今日マルホランド・ドライブを見ました。
最初からよく場面が切り替わり、
意味がわからなかったのですが、
最後まで見ればわかるかと思ってました。
しかし!見終わっても意味がわかりません・・・
どなたかわかる方説明して下さい。。。

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A 回答 (8件)

何度も済みません。


昨日書いた「青い箱」の説明が
ちょっと変な文章というか説明不足になっている点が有りましたので
少しだけ訂正及び追加させて下さい。

えっと、まず
◆「青い鍵で青い箱を開けた瞬間に」なんて書いてしまってますが
あれは「開けようとした瞬間」と書いたつもりが
「開けた瞬間」となってしまった物です。。済みません。
ちょっと違うだけで意味が変わって来ちゃいますもんね^^;

それに少し説明不足な所を併せて追加させて頂きますと
「青い箱」が出て来た時点で
もうダイアンは、自分の死体が眠る部屋へと戻り
今度は自力で現実を思い出して行く夢の世界へと
入らなければイケなくなった事を知らされているワケなので
それでカミーラよりも先に、あの場から消えてしまったのです。

そしてその後、カミーラが「青い鍵」を取り出し
「青い箱」を開けた瞬間に消えたのは
あの「青い鍵」は
現実では「カミーラ殺しの成功の証」として登場した物でしたので
その「カミーラ殺しの成功の証」で有る「青い鍵」が
「ダイアンの部屋」を意味する「青い箱」に差し込まれ
(これは現実で部屋に鍵が届けられた時の事を連想させています)
「青い箱」が開いた事により
そのカミーラにとっての現実(死んだという現実)
を知らせる「青い鍵」が意味を持った事により
カミーラの出番はここで終了し姿を消したのです。

その後、何も無くなった部屋を「叔母」さんが覗きに来る場面が入りますが
あの時の叔母さんの仕草や表情で
2人が無事、前半の夢の世界から抜け出る事が出来たのかを
確かめている映像だという事が解ると思います。
この事によりあの「叔母」を演じていた女性の役割も見えて来ると思います。

***********
以上が「青い箱」についての
訂正及び追加です。

本当に説明下手の為に大変長くなってしまい申し訳ございませんでした。
この映画に関しては、全ての場面に説明が必要だったりするタイプの物なので
上手く要点だけをピックアップしてサラリとお伝えする事が難しくて
こんな読む側からすれば、迷惑にもなりかねない
長い文章になってしまった次第です。。
どうかお許しを・・・
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この回答へのお礼

5度目の回答ありがとうございました!
みなさんからの回答をもう一度しっかり読み直して、
あらためて見直してみようと思います。
それで自分なりの解釈もできればなぁ・・・
(まだまだ先になりそうですが)
なんて思っています。ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/28 19:27

#4#5#6です。

度々失礼致します。
昨日は説明が途中になってしまい申し訳ございませんでした。
よく見返すと脱字も多くて恥ずかしい限りです。。

********
早速ですが、続きを書かせて頂きますね。

主人公が「ある事件」で亡くなった事により
この映画はその主人公が
うっすらと残っている生前の記憶を辿りながら夢の世界へと入り込み
徐々に現実を思い出して行くお話
である所までご説明させて頂きましたが
それだけのストーリーでは腑に落ちない
「奇妙な謎の場面」が幾つか有りましたよね?

実は、それらの奇妙な場面の数々は
この映画が「ただ夢の世界を描いただけの物では無い」
という事を教えてくれる為の
これも言わば監督からの親切なヒントの様な物なのですが
これ等のヒントが却って
この映画をややこしくしてしまっている原因ともなってしまっています(笑)。

何故そんな回りくどい描き方をしてしまったのだろう?
とさえ思ってしまいますが
ここは「そんな簡単に解られてたまるか」という監督の意地と
やはり自分の作品を何度も繰り返し見て楽しんで欲しいという
監督の気持ちが込められている様な気もします。

****************

全てを説明してしまうと、また果てしなく長くなってしまいますので
この映画を観た人で有れば
恐らく印象に残っているで有ろう主な「謎の場面」を
幾つかご説明させて頂きます。

◆「サンセット大通りを筆頭に所々に秘められた過去の作品へのオマージュ」

冒頭事故の現場から下りてカミーラが逃げて来た場面で
「サンセット大通り」の「標識」がわざと大写しにされ
この作品が「サンセット大通り」へのオマージュとして捧げられている事を
アピールする物となっていますよね。

しかし、注意して頂きたいのは
この作品が必ずしも「サンセット大通り」を忠実に再現した物では無いという事。
この作品は他にも「ギルダ」や「イヴの総て」等々
多数の作品からヒントを得て作られている物なので
あまり「サンセット大通りへのオマージュ」に拘り過ぎると
話の本筋を見失ってしまう事になりかねません。。

他にもリンチ監督自身の過去の作品を思い起こさせる様な場面が
所々に散りばめられていますので
粗方のストーリーを把握出来たら、次はそういった
過去の作品へのオマージュ的な場面を見つけて行くと面白いですよ。
より深くストーリーを掴む為のヒントにもなっていますし(笑)。

◆「ウィンキーズで会話をする2人の男」
劇中何度か出て来るダイナー「ウィンキーズ」
特にこの2人の男が話をしている場面は奇妙で印象に残っていると思います。

ここでの2人の会話は一見、訳の分からない
変テコな会話に聞こえてしまいますが
ゲジゲジ眉毛の青年「ダン」のセリフをよく聞いてみると
話している内容は「ダイアン」の経験なのです。
そして実は、その話を聞いている相手の男性の置かれている立場が「ダン」。

