XZ)-E(X)E(Z) = (7/3)-(4/3)(5/3) = 1/9
Cov(Y,Z) = E(YZ)-E(Y)E(Z) = (11/3)-2(5/3) = 1/3
Cov(X+Y,Z) = E((X+Y)Z)-E(X+Y)E(Z) = 6-(10/3)(5/3)=4/9
となりますから、
Cov(X+Y,Z) = Cov(X,Z)+Cov(Y,Z)
が成り立っています。
※Eは平均値の意味です。

質問の後半ですが、期待値だけから共分散を求めることはできません。上のように具体的なデータの組か、(X,Y,Z)3次元の確率分布が必要です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

やっと今分かりました。分かりやすい例題ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/30 14:54

こういう問題は、一歩前に戻って計算するのが一番です。



X,Y,Z の期待値をそれぞれμx,μy,μzとおけば、
Cov(X+Y,Z) = E[{(X+Y)-(μx+μy)}{Z-μz}]
 = E[(X-μx)(Z-μz)+(Y-μy)(Z-μz)]
 = E[(X-μx)(Z-μz)] + E[(Y-μy)(Z-μz)]
 = Cov(X,Z) + Cov(Y,Z)
となり題意は示すことが出来ます。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

こうなっていたんですね、ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/30 14:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A