プロが教えるわが家の防犯対策術!

スペースシャトルなどが帰還するに際し、大気圏に突入する角度に失敗すると、熱で燃え尽きたり(角度が急な場合)、大気圏にはじき返されて、宇宙のどこかに行ってしまう(角度が浅い場合)、と聞いたことがあります。前者はともかく、後者は物理の法則からいって、余分に噴射でもしない限り、結局、地球に戻ってくると思うのですが、間違ってますか?

A 回答 (3件)

今までそう言う例は聞いた事は無いのですが、結局戻ってくるらしいです。


アポロの場合ですと月から戻って、ほぼ第二宇宙速度で大気圏に再突入します。
高度90km付近でブラックアウトに入り70km付近で二回ほどバウンドしてブラックアウトから脱出し小石が水面から沈み込むように降下します。
無事に帰れる角度の回廊が狭く、もし進入角が浅いとはじかれて第二宇宙速度は無いにしても戻ってきた時の進入角が回廊の幅に納まるかが問題なのではないかと。
恐らく角度がきつく燃え尽きてしまうのではないかと思います。
スペースシャトルの場合は第一宇宙速度を超えることは無いのではないかと思います。
従って燃え尽きないよう姿勢を制御するのかも知れません。
昨夜の大気圏再突入の再は着陸の一時間前に背面後ろ向きに噴射を行い、背面宙返りで10~20度位の機首下げで進入していたようです。
徐々に機首を引き起こしニュージーランド上空から15分ほどが最も引き起こし角が大きく空力加熱の大きい所のようです。
スペースシャトルが左旋回に入った時無事に通過した事が分りいつ見ても見事な着陸でした。
    • good
    • 0

ご推察の通り、地球に戻って来ます。



でも、燃料が無いので予定した場所に降りれません。

シャトルの場合は、長い滑走路が必要なので、事故になります。

多分、宇宙のどこかに行くと言うのは、SFから来てると思います。

ソ連の月着陸計画では、帰還時に大気圏上層部で何回かジャンプさせて減速する方式だったそうです。
カプセル宇宙船では、パラシュートで着陸するので、場所がずれても大丈夫なんでしょう。

この回答への補足

>>ソ連の月着陸計画では、帰還時に大気圏上層部で何回かジャンプさせて減速する方式だったそうです。

そうなんですか。そういう方式なら、大気圏での熱問題も解消されて良いように思うのですが、コントロールが難しいんですかね。

補足日時:2005/08/10 22:41
    • good
    • 0

 平らな石を川に水平に投げると水面から何回かジャンプするけど、それと同じ原理だと思う。

それに地上からかなりの高度だから、重力も弱くて逆噴射でもしない限りそのまま宇宙空間に飛んでいってしまうのでは(推測)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
原理はそうなんですが、もともと地球の周りを回る軌道にいたシャトルが地球でバウンドしたら、地球の圏外に飛び出してしまうということは、初めの状態のエネルギーより大きいエネルギを持つことになるので、何かおかしいですよね。

お礼日時:2005/08/10 22:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!