プロが教えるわが家の防犯対策術!

このカテゴリーでよいかわからないのですが・・・
よく、冬のキャンプでの一酸化炭素中毒による死亡事故などが起きますが、原因はコンロの不完全燃焼であって、もし完全燃焼すれば、中毒は防げるのでしょうか?それから、冬の夜などにヒーターをつけながら仮眠をとっていた人が、よくなくなったりします。この原因は何なのでしょうか?教えてください。

A 回答 (5件)

「もし完全燃焼する」ことは.現実では不可能に近いです。


「完全燃焼」と呼ばれている状態では.理論空気量(燃料全部がすべて燃焼した時に必要とする空気量)の2-3倍の空気量の状態です。
ですから.コンロの発熱量から.燃料(灯油ならばc10程度炭化水素.ガソリンかC8炭化水素.アルコールならばメタノールで近似)の消費量を推定して.その2-3倍の新鮮な空気を屋外から供給し.排ガスはすべて屋外に出すと.大体「完全燃焼」と呼ばれている状態になります。
この「屋外から供給する」ことは.酸素濃度を確保するためのものです.屋内の空気を使っていると.酸素が不足しますから。
室内の換気基準は.たしか.昔計算した時の記憶では.酸素濃度が1ポイント下がる程度に押さえるような換気量だったと思います。

>ヒーターをつ
車のヒーターですか?。車の排気ガスには比較的高濃度の一酸化炭素を含みます(排気ガスの法定値を見てください)。冬場は.排気ガスが自動車の周辺にたまりますから.簡単に一酸化炭素中毒になります。あるいは.内部循環にしていた場合.呼吸に必要な換気量が確保されない(結構気密性が良いので気密状態とします)ので.酸欠になります。
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 一酸化炭素は、無色、無臭の気体で、普通にはなかなか気がつきません。

一酸化炭素中毒になると、意識が薄れ、眠くなった感じになると言われています。だから、仮眠をとっている中で一酸化炭素中毒になると、単に眠いのか中毒なのか判断が付かないうちにあの世へ旅立ってしまうなんていうことになりかねません。
中毒の仕組みは、前の方々が述べられているので、省略します。
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実は、物が燃えている時は、ほとんど、不完全燃焼を起こしていると思って間違いありません。

例えばコンロのガスが燃えるためには酸素が当然に必要となりますが燃える先から周りの酸素を消費していきますので絶えず、不完全燃焼が起こる要素は発生しております。

理想的な完全燃焼という状態は現実世界ではかなり難しいこととなのです。

不完全燃焼の原因は、燃焼に必要とされる酸素を供給しなかったことが原因ですので、使い古された言葉かもしれませんが、「換気は十分に」ということと思います。

狭いテントや室内で完全燃焼が起こるとするならば、そこにいる人間は逆に酸欠で亡くなってしまうと思います。

参考URL:http://www.kcn.ne.jp/~azuma/news/Aug1999/990824. …
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人が一酸化炭素を吸引すると、一酸化炭素は血中のヘモグロビンと結合し、ヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させます。

そのため大量の一酸化炭素を吸引すると、血中の酸素濃度が低下し酸欠状態となり、最悪の場合死に至ります。これが一酸化炭素中毒です。

完全燃焼すれば一酸化炭素中毒が防げるかというと、それは確かにそうです。

しかし冬の夜に密閉した部屋で暖房をとり続けると、室内の酸素を暖房が消費して室内が酸欠状態になり、体には良くありません。また室内の酸素が低下すると、不完全燃焼を誘発したりします。

ですから定期的に窓を開けて、新鮮な空気を取り入れましょう。
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一酸化炭素は酸素より血中のヘモグロビンと結合しやすいために、酸素とヘモグロビンが結びつく前に一酸化炭素が結びついてしまい結果として酸欠になってしまいます。


下記のURLに詳しいことが書いていますので参考にして下さい。

参考URL:http://pathy.med.nagoya-u.ac.jp/ksap/tpcmono.html
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