アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

カラムに活性炭を充填して溶出するとき、
担体を溶液に浸しておき、枯らしてはいけないのはなぜでしょうか?
ちょっと枯らしたり、一度枯らしたら再度溶液に浸しても効果はないのでしょうか?

枯らすと、その部分が吸着しないようになり
目的の化合物以外も溶出してしまうのかな。

よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

活性炭のカラムというのは使ったことがありませんが、シリカゲルやアルミナ等のカラムの場合と同じだと思います。


一般にカラムクロマトグラフィーにおいては、溶媒を涸らさないように注意しなければなりません。
溶媒を涸らすと、充填剤の間に、空気が入ってすきまができたり、坦体(充填剤)の層がひび割れてきたりすることがあります。
そうなると、展開溶媒の流れにムラができて、分離効率を低下させることがあります。
そのため、涸らさないように注意して、できるだけ同じ流速で溶媒が流れるようにします。

ただし、一般論として、少しでも涸れたらダメというほどではないと思います。万一涸らしてしまったときは、速やかに溶媒を補充して、続けるようにして下さい。
結果的に、分離できなかったときはやり直し!ということになるでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。枯らさないほうがいいみたいですね!参考になりました!

お礼日時:2005/08/10 17:33

学生をやってた頃、私もシリカゲルカラムを枯らした憶えが・・・って、それはいいとして。



シリカゲルカラムの場合、上の方が少し枯れた程度では、その頃には目的成分はもっと下の方に行っているので、どうにかなることが多かったですね。

が、アルミナやシリカに比べて、活性炭は粒子が潰れやすく、目詰まり(?)で溶媒が流れなくなったり、カラム内に入った空気によって浮いてしまったりする(これが一番痛い)ので、一度枯らしてしまうと厳しかったと思います。
(カラムの層構造が崩れてしまうと、もう本来の目的は果たせませんから)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/10 17:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!