No.1ベストアンサー
- 回答日時:
活性炭のカラムというのは使ったことがありませんが、シリカゲルやアルミナ等のカラムの場合と同じだと思います。
一般にカラムクロマトグラフィーにおいては、溶媒を涸らさないように注意しなければなりません。
溶媒を涸らすと、充填剤の間に、空気が入ってすきまができたり、坦体(充填剤)の層がひび割れてきたりすることがあります。
そうなると、展開溶媒の流れにムラができて、分離効率を低下させることがあります。
そのため、涸らさないように注意して、できるだけ同じ流速で溶媒が流れるようにします。
ただし、一般論として、少しでも涸れたらダメというほどではないと思います。万一涸らしてしまったときは、速やかに溶媒を補充して、続けるようにして下さい。
結果的に、分離できなかったときはやり直し!ということになるでしょう。
No.2
- 回答日時:
学生をやってた頃、私もシリカゲルカラムを枯らした憶えが・・・って、それはいいとして。
シリカゲルカラムの場合、上の方が少し枯れた程度では、その頃には目的成分はもっと下の方に行っているので、どうにかなることが多かったですね。
が、アルミナやシリカに比べて、活性炭は粒子が潰れやすく、目詰まり(?)で溶媒が流れなくなったり、カラム内に入った空気によって浮いてしまったりする(これが一番痛い)ので、一度枯らしてしまうと厳しかったと思います。
(カラムの層構造が崩れてしまうと、もう本来の目的は果たせませんから)
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