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先週ソプラノサックスを買いました。ウェブで「村岡建」という方(「太陽にほえろ」とか、「ルパン3世」とか吹いている)のレッスンに質問をしたら、電話がかかってきて、「ソプラノは、アクセント的なものだから、アルトかテナーも買い足すか、アルトかテナーだけに買い換えることを勧める」「1年ぐらいたったら、そうすればよかったと思うと思う」と言われました。いまいちよくわからず、質問すると、「ソプラノだけ吹くのは、ピアノを弾かずに、グロッケンシュピールだけを習いたいと言っているようなもの」と言われ、なるほどと思いました。
 アルトやテナーから入ったほうが、音程をとりやすいというのは、ここの他のFAQや他のサイトでもたくさん見ました。村岡先生は、テナーでも裏声のようにソプラノの音域を出せたりして、そちらのほうが面白みがあるというようなことを言われていました。また、低い音の楽器を吹いてから高い音の楽器を吹いた方が、音がしっかりするともおっしゃっていました。
 ソプラノだけだと上手にならなかったり、物足りなくなるでしょうか?一人で楽しむつもりなので、それでもいいと言えばいいのですが、1年たって、表現したいことがでてきて、それがソプラノでは難しいということになったらがっかりするかもしれないと思っています。
 先生を疑っているわけではありませんが、いろいろな方のご意見をうかがいたくて書き込みしました。JAZZだけでなくCLASSICの方にも聞いてみたいです。そもそも、私は音はクラシック、表現はジャズが好きという中途半端な位置にいます。

A 回答 (4件)

こんにちわ



あの村岡たける大先生にWEB で相談しただけで、直接電話がもらえたんですって!!??
すっごくうらやましいですね!!!!
(私も電話されてみたいですぅ^^;)

村岡大先生のおっしゃることは、こういうことです。
(村岡先生だけの個人的な見解ではなくて、音響工学理論的な自然法則です)

>ソプラノだけだと上手にならなかったり、物足りなくなるでしょうか?

管楽器は管の長さが長いほど音程のぶれが少なくて(音程が取りやすい/つまり少しぐらいぶれても影響が出ない)管の長さが短いほど、ちょっとした音のぶれが露骨にオンチとなって表に現れてしまう自然法則になっています。

短い楽器だと音波が短くて、長い楽器だと音波が長いからです。

つまり、ソプラノだけだと、上手になるためにものすごく苦労して余計な回り道時間が係ってしまう、ということです。

サックスという楽器は、短いソプラノから、長いバリトンまで全部同じ仕組みで、一つをマスターすれば他の楽器にたやすく取りかかる事ができる利点が有ります。
そこで「はじめてのサックス」が修得の難しいソプラノだと、momopapa2005さんは「サックスという楽器の基本的な性質を知るためのレッスン」よりも、「非常にむずかしい音程が不安定」なことで悩まされてしまい、早くサックスという楽器の一般論を先に身につけるべき時間を、ああ、音が出ない、変だ!と悩んでしまう時間でむだに費やされてしまう確率が非常に高い、という意味です。

つまり、ソプラノだけでも決して「悪い」わけではないのですが、「上手になるために費やす年月がべらぼうに人の何倍も係ってしまう」ということだと御理解いただければいいと思います。

そこで、価格的にもアルトかテナーが手ごろで、音程の修得も初心者向けとされるわけですが、ハッキリ言ってアルトの音程も、すっごく難しいんです。
また、アルトは「サックスらしい音色」をマスターするのもとても難しい楽器であります。
一方で、テナーのほうは「まあなんとかサックスを吹いている音」というものが比較的出しやすい楽器です。
また、管の長さが長いので、音程も取りやすい(少々ぶれてもアルトやソプラノほど目立たないで済む)です。

ソプラノサックスはBフラットの楽器ですので、同じBフラットのテナー奏者が持ち換えで吹く事が圧倒的に多いです。
村岡建さんもそうです。

ですので、「私はどうせプロになるつもりは無いんだし、ライフワークでのんびり苦労しながらでもソプラノ一本でいいや」と決意していればそれも哲学としてよいと思います。
「せっかくサックスをやるんだから、早く覚えて吹けるようになりたいなあ!」という気持ちが強いようでしたら、同じbフラットのテナーを先に学んでアンブシュア(口の形)や呼吸法を会得して、余暇にソプラノも吹いてさらなる勉強をするのがいい、ということを村岡先生はじめ、サックスをやっている多くの人が薦める理由です。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
その間に、石森楽器(渋谷)というところで、クラシックのサキソフォン演奏を教えていらっしゃる方にお電話したら(お電話ばかりで厚かましいですね)、「問題ない。あなたはクラリネットの経験があるから、むしろソプラノのほうが吹きやすいかも」と言われ、どうしようか迷っていました。しかし、その先生は、「音が音痴でも自分で吹いている分には問題にならないし」というようなことをおっしゃっていたので、やはり「本来は回り道だけどね」という前提があったのではと思い至りました。
クラシックのアルトの柔らかい音は大好きですので、アルトかテナーなら、アルトを選びます。それでも、でかくて使いづらい感じはしてしまいますが。まあ、慣れもあるでしょうね。

