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畑で野菜を栽培している農家なのですが、今年になりマメコガネが大量発生してかなりの被害を受けています。いままで、このような被害はありませんでした。せいぜい毛虫が除去できるくらい付く程度でした。

特にブドウが壊滅的で、一枚の葉に3~10匹ほどが付き数日で一本の木を食い荒らして行きます。出来はじめていた実にも黒い斑点が出てしまいました。
現在、ブドウからトウモロコシ、枝豆などにも移りはじめて被害は拡大しています。
3週間ほど前に、手による除去とバーナーなどによる大量駆除をしたのですがまったく無意味でした。

今年の昨年までと違う点は、牛糞を昨年より100Kg程度多く仕入れたこと。新たにブロッコリー(種)、サツマイモ(苗)、山芋(苗)を栽培し始めたこと。

この被害を抑えるにはどのような対応をすればよいのでしょうか?農薬などは使用したくないのですが。
よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

ちょうど病害虫の分野を勉強している者で、興味があったので回答させていただきます。


農薬の使用を避けたいそうですが、これからのことを考えると農薬も一つの手段として考えておかないと被害が翌年以降拡大する恐れもあるかと思います。
マメコガネムシは、ぶどうにとって大きな被害を出しますね。成虫の飛来最盛期は7月~8月中旬ですのでそろそろピークは過ぎるところだと思います。集団的に飛来するので適時、農薬散布が決め手だと思います。樹幹を蹴るとマメコガネムシが落ちてきますので、それを集めて焼却処分という手もあります。この場合は行動の鈍い早朝に行ってください。(成虫は棚をゆすると落下するので地面にビニールシートを敷き,活動がにぶい早朝に落とし,集めて焼却する。)
激発時は、散布を7日間隔で行ない,長びかないように注意することが大切みたいです。使用農薬はスミチオン水和剤,ミクロデナポン水和剤,ディプテレックス(水溶剤,乳剤,粉剤)のいずれかを選択してください。
防除期間が長期にわたるので,7月下旬以降の防除にあたっては果房の汚染が懸念されます。したがって噴霧口を新しいものにかえ,細かい粒子で散布します。
サツマイモ植栽地や大根などの畑地にコガネムシは産卵します。やはり予防が大事です。
また、とあるゴルフ場でコガネムシの発生被害対策で、
ペットボトルの上を切除し、逆さに内向けに入れ、台所用洗剤だったか、蜂蜜、砂糖水を入れるとそこにコガネムシが大量に入り、溺死してしまう方法での防除を紹介していました。一日でものすごい量がとれていました。たぶん光のあるところに集まる習性があるので、なるべく光源のあるところに設置すると良いのかもしれません。地域の改良普及員の指導を伺うことおすすめします。もし質問がありましたら答えられる範囲で調べて回答させていただきます。
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NO1です。

先ほどの補足で、牛糞などの堆肥はコガネムシ類の温床になるようです。堆肥の分解が進むと発生が減るみたいですが、すぐに対処することは出来ないですよね・・・。実習の時のことを思い出すと牛糞などのところにコガネムシってたくさんいたような気がします。あのときに幼虫を植え付けてたのではないかなぁと思います。あと関係ないかもしれませんが、堆肥を掘り返すとカブトムシの幼虫がたくさん出てきて大量に飼育する実験していたことがありました。コガネムシの幼虫とカブトムシの幼虫って似ていますからね。
また、天敵を紹介しますがコガタスズメバチ、モンスズメバチです。ちょっと怖いですね。でも調べていていい
勉強の機会になりました。
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただき感謝します。
本当に勉強になりました。
早速、実践したいとおもいます。
現在は、被害が拡大しないようにと思い「ナガコガネグモ」を20匹程捕まえてきて、ブドウ畑に網を張らせています。効果はほとんど無いですけど(笑)。
天敵は、スズメバチだったんですね。さすがに怖くて近くに置けないですね。

お礼日時:2005/08/23 10:02

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