後半の回想シーンで
「殺し屋にカミーラ殺しを依頼する場面」が有りましたが
あの時にダイアンは途中
レジに立ち会計をして貰っている青年ダンと目が合うのですが
殺しの依頼をしている最中のダイアンの殺気立った顔を見て
ダンが一瞬怯えた様な表情になりました。
この時の記憶が前半の夢では立場を置き換え(人間も置き換え)
この様なややこしい場面となって現れているのです。

◆「ウィンキーズの裏に居る謎の人物」
店で会話をしていた2人の男は席を立ち
ウィンキーズの裏に本当に恐ろしい顔をした男が居るかを確かめに行きますが
先ほども説明しました様に
この青年「ダン」は実は「ダイアン」で
もう一人の男性が「ダン」という設定になっているので
その「ダイアン」である「ダン」が確かめに行く
相手の男性が怯えていた「ウィンキーズの裏の恐ろしい顔の男」とは
実は、あの時に(カミーラ殺しを依頼した時に)
ダンに見られてしまったダイアンの「殺気だった表情」が
どれだけ恐ろしい物で有ったのか?
を自分で確かめたかったから・・・だったのです。

ですから、あの時突然出て来た「恐ろしい顔の人物」は
よく見ると実は男では無くて女で有る事が解りますよね。
そして何となくダイアンに似た人によって演じられていました。

青年「ダン」がその「恐ろしい顔の人物」を見て
倒れてしまったのは夢を見ているダイアン本人のショックが
大きく現れています。
なので、夢自体も音声が途絶えて行き中断してしまいますよね。

この「ウィンキーズの裏の謎の女」は
「ダイアンの悪の化身」として描かれているのですが
この映画の最後の方に、もう一度出て来る場面では
もうすぐ夢から覚めようとしているダイアンには必要の無い存在として
夢の世界から要らなくなったゴミ達と一緒に捨てられ
行き場を与えられたダイアンからは置き去りにされてしまうのです。

◆「赤いカーテンの裏の部屋の小人」
これは「ツイン・ピークス」を思い出させる様な場面でも有りますが(笑)
昨日の色の説明で書きました様に
「赤」は「ダイアンの死体が眠るベッドのシーツの色」を意味しますので
その「赤いカーテンの裏の部屋」とは
「シーツの中に眠るダイアンの声(夢)を聞き取る場所」を意味しています。
だからあの小人は、いつも耳に何かをはめて
色々と聞き出そうとしていたんですね。

この事から前半の夢の世界が
ダイアン一人で自力で見ている物では無く
誰かの助けを借りないと見る事が出来ない状態で
小人によってそれを物語として完成させ
「夢の演者を使い再現して見せて貰っている物」
である事が解ると思います。

途中、「女はまだか?」と電話で探す場面が有りましたが
あれは、ダイアンが
例のウィンキーズの裏で自分の悪の化身を発見してしまったショックで
夢が中断してしまった事により
ダイアンからの声が聞こえなくなってしまった小人が
一生懸命ダイアンの居場所を探している場面になるのです。
しかし、その後ダイアンにしか思い出せない電話の場面の映像が出て来て
そこへ電話が繋がった事により
中断していた夢が再び始まる事を知らせています。

あの場面を時空を超えて電話が繋がった
等と解釈される方がいらっしゃいますが
これはあくまでもダイアンの夢の世界の再開を意味する為の物で有ります。

◆「謎の老夫婦」
映画の冒頭のジルバ大会でダイアンの横で微笑む「謎の老夫婦」
この老夫婦は、前半の夢が再開される時や
一番ラストにも出て来ますが
この2人は恐らくダイアンの両親もしくは
育ての親だったのではないかと考えられます。
夢の中での描かれ方を見ていると
この2人が一番ダイアンに期待を掛けていた人物で
それがダイアンにとってはプレッシャーだった事が窺えます。

◆「部屋に飾られたベアトリー・チェンチの肖像」
この絵は前半の夢の中の部屋の場面で
何度も映り込む少女の肖像画なのですが
この絵のモデルとなったベアトリーチェは
年頃を迎えた頃から父親に強制的に関係を持たされ
ついには
ベアトリーチェは父親を事故に見せかけた殺害を計画する事となり
同情した叔母達が手を貸し実行されました。
この絵は、その罪により牢獄に入れられたベアトリーチェの
処刑直前の姿をモデルに描かれたと言われている物です。

少し設定は違えど
このベアトリーチェの絵からは
ダイアンの夢の中で置かれている立場や
(夢の中で裁きを受けようとしている事や)
ダイアンに手を貸した(部屋を貸した)「叔母さん」は
亡くなった本当の「叔母」だったのではないか?という事
カミーラも冒頭に有った様に
何らかの事故に見せかけて殺されたのかも知れない・・・
等々、色々な事を教えてくれている様な気がします。。

◆「アダム監督にキャスティングを迫る2人組の男」
会議室の様な所でアダムに執拗に主演女優のキャスティングを迫っていた
2人組の男が居ましたが、あの場面には
後半の回想シーンに出て来るダイアンのセリフや仕草等が
あのコーヒーを飲む男や写真を差し出す男によって再現されています。

あのエスプレッソを飲む男は
実は後半の回想シーンでのパーティー会場に出て来る
アダム監督が前の奥さんとの離婚を成立させた時の「判事」で有り
そのパーティーの席で彼はアダムから特別なコーヒーを振る舞われるのですが
その時に後ろの方で小さな声でしかその判事の声が聞こえないので
あまり気づいていない人が多いかも知れませんが
そのコーヒーがどうも口に合わなかったらしく
怒りながら「最低だ!!」と言い放っていたのです(笑)。