もう少し他の方のご意見も伺いたいです。
同じ意見でも異なる意見でも結構ですのでお願いします。

補足日時:2005/08/14 19:48
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございました。
点数?を入力していないのに気づきました。
回答が少なかったのはそのせい?
それにもかかわらず、お二方にご回答いただきまして、感謝しております。

ところで、
「村岡たける」先生って、どのような存在なのでしょうか。私はHPを見て、「太陽にほえろ…当時かっこいいと思った」「山口百恵の横須賀ストーリー…うまいなーと思った」…あ、この人が吹いていたのか、という感じだったのです。年齢ばれますけど。
「横須賀ストーリー」と書いてもわからないかと思って書きませんでしたが、あれのサックスは印象的で、曲と一緒によく真似して口ずさんでいました。

お礼日時:2005/08/15 00:26

>もう少し他の方のご意見も伺いたいです。


>同じ意見でも異なる意見でも結構ですのでお願いします。

私は市民吹奏楽団とビッグバンドでアルトを吹いています。(吹奏楽団の選曲はクラッシックが多いです)
サックスはソプラノ、アルト、テナーを持っています。
ちなみにクラとフルートも吹きます。

回答内容としては、altosaxさんお一人で十分なくらいかと思いますよ。(笑)
ソプラノの難しさは、altosaxさんのおっしゃる通りですね。

では、私はさらにダメ押しすることにして、「用途の少なさ」をお話します。

クラッシックではソプラノは用途がホント、少ないです。
年中使うのは、サクソフォン四重奏楽団くらいじゃないですかね。。。
それでも曲によってはAATBの組み合わせもあるので、アルトとの持ち替えは必須になることが多いです。
うちの団では来年の定期演奏会に向けてサン=サーンスの「動物の謝肉祭」を練習しているのですが、1stアルトにソプラノ持ち替え指示があるので、「やっと使ってくれた!」と嬉しく思う半面、「またピッチに泣かされる。。。」と涙モノでもあります。
まあ、ソプラノだけしか持っていないとなりますと、吹奏楽団ではほとんど出番がないです。

ビッグバンドではどうかと言いますと、「吹奏楽よりは若干多い」というだけで、やはり出番は少ないです。
どちらかと言いますとクラの出番の方が多いくらいです。
その次がフルートで、やっとソプラノが出て来る程度なんです。
いずれにせよ、ソプラノは「使ってくれていない」のですよ。。。(アルトより高かったのにぃ。。。)

>ソプラノサックス専門じゃだめ?

だめってことはないですが、アルトやテナーも持っていて、それらもちゃんと吹けなければ、既存団体に入団しても、続くかどうかは難しいところでしょうね。(ほとんど出番がないですから)

>ソプラノだけだと上手にならなかったり、物足りなくなるでしょうか?

聞いているお客さんの側からしてみますと、ずっとカン高いソプラノの音を聞かされ続けるのは、拷問に近いものがあるかも知れません。(^^;
実際にこうした経験をしますと、「アルトやテナーも必要だな。。。」と実感するでしょうね。

>1年たって、表現したいことがでてきて、それがソプラノでは難しいということになったらがっかりするかもしれないと思っています。

それは大丈夫ですよ。
1年くらいで「表現したいこと」なんて発想の出来るところまではなかなか行けないでしょうから。。。(それだけ「普通に吹くことすら難しい」ってことです)
2年もすれば、経済的にもアルトかテナーの購入も考えられる様になるでしょう。

将来的に「他人様(ひとさま)にお聞かせする」ということが前提であるならば、村岡先生やaltosaxさんのおっしゃられていることは、「ごもっとも」なことかと思います。
そこまで行かなくて、「自分で満足出来ている範疇でいいや」というところ止まりであれば、まあ「何でもアリ」なのでしょうけど、高校時代の体験がよみがえったりして、何かがうずいて来ていませんか?(^^)
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この回答へのお礼

○1年くらいで「表現したいこと」なんて発想の出来るところまではなかなか行けないでしょうから。。。(それだけ「普通に吹くことすら難しい」ってことです)

…「表現したいこと」と言っても、自分が気持ちよく吹ける程度なのですが、それさえむずかしいとは。そこまでだとは思いませんでした。ほんとに認識が変わりました。昨日1回だけ吹いて、ずいぶん思った音程と違う音が出るなとは思いましたが、初めてだから仕方ないくらいに思っていたところがあります。でも、考えたら、クラリネットだったら、あそこまで違うピッチは出そうと思ってもでないかもしれないと思います。あまりにリードへの圧力のかけ方がおかしいと、違うピッチになりそうなところで、音が出なくなってしまいますよね。でも、それだけ音程を唇で変化させられるので、声に近い表現ができるのだろうなと思っております。


○将来的に「他人様(ひとさま)にお聞かせする」ということが前提であるならば、村岡先生やaltosaxさんのおっしゃられていることは、「ごもっとも」なことかと思います。

