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「宇宙戦争」ご覧になりましたか?
メッチャ不評ですよね。私の友達も揃って「つまらんかった~あのラストはないやろ」と言います。
この映画を「つまらない」と言う人は、きっとこの映画の趣旨をわかってないんだと思います。
この映画のテーマは「家族」だとスピルバーグ監督は言っておられました。
「大切な家族を守るために、人はどこまでやれるのか」
(主役のトムクルーズ(ダメな父親)がどこまで”父親”になれるか)
”今、人類の愛がためされる”というキャッチコピーでしたが、まさにその通りですね。
メインはそれなんです。トムクルーズが武器を手にして宇宙人と戦う映画ではないんです。
そういう映画だと思って観ると、つまらないと感じてしまうかもしれませんね(タイトルが「宇宙戦争」だからそう思ってしまうのは仕方ないですかね・・・)
原作を知ってる方ならオチもわかっているでしょうけど・・・。
私はすごくイイ映画だと思ったのに、それが世間に伝わってないのがすごく残念です。

ですから、もし今から観るという方がいたら、この映画のテーマをよく考えて観て欲しいです。
エイリアン映画ではありません。この映画のテーマは「家族」なんです。

もう観たという方、是非意見を聞かせてください。
どう思われましたか?

A 回答 (5件)

この作品を見て巨匠スピルバーグももう腕が落ちてきたか、と思いました。



スピルバーグの映画に「家族愛」は欠かせません。幼い頃彼の両親が離婚したせいで、彼がずっと抱えてきた寂しさやコンプレックスを彼の「映画」で昇華させました。でもそれが必ずしも「評価」を得ているわけではないのです。たとえば「A.I.」は母親への哀しいほどの愛情欲求をロボットに語らせましたが、それがあまりにもベタな描き方であったため皮肉なことに彼の「熱い思い」とは逆にこの作品は不評でした。

今回の「宇宙戦争」でも「家族愛」を前面に押し出して、眠っていた(父性)愛が危機(宇宙人侵略)によって目覚めるというのはアメリカ映画で何千何百と使われてきた定石で、ここでも「またきたか」と覚悟はしていたものの、前編そればかりで肝心の宇宙人との関係、たとえば地球をずっと監視していた目的や人類をさらう理由とかがぼかしてあるところを見て、「親子愛」「家族愛」を描きたいのならば別のSF映画というジャンルでなくてもよいのでは?と思いました。

宇宙人と付き合いのある(?)世界一の軍事大国アメリカが、ラストシーンの、あれほど拍子抜けする弱点に気が付かなかったということはトムクルの父親としての愛とか成長に重点をおきすぎて収集がつかなかったのだろうかと。当方原作を読んでいないのでわかりませんが、古典SF小説ならあのようなオチのつけかたもわからなくはないですが、現代風にアレンジするとかの工夫や、原作で表現されているディティールも面白いと思いますのでその点をもっと描けば、最新のCG技術も駆使しながら、何しろ巨匠スピルバーグのお得意なSF映画としてもっと上手く表現できたのになあと勝手に想像してしまいます。スピルバーグの映画は観客の予想や予測をいい意味で裏切る稀有な特徴がありました。でも今は観客に勝手に要求や解釈をさせてしまう甘さがあります。

個人的にはトム・ハンクスがキャスゼタと上手くいくのか?と期待を持たせておいて、結局彼女が不倫相手のところに戻ったというリアリティを感じさせた「ターミナル」の方が個人的には面白かったです。「永遠の少年」のスピも、もう大人になったのかなと。ところがその後この「宇宙戦争」です。映画少年として夢中で見ていた古典映画を監督として自分の手でリメイクしてみたかった、というただそれだけの野心であったと感じました。

>私はすごくイイ映画だと思ったのに
イイ映画なら他にたくさんありますヨ。古今東西、有名無名に限らずたくさんの映画を見れば「本物」の映画もおのずと見えます。

劇中でなかなか倒せない侵略者を「大阪、神戸ではもういくつか倒している」という情報(笑)はスピの日本びいきを感じさせて唯一面白かったところですが。
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この回答へのお礼