ですから前半の夢の中で彼にエスプレッソを振る舞う時に
「今度は気に入る筈」と言うワケなんですね。
その後、この男は奇妙な「エスプレッソの飲み方」をしますが
あれはパーティー会場でカミーラとアダム監督の結婚話を聞かされた時の
ダイアンの状況を再現している物です。
あの時ダイアンは涙を流しながら体を震わせていましたよね
きっとコーヒーもまともに飲む事が出来なくて
吹き出してしまったのではないでしょうか。

会議室を出た後にアダム監督が
2人組の男達が乗って来た車をゴルフクラブでボコボコにするシーンが有りますが
これは、あの「判事」のせいでアダム監督が前の奥さんと離婚をし
カミーラと婚約する事になってしまった・・・
というダイアンの恨みも込められている場面になります。

会議室に居る時からアダム監督がゴルフクラブを持っていたのは
現実では、あの「判事」を度々ゴルフに接待して
自分に有利になる様に工作していた事を表している物です。
その接待ゴルフの場が言わば「秘密の会議室」の様な物だったのでしょう。

◆「アダム監督の行動」
アダム監督がキャスティングを断った事について、
あの赤いカーテンの裏の小人達が慌てていましたよね。
この事により、彼がただの夢の中の登場人物では無く
本物が連れて来られている事が解ると思います。

アダム監督が登場する場面で
ダイアンの記憶の再現が一切使われていない場面が幾つか有るのですが
これは夢の筋書き通りに動かないアダムに対して
裏方達が何らかのアクションを起こそうとしているシーンなのです。
ですから、その場面だけはダイアンの夢から離れています。

あのホテルの「16号室」の場面もダイアンの夢の世界では無く
あの「16」という数字が示す通り
夢の世界で反抗しようとするアダム監督を戒めようとする場面になります。

◆「カウボーイ」
アダム監督を戒めようとする場面で初めて姿を現す「カウボーイ」
彼はこの映画では
「水先案内人」としての役割と「死神」としての役割を受け持っています。

ですからアダム監督に対して
言う通りにすれば「もう一度会う」
上手く出来なければ「もう2回会う事になる」
と脅しているのですね。

夢の中に連れて来られては居ますが
アダム監督はダイアンやカミーラと違って
まだ生きている人間なのです。
ですから、その死んでいないアダム監督が
元の場所へ戻して貰うだけなら
カウボーイと後1回会うだけで済むのですが
更にもう一度カウボーイと会うという事は「死」を意味するのです。

そして、後半の回想シーンでのパーティー会場でも
何故か、カウボーイは姿を現しています。
これは何を意味するのかと言えば
もうあのパーティーの晩の時点で「死神」である「カウボーイ」が
「死」の臭いを嗅ぎ付けていたから・・・・
と言えます。

◆「スペイン語の舞台」
何故あのステージがスペイン語だったのか?ですが
それは、あの部分だけカミーラが主役になって見ていた
夢の世界になるからなのです。
それを解らせる為に、わざわざスペイン語になっていたんですね。
カミーラはラテン系の女優さんでしたしね(笑)。

何故、ここで夢の主役が変わってしまうのかと言えば
その前のシーンでのダイアンへの優しい心遣いから
カミーラはもう全てを思い出せる状態になっている事が感じられ
彼女の夢の終わりが近づいたからです。

あの場所へ行く前のカミーラの寝言からも解ります様に
最初は、一人でこのスペイン語の舞台の夢を見ていたカミーラですが
途中でダイアンに起こされ、
その夢の世界へとダイアンを連れて行く事となりますよね。

ですから、あのステージ上で司会の男は
スペイン語だけでは無く英語を交えながら
改めて2人に夢の種明かしを見せようとしているのです。

この時、舞台を見て頂くと解るのですが
幕の色が「赤」で有る事が解りますよね。
という事はあの「赤い幕」の裏には・・・
きっとあの小人が居るのでしょうね(笑)。
この事により、あの小人の裏方としての役割と
それを再現して見せて行く表舞台との関係が見えて来ますよね。
司会の男のセリフも、そのカラクリを説明する内容になっていますので
一言一言よく注意してお聞きになってみて下さい。

舞台上では司会の男がカラクリを説明した後
「赤い幕の裏」から「LAの泣き女」に扮した歌手が出て来て歌い出しますが
この時の女性の格好は、まるで
「パーティーの晩のダイアン」を再現しているかの様な衣装でしたよね。

そして彼女はスペイン語で
ダイアンがカミーラとケンカ別れをしてからずっと涙に暮れていた事や
電話で久しぶりに声を聞いた時の気持ち等々
を切々と歌って聞かせます。

これを聞いて全てを感じ取る事が出来たカミーラは
この後の場面で出番が終了となります。

◆「青い箱」
色の説明にも書きましたが
「青い箱」は「ダイアンの死体が眠る部屋」を意味しますので
その現実へと誘う「青い箱」が出て来た事で
ダイアンが、あの自分の死体が眠る部屋に戻り
今度は現実を思い出して行く夢の最終段階が近づいている事を知らせています。

ですから、この時カミーラが「青い鍵」を使って「青い箱」を開けた瞬間に
先にダイアンが消え、あの死体が眠る部屋へと戻されるのです。
そしてその直後にカミーラが消えるのは
もうカミーラの夢(出番)が終わった事を告げています。

この映画の最後の方の場面で
要らなくなった夢のゴミの中に「青い箱」も捨てられていましたが
その時には開いていた筈の「青い箱」の蓋は閉じられ
ダイアンの悪の象徴で有った「ウィンキーズの裏の女」が
幾ら開けようとしても、その中には入れなくなっていましたよね。
この事で、もうダイアンの邪悪な心が切り離された事を意味しています。