…今のところ「他人様にお聞かせする」予定はないのですが、吹いているうちにそういう欲求が出てくるかもしれません。はい。オーケストラでバイオリンを弾いている人の気が知れないと思っているのは目立ちたがりだからでしょうから(^^;)。

○そこまで行かなくて、「自分で満足出来ている範疇でいいや」というところ止まりであれば、まあ「何でもアリ」なのでしょうけど、高校時代の体験がよみがえったりして、何かがうずいて来ていませんか?(^^)

そう、そこなんです。どこまで練習できて、どこまで目指すかまだ曖昧なんです。仕事から帰ってきて、マンションで夜吹けるか…結構遮音性が高いかもと思ったり…やるとなると結構本気になるほうで、今気分的にはそうなっているのですが。
 中途半端にやると、高校時代のように、少なくともそれほどストレスなく吹けたのに比べて、いつまでたっても音をたどってばかりでいらいらしてやめてしまうかもしれません。そうならないためには、やっぱりアルトから?と思います。
 ある程度お金かけて、無駄にしてはらないないという気持ちにするのが今の最善の方法かもしれません。

お礼日時:2005/08/15 00:19

本当に済みません、私ばかり書いてしまってるような格好になってしまって。


さきほど#1と#2で書き忘れた非常に大切な事を補足させてください。

クラリネットもソプラノサックスも大体似たようなサイズなのに、
なぜクラリネットがアルティッシモ以外は音程が安定しているかと言うと、管の構造が上から下までまっすぐな円筒管だからです。
(最低音以外はベルを外してしまっても問題なく演奏できるのでお分かりいただけると思います)

サックスはベルに向かって一定の比率で広がっていく円錐管なので、全音域にわたって音程不安定の影響を受けやすい、という理科的な種明かしです。
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この回答へのお礼

すみません。質問を書いておいて,お答えをいただく前に締め切ってしまいました。
どうしようかとずっと考えていたのですが,この欄にはまだお礼を書いていなかったことに気づきました。


以前書き込んだ質問
「村岡たける」先生って、どのような存在なのでしょうか。私はHPを見て、「太陽にほえろ…当時かっこいいと思った」「山口百恵の横須賀ストーリー…うまいなーと思った」…あ、この人が吹いていたのか、という感じだったのです。年齢ばれますけど。

お礼日時:2005/09/11 00:18

ご補足どうもありがとうございました。


なあるほど、クラリネットを永年御経験でしたら、大丈夫だと思います。
ソプラノサックスは、クラリネットで言う所のアルティッシモの不安定さが、最低音まで全音域に存在している、と思えばわかりやすいと思います。
(多分、もう身体で実感されていることとお察ししています^^)

私はジャズ畑なのですが、ジャズではクラリネットとソプラノサックスを持ち替えにするシドニー・ベシエという歴史的に重要な大演奏家がいますので、同じ人がクラリネットとソプラノサックスをどう吹奏しているか比較試聴なさってみると面白いですよ♪

色んな人からアドバイスいただけるといいですね!

サックスはクラリネットの2/3ぐらいしか音域がないのでその点で演奏中にご不満を感じることもしばしばあると思いますが、たのしいサックスライフを満喫できるといいですね♪
ではがんばってみてください(^^)/

この回答への補足

またまたありがとうございました。

クラリネットの「経験がある」というのは、今吹いていることを意味しているのではありません。かなーり昔の話です。

と言いますか、高校生以来久しぶりに購入して、最近まで持っていたのですが、「クラリネットらしい音を出すならこれくらいの厚さのリードが必要」と楽器屋に言われて、それで吹いたら、数分もたたずに口がばかになってしまうので、挫折しました。

ソプラノサックスを始めようと思ったのは、その挫折とはほとんど関係なく、野外で演奏しているのを見て、「あ、かっこいい」「気持ちよさそう」と思ったからです。で、今度の楽器店の人は、「初めは音の出しやすい薄めのリードを」と勧めてくれたので、昨日初めて吹いても1時間もちました。

アンブシュアはもちろんむちゃくちゃ不安定ですが、いいあんばいを探ろうとする感覚は残っています。そんなところなのですが、大丈夫でしょうか?すっかり当てにしていますが、よろしくご指導お願いします。

楽器店にアルトとの交換をお願いしたら、「お客様都合はだめ」と言われてしまいした。ああ。

補足日時:2005/08/14 21:00
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この回答へのお礼

1ヶ月ぶりのご無礼をお許しください。
今,シドニー・ベシエのベスト版をアマゾンに注文しました。このCDにクラリネットも入っているのかどうかわかりませんでしたが。

私はクラリネットの音域が広いことで,逆に狭い音域で歌うように吹くことができにくい感じがしていました。2~3音離れてもたいした違いではないようで,大切に吹こうという気になれないのです。クラリネット・ポルカのように,広い音程で速くアルペジオを吹くのは他の楽器より楽で,気持ちもよいのですが。声域と同じくらいの音域で,歌と同じくらいゆっくりの曲を吹いてみたいと思っています。

なお,補足に書くと,回答してくださった方に連絡がいかないことを今知りました。ずいぶん前に書いてしまいました。すみません。よかったら読んでください。

お礼日時:2005/09/11 00:10

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