プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の父は内装の仕事をしています。アスベストが今深刻な問題になっていますが、私の父も23年ぐらい前からアスベストを貼るためのボード(?)を切って加工していました。聞くところによると、むせるほど、思いっきり吸い込んでいたらしいです。母はその作業着を毎日洗濯していました・・・。
本当に心配でなりません。早期に発見するためには、どのような検査をすれば良いのでしょうか?
仕事場で毎年やるレントゲン検査(健康診査)で確実に発見できるのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんばんは


アスベストの飛散状況の測定などの仕事をしていたものです。

23年前というと、1980年代前半になりますが、私の記憶では、アスベストの危険性が1975年あたりから米国などで大きく取り上げられ、それと同時に日本でも自主的に徐々に使用が見送られて、特殊な場所(ボイラー、船舶のエンジン、自動車のブレーキパット他)以外では、1980代後半からはほとんどの建築の現場で、発砲ウレタンや、ガラス繊維などを含む代替品が使われたように思います。
「内装」関係の工事では、なおさら使われることを見送ることが多いと思います。

ボードとしてアスベストが含まれるものに、以前よく使われていたものに、駐輪場や工場の屋根などに使われた波型のスレート板などがありますが、これに関しても1980年代中半ごろには撤去の対象となり、その現場にもよく立ち会いましたので、新たに使われることはなかったと思います。天井の化粧板などにも含まれるものがあったと聞いたことがありますが、これに含まれるアスベストはおおむね白石綿(クリソタイル)と呼ばれる現在でもだいたいの聞かない場所で主に使われている、最も危険性の低いアスベストで、なおかつその含有量は数%程度のようでした。現在では、1%以下のものでなければ、製造、輸入が禁止されているようです。

また「むせた」と記述がありますが、やはり1980年ごろからはアスベストの危険性が認知され、現場などでは必ず特殊なマスクの使用が強く指導されたようです。公共事業や大手ゼネコンのもとでは、必ず使用させられたように思い出します(撤去、測定の際ですが)。

お父様に一度、アスベストであるかどうか確認されるのがよいように思います。アスベストでなければ一安心でしょうし、お母様のほうは心配ないでしょうから。
ただ、「むせる」ほどほこりを吸い込む状況では「塵肺」などになってしまう危険性も考えられますので、呼吸器科などのある病院で一度検査してもらうのがよいかもしれません。会社の定期健診などでは早期発見は難しいかもしれません。

また、アスベストであった場合も、一度呼吸器科などに行って詳しく検査されたほうがよいように思います。
あるいは、労働基準監督署が相談などの窓口になっていますので、一度相談などに行かれるのもよいかと思います。

監督所以外の相談先や役に立ちそうなURLです
http://www.asbestos-center.jp/
http://park3.wakwak.com/~banjan/
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/07/tp0729-1.html
    • good
    • 0

#2です。


今日(8/12)の新聞でこのような記事がありました。
首都圏にお住まいなら、ご利用になるのもよいかと思います。
http://www.asahi.com/life/update/0812/002.html
    • good
    • 0

まずは専門医の受診をおすすめします。


とりあえず近くの労災病院があればそこで受診してください。また、労災病院でなくても「産業医学科」という診療科を持つ病院も専門診療科になります。聞きなれないかもしれませんが、内科医、外科医といったように産業医という専門の医師がいます。アスベスト問題を詳しく扱ってくれると思うので、実際の作業の経歴などを話して相談してください。
またWEB検索で「産業医学」と入力してもいろいろサイトが出てきますので、参考にしてください。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/2 …
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!