そしてあの後、箱が入っていた袋から
慌てて老夫婦が出て来たのは
一度は捨てられたけれど「もう一度出番が出来たから」
なんですね。
あの老夫婦には最後にダイアンの部屋の扉をノックする役割と
本来の老夫婦としての役割との2つが未だ残っていたのです。

◆「最後の言葉」
最後の最後に、あのスペイン語の舞台が映し出され
女が言いますよね「お静かに(静粛に)」と
この言葉により彷徨える罪深き2人の女性ダイアンとカミーラの魂が
無事に夢から覚め居場所を与えられた(天に召された)
事を示しています。
この事は、その直前にうっすらと映し出される
ダイアンとカミーラの幸せそうな映像からも感じ取れますよね。

************
以上、大変長くなってしまいましたが
なかなか何度も見なければ解明出来ない様な謎の部分を
ピックアップして説明させて頂きました。

これに昨日説明させて頂いた
「大まかなストーリー」を併せて考えてみると
少しはこの映画の世界が掴めるのではないかなと思います。
もちろん、もう一度作品を観てみるのが一番ですが(笑)

では、本当に長くなってしまい申し訳ございませんでした。
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この回答へのお礼

4度目の回答ありがとうございました!
本当に詳しいですね!
何度ぐらい見られて、ここまで理解されたのでしょうか・・・

お礼日時:2005/08/28 19:24

3度失礼致します。

続きになります。

先ほどの説明を読んで解ります様に
既に主人公は亡くなっている状態なので
この映画は、その主人公が見る夢の世界として始まります。

それを物語るかの様に
いきなり始まるダンス・シーンでは
全く同じカップルが同じ画面に2重3重に映っている
変テコな映像になっていますよね。
そしてそれがダイアンがの一番の栄光で有った
ジルバ・コンテストでの優勝の場面で有る事から
この夢を誰が見ているのかも教えてくれているのです。

もうこれだけでも充分なヒントなのに
その直後の映像ではダイアンの死体が眠るベッドを映してみたり
その死体が夢を見ている事を表す為に寝息まで響かせたり
これでもか!というくらいのヒント映像を見せてくれます(笑)。

この事からも解ります様に
この作品は実はよく見ると親切すぎるくらい
クドい説明的なヒントが盛り込まれて行くのです。

但し前半の夢では登場人物の名前が現実とは違って
ゴチャゴチャになってしまっているので
その辺迷わされない様にしてくださいね。

**************
という事で、この作品は大まかに説明すると
「ある事件」で自殺を遂げた女性ダイアンが
うっすらとした記憶の中で夢の世界へと入り込み
前半の言わば本当の意味での「夢の様な世界」から
後半の現実を徐々に思い出して行く
「リアルな夢の世界」へと入って行くワケです。

*************

ただ、これだけだと
腑に落ちない場面が幾つも残ってしまいますよね。

例えば
◆「赤いカーテンの裏の部屋の小人」
◆「カウボーイ」
◆「スペイン語のステージ」
等々・・・

まずそれらの説明の前に
◆「色の意味」を頭に入れておくと話が解りやすくなると思いますので
そちらの方を先に説明させて頂きます。

●「赤」=「ダイアンの死体が眠るベッド」
ダイアンの死体が眠るベッドに敷かれていたシーツの色が赤でしたよね。
この事により前半の夢に出て来る
赤いカーテンの裏側と表側の関係が見えて来る様になります。

●「青」=「ダイアンの死体が眠る部屋」
ダイアンが自殺を遂げる前
稲光が光り部屋の中が青く照らされていましたよね。
その記憶が前半の夢の中では「青い箱」となって出て来て
その「青い箱」を開ける事により
彼女は現実を思い出していく後半の夢の世界へと入るワケです。
あの不思議なステージ上でも青い光が使われていましたよね。

●「赤×黒」=「華やかな女カミーラの色」
ダイアンから見てカミーラはいつもこの色のイメージだった事が
前半の夢を見ていると解ります。
途中ダイアンがこの色を身に付けている場面が有りますが
それはカミーラの夢の中に連れ行かれた場面で有り
ダイアンがパーティー着ていたドレスも
カミーラが恐らくその色を着て来るものと考え合わせたのでしょう。

●「グレー」=「冴えない女ダイアンの色」
後半の現実の夢を見れば解りますが
彼女はいつも地味なグレーの衣装を身に付けています。
前半の夢でも最初の方は色味がかった服を着ていましたが
核心に迫るにつれ、彼女の動揺が現れているのか
グレーっぽい色の物を身に付ける様になってしまいます。

●「ピンク」=「憎しみの対象(嫉妬の色)」
これは後半の現実を回想する夢のシーンに出て来る
パーティーの席でカミーラと口づけを交わす女性の
「パール色の口紅」が「真っ赤な口紅」を付けたカミーラと
キスをした瞬間に「ピンク色」に変わるのですが
その瞬間を見ていたダイアンの記憶が
前半の夢の中では「憎しみの対象(嫉妬の対象)」
として現れているのです。

ですから、
あのアダム監督が妻の浮気現場を目撃した時に
憎しみのあまり宝石箱を染める色としてピンクが出て来たワケなのですね(笑)。

**************

続きを書いていたら少し時間がなくなってしまいました
またこの続きは明日にでも投稿させて頂きたいと思います。
大変長くなってしまってゴメンなさいね。

私の回答は後から読んで頂いても構わない様な内容なので
もしお急ぎで有れば
締め切って他の方にポイントを差し上げてくださいね。
本当に説明が長くなってしまって済みません。。
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この回答へのお礼

3度目の回答ありがとうございます!
なかなか理解できない私ですが、
ここまで丁寧に書いてくださったので
やっとわかりました!
それぞれの色にそんな意味があったなんて!
ちょっとすっきりしました☆

