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半導体と違って(半導体にも有るかも知れませんが マアここはそういう前振りで、、)真空管にははっきりとした寿命があると物の本にありますが、、
1)いったい何時間位のものなのでしょうか? 
   それは球によって違う,,とかでなく 常識的?に

2)たとえば最大定格で積算XX時間でXX%のエミッション減,,,なんて感じに言い表せるのでしょうか?

3)例えば最大定格の半分のプレート電流(電圧一定)で働かせた場合 ”一般論(めのこ、皮膚感覚)”  で言って最大定格に比べ寿命は?
     (1)大して違わない
     (2)倍くらい伸びる
     (3)倍以上伸びる
     (4)短くなる(これは無いだろうな)
質問しといて恐縮ですが 理論的なキッチリした話より昔の能動素子(真空管)の常識的なお話のご教授を期待しております。 球種は普通?の6BQ5とか6CA7とか,,良くある(もう無いかも)5極管の話しで、なんちゃらトロンとかの特殊なものは質問想定していません。もう このへんで聞いておかないと知っている人が,,,と言うのは大変失礼ですが よろしく御願い致します。

A 回答 (4件)

#3の通りです。

電極やガラスからでてくるガスの量たるや想像を絶するものがあります。

ガス出しによって何とか使用できるようにしているのですがちょっと温度が通常より上がるとわんさとでてきます。
エンベロープの冷却や放熱にも注意します(大昔、偉い先生の間で大論争になったとか)。

後は、オンオフによる熱ストレスによる影響があります。電球なども同じなのですが頻繁にオンオフすることは控えた方が良いのです。

昔のことですがアースの伊藤先生は電圧・電流が定格の90%で電力が定格の80%で使うのが良いといっています。#3の方のようにこれはエミッターのことではありません(エミッターの温度は微妙な物性現象が絡んでいます)。

残念ながら小型真空管に関与したことは無いので寿命の評価はわかりません。
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この回答へのお礼

ご教授ありがとう御座います。 そういえば昔(20年位)回転陽極のコアにカーボングラファイトを使ったX線管球の開発で 吸っても吸ってもグラファイトからガスが出て来る、ヒートアップするといくらでも出てくる、、、とこぼしていた友人を思い出しました。まあX線管も真空管の化け物みたいなものですが、、、

電圧・電流が定格の90%で電力が定格の80%で使うのが良い、、 う~ん 腹八分目で長寿をまっとう、、ということなのでしょうか、、そしてその寿命は神のみぞ知る? ということなのでしょうか、、

お礼日時:2005/08/21 23:00

真空管の寿命は熱に関係があります。


高熱で動作させるとプレートからガスが出ます。
ですから、定格の何割かで使うと寿命は延びます。
(何倍か、までは経験不足でわかりません)
カソードも同様で、低い電圧で使えば寿命が延びます。
が、カソードの場合は電圧を低くしすぎるとエミッションが極端に落ちますし、
酸化物カソードでは部分的に電流密度の高い点が発生して痛める場合があり、
あまりメリットはありません。
MT管やパービアンスの高い球の場合は、グリッドの放熱が肝要です。
ある程度太い線を用いて配線します。ここに気をつけないと、寿命が短くなります。

3)についてあくまでめのこ皮膚感覚でいいますと、(2)かと思います。
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この回答へのお礼

ご教授ありがとう御座います。 ~~う~ん やっぱり
熱か、、 No2の方は外部環境的に No3の方は内部(特に電極)温度についてですが御両者ともご指摘の点では一致されていると思います。 ファンで強制排気っていってもネ~。   チムニー、、て放送局の送信管じゃあるまいし、、、出来るだけやさしく使って長持ちさせようと思います。

お礼日時:2005/08/21 21:50

私のアンプにも6BQ5、12AX7 KT88なんか・・・・使ってますよ


 KT=88以外は日本製の球ですよ


手持ちの本は1958年のナショナル真空管ハンドブックしか無いので・・・いま読んでますが・・・・・

  ん・・・・球の製造品質によって差が・・・でるのですね
  高品質の昔の
  マツダや松下(日本製)なんか持ちが違うけどね
  中が作りが綺麗で球の真空度が違うのです

  中国製やたら雑で汚いですね・・・・・・・・

 真空管にははっきりとした寿命があると・・・・・

 って定格の何割落ちが規格を定めれば寿命がありまね

 最大定格プレート電流(電圧)を超えないようにするのは内部の絶縁を破壊を防止するためですから
 
 真空管はここの製品のバラツキが大きく

 200時間で取替え平均とすると
 (球にや回路によって違う)
 150時間で駄目になるものやら
 250時間こえても大丈夫な物があるので
 個体差が激しいので平均の値はありますがね
 測定して交換と規定時間交換と併用ですね

 あと周りの温度も密接な関係にあるので
 低いほど良い(っても零下は・・・・)
 周囲温度20度で最大プレート損失で動作時は
 バブルが到達する最高温度から30度までの温度上昇を超えるとだめです

 これをいい替えると

 通気状態が良いのと悪いのでは寿命に差が出るのです

 たから判らないのですね

 結局寿命は
 設計回路(電圧や使い方)、部品の配置等によって差が出るので・・・・・・

 何時間位のものなのでしょうか

 使って時間や真空管の測定して平均で出てくるものなので・・・・・

 
  
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この回答へのお礼

ご教授ありがとう御座います。 質問の内容(特に条件・コンディション)がボケていて申し訳ありません。
真空がリークしたり ヒーターが切れたり、、真空管が”真空管”でなくなって? 壊れて死ぬ(これは寿命ではないのでは?、、だって寿命の”じゅ”って”ことぶき”でしょ?)のは理解出来るのですが、、真空管が構造的には現状を保ったまま、フィラメント/カソードの材質の劣化と剥離:これによるカソードの熱電子の発生効率が低下,,いわゆるエミ減ボケだま ってやつがどの位で発生するものなのか(老衰年齢?)が知りたかった内容です 、、なら最初からそう言え って言われそうですが、、ご教授を読んで それがはっきりしてきたような次第です。

お礼日時:2005/08/21 21:13

定量的・統計的に比較した訳ではなく、また最近使っていないので、昔の記憶だけですが。



色んな要因があると思いますが、多いのは、

(1)ヒーターの断線
(2)真空リーク

だったような気がします。なので、これらの要因の場合は、

> 1)いったい何時間位のものなのでしょうか?  それは球によって違う,,とかでなく 常識的?に

「とかでなく」とされてしまっておりますが、やっぱり「球(のでき)によって違う」としか言いようがないと思います。

また、

> 2)たとえば最大定格で積算XX時間でXX%のエミッション減...
> 3)例えば最大定格の半分のプレート電流(電圧一定)で働かせた場合...

については、「関係しない」と思うので「(1)大して違わない」となるのじゃないでしょうか。

その他、真空管の寿命の要因を整理したサイトは下記などたくさん見つかりますが。
ご質問される前にちゃんと検索をおやりになりましたか?

http://www.and.or.jp/~taihoh/vac/vac15.htm
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この回答へのお礼

ご教授ありがとう御座います。
遅まきになりますが 真空管関係サイト 色々見て参りました。 その結果 死亡原因?についてはかなり見つかりました。  、、、が 突発的な事故死を運良く免れ(つまり ヒーター断線にも 真空リークにもあわず)長寿をまっとうした(これが寿命の定義かと、、)真空管というのはいったいどの位持つ物なのかははっきりしませんでした。

お礼日時:2005/08/21 20:50

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