プロが教えるわが家の防犯対策術!

No.1457654でも質問されていますが、やはりサッカーでファウルを受けた後の、シュミレーションまがいの倒れ込みに納得がいきません。それもひとつの戦略、文化だからという説明に一理あることは理解できます。
しかし脚をひっかけにきたディフェンダーを引きずってでも前に進む、ケズられてもルーズボールを追う、そういったプレイも魅力あるものだと思います。

1.そういったスタイルを日本から発信していく、みたいなことは不可能(倒れなきゃ、より危険なタックルで倒しにくる結果になったりとか)なのでしょうか?

2.過去を含めて、そういったタフなプレイヤーをご存知でしたら教えてください。(すぽると!に出てくるサッカーリーグの範囲なら助かります)

A 回答 (3件)

No.1457654でも意見を述べた者です。



仰るような行為は、正直申しまして私も大嫌いです。
この件については色々思うところもあるのですが、本格的に書き始めると途方もなく長い文章になりそうなので、とりあえず設問の部分に対する私の考えだけを書いてみます。(それでもかなり長くなると思いますが・・・)

まず(1)についてですが、世界的に見れば日本はまだまだサッカー後進国であり、残念ながら日本の発信するメッセージが欧州や南米の国々に影響力を持つかというと、少々悲観的にならざるをえません。

ただ知っておいて頂きたいのは、あえて日本が先頭に立つまでもなく、仰るような行為はFIFAを始めとする世界のサッカー界で長く問題視され議論されてきたということです。

『シミュレーションまがいの倒れ込み』という言葉を使っておられますが、何年か前まではシミュレーションという反則そのものがサッカーには存在しませんでした。
その種の演技が時を追うにつれて急増したため、FIFAが『それはサッカーの魅力を損なう悪質な行為である』と断じて新たにシミュレーションという反則行為を制定し違反者には厳しく処分するようになったわけです。それだけでも悪質な演技というものは随分減り、一時に比べれば『だいぶマシ』になったと思います。

またサッカーでは、選手がすぐに起き上がれないような怪我をした場合はボールを外に蹴り出し、再開時にはそのボールを蹴り出した側にに戻すという習慣があります。

これはフェアプレーとして賞賛され奨励されてきたのですが、その習慣を利用しあるいはそれに甘え、一度倒れたらプレー中断まで起き上がらない選手というのが激増しました。
その大半は、ボールが外に出れば起き上がって平気でプレーを続ける(つまり大した怪我ではない)わけですから、以下はちょっと確信はないのですが、『無闇にボールを蹴り出してプレーを中断しないように、倒れた選手は出来るだけ速やかに立つように』という通達みたいなものがFIFAから出されたような話を聞いた覚えがあります。
そのためか最近は、無意味に長々とグラウンドに倒れている選手、それに応じて簡単に外にボールを蹴り出すという行為が少し減っているような気がします。

例が長くなりましたが、サッカー界自体がこの問題に対して無関心で無策なわけではないということです。
ただ非常にデリケートな問題であるため有効な撲滅策というものが見つからないだけで・・・『サッカーというスポーツをより魅力あるものに』という想いは、たとえばFIFAにとってはそれはまさに死活問題であるため、我々などより遥かに深刻な気持ちがあるはずです。


(2)についてですが、最も身近でわかりやすいのは中田英寿選手ではないでしょうか。

彼は若い頃から、少々ぶつかられても倒れまいとする意志がはっきりと見える選手でした。なにかの記事で『だって簡単に倒れる選手ってカッコ悪いでしょ?』という本人のコメントを読んだことがありますが・・・ペルージャ時代、追いすがって体をぶつけて来る選手をはね飛ばしながらドリブルで疾走する彼の姿は最高にカッコ良かったですね。

1982年、21歳でスペイン・ワールドカップに出場したディエゴ・マラドーナは、各国の激しい集中砲火を浴びました。何度も何度もグラウンドに倒れ込み、しかし主審がファウルを取ってくれないことも多く、最後はブチ切れてブラジルの選手に蹴りを入れて退場となり寂しく大会を去りました。

しかし4年後のメキシコ大会、見違えるほど逞しい体になり精神的にも成長した25歳のマラドーナは、相変わらず厳しいマークを受けてもそれをはねのけ、足を蹴られても引っ張られても何とかしてプレーを続けようとする強い意志を見せました。
その結果マラドーナは、他を圧倒する素晴らしいプレーでアルゼンチンを優勝に導き『サッカー史上最高の選手』とまで讃えられるようになりました。

プラティニのファンであった私にとってマラドーナは目の上のタンコブ以外の何物でもなかったのですが、あの時の彼は・・・やはり抜群にカッコ良かったですねえ。


余りにも大げさに痛がったりする選手に嫌悪感を覚え、タフで前向きなプレーヤーに魅力を感じるという点では私も質問者様と同じです。

中田選手に憧れたサッカーを始めた少年たちが『大げさに倒れたり痛がったりするのはカッコ悪い』という意識も受け継いでくれたら素晴らしいのですけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「簡単に倒れる選手ってカッコ悪い」と考えるチームが活躍すれば少しは変わるのかな、という気がします。願わくばそれがサッカー日本代表であり、Jリーグの各チームであれば・・・

お礼日時:2005/08/08 20:47

シュミレーションまがいの倒れこみは選手によります。

いい事ではありませんが、時間帯や戦術上で必要な場面は出てくることは仕方のないことです。

1については日本から発信するというよりも、FIFAが厳しく対処しています。シュミレーションはあまりにも反則を取ってもらおうという意図が多かったために、フェアープレーの一環として厳罰にしています。しかし本当に怪我をしているケースもあるので、実際には審判の判断も難しいという部分もあります。

2は中田はいい例でしょう。反則を受けてもなかなか倒れません。また削られても大げさに痛がったりしません。この意味においては彼は世界最高のプレーヤーです。彼ほど痛がらないプレーヤーは見かけませんね。三浦カズもシュミレーションはしない選手でしたね。

余談ですがアレックスに見習ってもらいたいですよ。ちょっと蹴られただけで、チャンスなのにプレーの流れを完全に止めてしまうほどに大げさにやっていますから。ちなみにレッズサポですけど、彼のこの部分だけは好きになれません。とにかく南米系の選手に多いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
同じファウルをもらうなら、決して倒れなかったナカタが(戦略上ワザととしても)倒れた方が効果的だと思うのは、本末転倒ですかね・・・

お礼日時:2005/08/08 20:42

1 逆にそんなプレーは危険ですね。

倒れこんだ方が衝撃が少なくて済みますしね。サッカーやったらよくわかると思いますけど、倒れる時は倒れますし、シュミレーションみたいなことは以外に少ないですよ。シャツをこっそり引っ張ってる事もあるし・・・w

2 中田英寿なんて簡単に渡さないし、倒れないですよ。

思うに、そういったプレーを見るならラグビーを見たほうがいいように思えます。
ラグビーはサッカーの傍系ですからね。昔のサッカーのルールはラグビーのルールに極めて近いですし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
受け身としての倒れ込みは必要かと思いますが、その後プレイ続ける意志が感じられないのは「?」です。
ラグビーはサッカーから派生したスポーツですよね。ルールは違えども、双方ともいい意味での「タフ」なプレイが大きな魅力のひとつだと思っています。サッカーだから・・・というのはもったいない気がします。

お礼日時:2005/08/08 20:37

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