お礼日時:2005/08/28 19:15

#4の者です。


自分の回答を後で読み直してみると
少し不親切だったかなぁ・・・と思われる点が有りましたので
少し補足させて下さい。

まず最初に他の方が紹介されているHPに関して書いた文章は
決してそれを否定する物では無く、
むしろそのHPを見て頂きたいくらいに思っている事だけは
解って下さいね。

************

あと#4の回答では
細かい部分のヒント的な事ばかり書いてストーリーに関しては
触れず終いになってしまいましたので
少しだけ大まかにストーリーの説明もさせて頂きますね。

まずこの映画は早く言えば
◆「ある事件が起こり、そこから生み出されるストーリー」
なんです。

ただ、そのキッカケで有る
「ある事件」が冒頭で説明される事無く映画が始まってしまいますので
見ている者からすれば混乱を起こしてしまう事になるのです。

その「ある事件」ですが
これに関しては「青い箱」を開けた後の後半部分で
主人公が見る「現実を回想するシーン」によって語られています。
そう、キッカケの説明が後になっちゃってるんですね。

ですので、その後半のシーンから思い出して考えてみると
粗方のストーリーが読めてくる様になる訳なんです。

*************
その後半のシーンから読みとれる
そのキッカケとなった「ある事件」ですが

3人の主要人物が居ます。
◆主人公で売れない女優のダイアン(金髪の女性の方)
◆売れっ子女優のカミーラ(ブルネットの女性の方)
◆映画監督のアダム

ジルバ・コンテストでの優勝をキッカケに女優を目指し
田舎から出て来たダイアンは
オーディションで知り合ったカミーラと仲良くなり
同性愛的な関係となります。

半同棲的な生活を送る2人ですが女優としての境遇は正反対の物で
カミーラは、自分の魅力を存分に生かし女優として成功する一方
ダイアンは、いつまでもジルバ大会での栄光が忘れられない
田舎娘から抜けきれずパッとしない女優。
時には汚い手を使ってまで役をモノにするカミーラに
ダイアンは嫉妬心を抱きつつも
カミーラのコネが無ければ役を貰えない状態です。

でも私生活の面では、そういった立場とは関係無くお互い愛し合い
特にダイアンのカミーラに対する愛情は
自分に女優としての希望の光が少ない分、
彼女を生き甲斐として深く注がれて行きます。

しかし、その2人の前にアダム監督が現れてから
2人の関係は徐々に壊れて行く事となります。
役の為にアダム監督と仲良くなったカミーラ
コネでダイアンもその映画に出演する事となりますが
アダム監督とカミーラは、そのダイアンの前で
わざとキスをしたり仲むつまじい姿を見せつけます。

その事をキッカケにダイアンとカミーラはケンカ別れをしますが
ある日、ケンカ別れをしてからずっと離れていたカミーラから
ダイアンの元へパーティーに誘う電話が入ります。

カミーラと別れてから、ずっと涙に暮れていたダイアンは
受話器から聞こえるカミーラの声の懐かしさに思わずOKをしてしまい
パーティー会場へと向かいます。

美しいドレス姿のカミーラに迎えられ
パーティー会場へと招かれたダイアンですが
そのパーティー会場でカミーラがダイアンに見せたかった物とは
アダム監督との「結婚話」
まだカミーラへの愛情が残っていたからこそパーティーに出席したダイアンは、そのカミーラの心ない仕打ちに
その時出されたコーヒーカップを手に打ち震えながら涙を流します。

その怒りはおさまる事無く
ついには、殺し屋にカミーラの殺人を依頼する事となるのですが
この時、殺し屋は成功の証として「青い鍵」を渡す事を約束します。

そして、その「青い鍵」がダイアンの元へ届いた事によって
カミーラ殺しの成功を知ったダイアンは
その時になって自分の犯した罪の大きさに気付き
誰かの訪問に怯えながら
大好きなカミーラを失ってしまった悲しみと
自分に期待を掛けてくれていた人達への申し訳無さで混乱し
青い稲光の入り込む部屋の赤いシーツの引かれたベッドの上で
自殺を遂げる事となります。

*********************
以上の事件が起こった事により
やっとこの映画が始まるというワケなので
この事を頭に入れて置いてから、もう一度映画を見直すと
見えて来るものが沢山出て来ると思いますよ。

***********************

ちょっとキッカケの部分の説明だけで長くなってしまったので
一旦、投稿してから
後の部分の説明をさせて頂きますね。
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この回答へのお礼

2度目の回答ありがとうございます!
ストーリーはなんとなくわかりました。
つまり最初のカミーラが突然車を止められて
銃を向けられるのはダイアンが殺すように
頼んだ結果ということでしょうか??

お礼日時:2005/08/28 19:11

おはようございます。



既に回答が得られていますが、少しだけ補足させて下さい。
まず他の方が貼られているURLの先の解釈に関してですが
とても読み物としては面白いのですけど
よく読んで頂けると解りますが
未だ全てを把握した上での解釈とは言えないですよね。
ですので全てを鵜呑みし過ぎない様に
気を付けながら読んだ方が良いと思うんです。

ただ、この映画を観る上での一つの考え方としては
とても面白い物で有りますし
質問者様が謎としている部分に関して
恐らく大きいヒント的な物を与えてくれる事になるのは
間違いないと言えると思います。
ですので、決して完璧な解釈とは言えませんが
これを読んで「なるほど~」と
これから謎を解いて行く上での良いキッカケには
なるんじゃないでしょうか。