監督の生い立ちは知りませんでした。そんな過去が・・・。それで映画に「家族愛」を求めるんでしょうか。

>ラストシーンの、あれほど拍子抜けする弱点に気が付かなかったということは・・・
それは私も少し感じましたね。ラストまで何の素振りも見せないんですから・・・。

>劇中でなかなか倒せない侵略者を「大阪、神戸ではもういくつか倒している」という情報(笑)
これには笑いました。「大阪はガメラに襲われた経験から、そういう災難には強いかなあ」みたいなことを雑誌で語っておられました。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/12 11:39

観ました。

がっかりしました。
『観よう!おもしろそうだし。スピルバーグだし!』と行って眠たい私を無理に誘った(それは夜の上映でした)夫に思いっきり嫌ぁな視線を送りました。

あのラストシーンが思いっきり『何これ...』だったのです。

やはり名前が知られてる監督はそれだけで得するところもありますが、だからゆえ損することもあるでしょうね。名前だけが大きくなりすぎて、映画の内容が伝えようとすることが重視されなかったりすることがありますが、この映画がまさにそれでしょう。

『家族』がテーマだったんですか。それならなにも宇宙戦争にしなくとも、地元のギャングから子供たちを守りゆく父の姿でも良かったじゃないかと思いますが。

あの時はテーマが家族だということも全く知らなかった(しかも気づくことすらありえませんでした)ので、
「あれぐらいの宇宙のエイリアンとのアクション物なら
ウィル・スミスの『インディペンデンスデー』の方がずっと面白かったね。」と友達とも言ってたぐらいです。

DVDがでても観る気ないです。

でもスペシャルエフェクトはすごいと思いました。
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この回答へのお礼

確かにタイトルだけではトムクルーズが宇宙人をやっつける!みたいなストーリーを想像しちゃいますよね。
>『家族』がテーマだったんですか。それならなにも宇宙戦争にしなくとも・・・
どうしてもこの映画でしたかったんじゃないでしょうか。SF映画にはいつも欠けてしまう「人間からの視点」そして「SF+人間ドラマ」を組み合わせた物を作りたかったと、雑誌で語っておられました。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/12 11:49

確かにラストはアレ?でしたけど、内容はそれなりに楽しめました。

家族愛だけでなく、サスペンス、ホラー、ユーモアと盛りだくさんで、私はどっちかといえば好きですね。トムクルーズをはじめ、俳優さん達も演技派で見ごたえがありましたし。

原作読んでないし、映画のあらすじも知らずに観たせいかな。「スピルバーグ+トムクルーズ=すごい映画!」のような先入観があると、ちょっとがっかりちゃうかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ダコタちゃんの演技にはビックリですね。
あれで11歳とは思えないです・・・末恐ろしい子ですね。

確かに原作を知らない方だと「ハデな映画」だと思いますもんね。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/12 11:42

世の中のニーズと、監督の趣旨が合ってなかったんでしょうかね。



エイリアンの地球侵略を食い止める戦争映画…とか、
エイリアンからコソコソ逃げ回る、ある種ホラー映画…
みたいな印象を受けました。

あんなに最強だった宇宙人が最後はミサイルで
あっさり沈んでしまったのも微妙ですよね。
兄ちゃん何で生きてるの??しかも先回りしてるし!とか思ったし。
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この回答へのお礼

世間が求めていたのは「家族愛」じゃなかったんでしょうね・・・。
>あんなに最強だった宇宙人が最後はミサイルで
あっさり・・・
ウイルスで弱っていたせいでしょうか?鳥に集られている姿がなんとも哀れでした(笑)
兄ちゃんは・・・ちょっとあり得ないですよね。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/12 11:33

私はつまらなかったです


スピルバーグだからもう少し期待していたのですがラストは原作通りでなんの捻りも改良も無し
世界が危機的な状況での親子愛、家族の描き方にしてもデイアフタートゥモローの二番煎じ
映像とダコタ・ファニングの悲鳴は一級品ですが中身がないです

勿論、感じ方は人それぞれですが私にはかなりの駄作でした
原作をしらなければもう少し楽しめたかもしれませんね
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この回答へのお礼

監督は本当に原作に忠実な方のようですね・・・。
やっぱり少しは捻ったほうが面白かったかもしれませんね。
ダコタ・ファニングの演技は本当にすごいです。
彼女がまだ11歳だなんて信じられないです。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/12 11:30

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