恐らくこのHPでレビューを書かれている御本人も
今現在の時点で、この映画について解釈を書かれたので有れば
もう少し違った見方も出来たのでしょうが
未だこのレビューが書かれた時点では
そう何度も繰り返し作品を見ていなかった為に
数少ない手がかりからの解釈になってしまったのだと思われます。
ですのでもう一度、今現在の時点で書かれた物を
読んでみたいな~なんて私はちょっと思ってしまうんですけどね。

*******************
と言うわけで粗方のヒントはそちらにお任せするとしまして
私から少しだけアドバイスさせて頂くとすれば・・・

この映画は難解だと言われていますが実は
一つ一つのセリフや場面に監督からの親切なヒントが
これでもかというくらい(全ての場面と言って良いくらい)
詰め込まれている物で
それを一つ一つ発見して組み合わせれば
キチンと一つのストーリーが仕上がる様に作られています。

ただそれを全て見つけるのに時間が掛かってしまう為に
人によって違った解釈が生まれてしまう訳で・・・
監督の公開前のインタビューや
あの事前の中途半端なヒントの出し方(笑)からして
それが監督の狙いでも有るのでしょうが
よく細かい所まで見てみると
とても親切に作られている作品だと気付かされ
その暖かみに感心させられる作品でも有ります。

この事から
「いい加減に観た人には不親切」
「愛着を持って(興味を持って)何度も観てくれた人にはとても親切」
な映画だと言える様な気がします。

どうしても意味が掴めない部分は
「これは別に大した意味の無い場面なんだ・・・」
と片づけてしまいたくなりますが
この作品の場合は、そういった無駄な場面が一切有りません。
ですので、隅々までよくご覧になられる事をお薦め致します。

************************

私からのヒントと言うか謎解きへの第一歩としては

◆「衣装や小物の色が示す事」
特に「赤」「青」「ピンク」「グレー」
この色が一致する物を全て挙げてみて考えて行くと
面白い結果が得られます。
あの一見意味が無さそうに見える
「宝石箱」をピンクに染める行為も
大変意味の有る行動だった事に気付く筈です。

◆「壁に飾られた絵」
これもとても重要で、
前半及びこれから始まる世界が
どういった世界なのかを教えてくれている物であり
中でも一番よく画面に映りこんでいる少女の絵
「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」からは
主人公の置かれている立場や、周りの人達との関係
等々が窺い知る事が出来て面白いと思います。

◆「印象に残る場面に潜む細かいヒント」
この作品は全てのセリフや場面に2重3重の意味が込められている
と言っても良い作品なので
どうしても表向きな物に目を囚われがちな
派手で印象に残る様な場面では特に注意が必要です。

例えば前半の世界でのリタがその名前を名乗るキッカケとなる
「鏡越しにリタ・ヘイワースのポスターを見るシーン」
でも見ているものには、それを見てリタと名乗る所から
その名前の部分にしか興味が行かなくなってしまいますが
実はあのポスターの映画自体も何かを意味する物で有りますし
またあの場面から幾つかの作品を想像出来る様にも作られています。

ですので、こういった一見
一つの事に囚われがちな場面でも
やはり他の場面やセリフと同様
2重3重の意味を込めて作られていますので
細かい部分までよく見る事が大切です。

後は「数字」や「小道具のデザイン(形や柄)」等々
何かヤケにクローズアップして写しているなぁ・・・
と感じた物って大抵は何かを意味していますので注意が必要です。
特に「数字」は色々と分析してみると面白いです(笑)。

*********************
どうしてもストーリー自体を説明してしまうと
「ネタバレ」及び「長文」になってしまう為に
私からは僅かなヒントしか差し上げられないのですが
この作品の本来の楽しみ方は、その「謎解き」に有りますので
あまり深く知るよりも、そのヒントとなる部分を教えて貰って
再度、映画をご覧になられる方が面白いと思うのです。

ですので皆さんが挙げられているHPの解釈を読んで
ある程度この映画の世界を把握されてから
もう一度、この作品を楽しんで欲しいなぁというのが
私の気持ちです。

でももし、色々な解釈を読んでみて
未だ今一つ理解出来ない部分が有る様でしたら
その時は、その解らなかった部分をピンポイントでお教え頂ければ
お答え致しますので、補足でお願いします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
すごく丁寧に答えて下さってうれしかったです。
特に「数字」や「色」にまで意味があったなんて。
ピンクのペンキにも意味があったというところが
一番の驚きでした。
皆さんの回答を読んであらためて見てみようと思います。

お礼日時:2005/08/28 19:04

♯1です。

おお♯2さんと偶然にも同じURLを貼っていた。マルホランド効果ですかね(意味ないけど)。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます!
たぶんマルホランド効果です☆

お礼日時:2005/08/28 18:58

こんばんは。


 
 以前全く同じご質問に回答して良回答を頂いた者です。
参考URLをご覧頂ければ何かのヒントになると思います。
失礼しました。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1153829
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
同じような質問をされた方がいらっしゃったんですね。
みなさん意味がわかっているのかと思ってたので
ちょっと安心しました(笑)

お礼日時:2005/08/28 18:55

かなり記憶が薄いですが、かなりおもしろかったと思います。

意味という意味はないのだと思います。たとえばそれは「ピカソの絵」と同じでピカソの絵を「意味がわかんない」というのに近いと思います。まあマルホランドドライブにはピカソほど歴史的価値はないんですけど、いわゆる一般的な映画と比べて非常に「ピカソ的」な楽しみ方が要求されるでしょう。
要するに主人公は話の途中でなぜか別人に変身してしまう。それだけのお話ですよね。まるでカフカの「変身」のようになんの説明もありません。とにかく、変身しちゃう。しかも、それはその街にはじめから実在する人物です。しかも最初の主人公と会ったりしている。そんな「時空の理由なきねじれ」を描きたかったんだと思います。ほれ、ピカソだって正面から見た顔と横からみた顔を合わせたような「ねじれ」を描いたでしょう?。だからピカソに似てるんです。
デビッド・リンチはこれの前にも「ロスト・ハイウェイ」という映画を撮ってるがこっちも全く同じ手法です。なのになぜかこの時は誰も無視してましたね。

参考URL:http://www.tcp-ip.or.jp/~iwamatsu/seefilm/50on/m …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
この監督の映画は初めて見たので、
ちょっとびっくりしました。
参考URLかなり詳しくて「なるほど!」でした。
まだ完全に理解できたわけじゃないですが、
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/28 18:52

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一番のおすすめは「伊良湖」ですが、片道3時間は必要なので
ちょっと難しいですね。
天気のいい日なんて最高のドライブコースです。
他には、

(1)国宝・犬山城
ドライブコースとして景色はいまいちですが、お城から見る景色は
なかなかのものです。
城下町にも色々と観光できる場所があるので結構楽しめます。
http://inuyama-castle.jp/

(2)伊勢湾岸道を走る
大府ICあたりから乗って、四日市方面へ走ると「名港トリトン」を通過します。
3つの橋が連続し、そこから見える名古屋港はきれいというか、わくわくします^^
ただ、高速なので止まって景色を楽しめないのが難点ですね。
四日市JCTを桑名方面へ走れば名古屋市街まで戻れます。

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特に景色のいいドライブコースではないですが、離着陸する飛行機はかっこいいですよね。
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Aベストアンサー

アクションカムかドライブレコーダーかは問われない。何でも好きなカメラを付けたらいい。
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先程マルホランド・ドライブを見たのですがいまいち内容を理解できないまま終わってしまいました^^;
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結局のところどこまでが妄想でどこからが現実だったのか?

など分からない事だらけですが、もう一回見直すのはちょっとつらいので内容を分かりやすく説明できる方がいましたらお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは。

「マルホランド・ドライブ」は現時点で私の最も大好きな作品です。
でも私も質問者様と同じく最初に観た時はサッパリ意味が解らなくて
その後、何度も繰り返し見る羽目になってしまいました・・(笑)。
どうしても全ての謎を解こうとすると、そうなってしまうんですよね。。

ただ、殆どの謎が解けてから解ること
それは、この作品で監督が最も伝えたかった事というのは実は単純で
そんな面倒な謎解きをしなくとも
主体となって進行されて行く2人の女性の愛憎劇を見るだけで
シッカリと監督の思いが感じ取れる物だったのです。

監督が公開前にインタビューで言っていた
「音楽を聞く感覚で(音楽を楽しむ様に)この映画も楽しんで欲しい」
とは、この事を意味していたのではないかと今になって感じています。
”リズムに乗って主体となって流れて来るメロディーに酔って欲しい・・・”
そう言いたかったのではないでしょうか。

ですので私自身としては、これからこの作品を観ようとする人には
謎解きに夢中になるよりも主体となっている2人の女性の物語に
先に目を向けて見る事をお薦めしたいです。
それをシッカリと見るだけでも充分と監督がこの作品に込めた
ハリウッドへの複雑な思いが感じ取れるからです。
謎解きは、その後でも充分に楽しめますし
また監督が本当に伝えたかった事を
主体のストーリーから先に感じ取っておく事で
謎解きの段階で更に深い味わいも出るのではないかと思うからです。

*******
ただ、質問文を拝見すると
質問者様は、この作品をもう一度見る気はないみたいなので(笑)
もし本当に見る気が無いのであれば・・・
という事で、その疑問の部分に関して少しだけ書いてみたいと思います。

まずややこしくならない様に始めに整理しておきたいのが
主人公でもある2人の女性の名前
・前半「ベティ」と名乗っている金髪の女性は現実では「ダイアン」
:前半「リタ」と名乗っていたブルネットの女性は現実では「カミーラ」
これから説明して行く中で前半であろうと後半であろうと
私は現実の名前の方を使いますので、この辺よく御注意下さい。。

質問者様の疑問点を1つ1つ解いてみたいと思いますが
先ず
◆「結局のところどこまでが妄想でどこからが現実だったのか?」

これは妄想と現実いうよりも全てが「夢の世界」だと考えた方が辻褄が合います。
そしてその「夢の世界」の中で妄想と現実との2つに分かれている事。
それを誰が主導権を握り見ているのかと言えばナオミ・ワッツ演じる「ダイアン」である事。
この夢を見るダイアンは既に亡くなっていて「死者が見る夢」だと考えて下さい。
また彼女の愛するカミーラも同じく既に亡くなっているという設定で
ダイアンの夢に迷い込み一緒に夢を見ている状態です。

前半の夢は現実をよく思い出せないままに見ている夢
なので登場人物の立場や名前もゴチャゴチャになっています。
しかし、一応は現実とは少し違えど朧気に残る記憶を辿りながら見ている夢なので
後半に出て来る現実での出来事や台詞、小道具などが
形を変えながらも色々と前半の世界では再現されています。
これを1つ1つ一致させながら見て行くのもまた楽しかったりもします(笑)。

これは先ず2人の女性の間に、
「ある事件」が起こった事が前提として
物語が進行されているという事を頭に入れて見て頂いた方が良いです。
その事件とは何かと言えば、後半の世界からも読み取れると思いますが
主人公のダイアンとカミーラは共に女優
オーディションで知り合い恋仲になり半同棲的な生活を送っていましたが
2人の女優としての地位は正反対な物
汚い手を使ってでも役をモノにしてのし上がって行くカミーラと
そのカミーラのコネでお零れ的な役を貰う事でしか映画に出演出来ないダイアンは
カミーラへ愛情を注ぐ事が生き甲斐となり彼女への愛情は深まるばかりです。

しかし、カミーラは自分の出世の為には何でもする女。
一心に愛情を注いでくれたダイアンをも簡単に裏切り捨ててしまいます。
裏切られ失望し憎しみを覚えたダイアンは
殺し屋を雇いカミーラに復讐する事を決意するのですが
ダイアンが依頼した殺し屋の男は契約の席でこう約束します。
「殺しが成功したら青い鍵を渡す」と・・・
後半の夢の世界を見れば「青い鍵」が家に届けられていた事が判りますよね。
カミーラ殺しは成功したのです。
殺したとはいえ心から愛していたカミーラを失ってしまった悲しみや
罪の重さ、堕ちてしまった自分の姿に耐えきれず
ダイアンは「青い稲光に照らされた部屋」で自殺を遂げるのです・・・・。

前半の夢の世界が何故あの様にややこしくなっているのかと言えば
夢を見ているダイアンの記憶がハッキリとしない中で見ている物だからなのと
その為に誰かの力を借りて見せて貰わなければイケない世界だからです。
それを誰に見せて貰っているのかと言えば、
あの赤いカーテンの裏に居た小人達ですね。
彼等が夢の演者を使いダイアンが思い浮かべる通り演じて見せる事で
ダイアンの記憶も徐々に鮮明になって行くのです。
そして彼女が記憶を全て取り戻そうとした瞬間に
夢の世界は次の舞台へと切り替わり
厳しい現実を思い出して行く夢の世界へと入って行くのです・・・。

何故その様な展開になっているのかと言えば
この映画の世界自体が
ハリウッドの犠牲者達の魂を静め鎮魂する事を目的とした場所であり
あの様な事件を起こしたダイアンとカミーラも
またハリウッドの犠牲者ではなかったのか・・・との訴えから
(これが誰が訴えたものかは部屋に飾られている絵にヒントが隠されています)
それを見定める為の夢の舞台を用意し
彼女の本心を探りながら事件の真相そしてその背景にあったものを鑑み
裁定を行う為だったからなのです。。
その裁定結果がどうだったのかは
最後の方で一瞬ウッスラと浮かび上がる2人の幸せそうな姿と
舞台上に残った女性が話す「お静かに・・・」
という言葉が物語っています。

◆「青い鍵と箱は一体なんだったのか?」
これは先程の夢の世界を説明する中でも出て来た様に
・「青い鍵」とは「カミーラ殺しの成功の証」
つまり「カミーラの死」を意味するものであり
カミーラが既に亡くなっている事を教えると同時に
「カミーラ自身」をも意味します。

そして
・「青い箱」とは
「青い稲光に照らされた部屋で最後(自殺)を遂げたダイアン」を意味するものであり
これもダイアンが既に亡くなっている事を教える物であり
「ダイアン自身」をも意味します。

夢の世界を通して段々と現実へと近づこうとした瞬間に
現れる「青い箱」
「青い箱」はダイアンの現実を知らせる物
前半ずっと謎だった「青い鍵」と出逢う事で
ダイアンは本来の世界(最後を遂げた場所)へと引き戻され
厳しい現実を思い出して行くのです・・・

途中に出て来るカウボーイが
死体のダイアンに目覚めを教えに来ますが
未だ彼女の魂は前半の夢の世界から帰って来ておらず
暫くしてから出直し、ようやく戻って来た事を確認し
後半の現実を思い出して行く夢の世界が始まります。
ここで前半の夢の世界への扉が完全に閉じられ
後半の夢の世界への扉が開かれたと考えて下さい。

前半とは一変する夢の世界ですが
ここにも彼女が現実をシッカリと思い出せる様に(リアルさを出す為に)
夢の演者が少しだけ使われては居ますが
殆どは彼女が自力で思い出している映像だと思って下さい。

◆「部屋で見つけた死体は結局誰だったのか?」
これは本来あの場所で眠っている死体は「ダイアン」なのですが
夢を見ているダイアンが未だ自分が死んだ現実を忘れている状態なので
映像的には「カミーラ」の死体の様にして映し出され
それを発見した「カミーラ」が発狂したかの様になってしまうのです。
しかし「カミーラ」も自分が死んだ現実を忘れている状態のまま夢を見ています。
もしかしたら彼女の目には「ダイアン」として映ったのではないでしょうか。

その直後に髪を切るのも「あの死体は自分では無い」という為ではなく
「ダイアン」の死を知ったショックから
「自分の死体であって欲しい」という混乱が現れたものだと思います。
ここでカミーラは、ハッキリとは思い出せないけれど
ウッスラとダイアンが自分のせいで死んだのではないか・・・
という現実を思い出しかけている事が感じられます。
だから、その直後に徐々にダイアンの気持ちを汲んだかの様に優しくなり
前半の夢も終わりに近づこうとするのです。

後半へと切り替わる前に出て来た不思議な舞台「クラブ・シレンシオ」
あの部分だけはダイアンが主役になって見ている夢ではなく
カミーラが主導権を握る夢の世界へ連れて行かれた物と思って下さい。
この場面でそろそろ夢の世界の終わりが近づいている事を教えているのと同時に
カミーラが知った「夢の世界のカラクリ」をダイアンに教えようとする為のものでもあります。

舞台上では、ダイアンの夢を思い通りに見せて来た演者達のカラクリが披露され
泣き女はダイアンの悲しみを歌い上げます。
ここで充分過ぎるくらいダイアンの悲しみを味わった2人は
それぞれの場所へと戻らなければいけない時を迎えます。

◆「最初の方で刑事?と男のレストランでのやり取りは一体なんだったのか?」
この場面は後半の夢の世界に出て来る
「ダイアンが殺し屋にカミーラ殺しを依頼している時の記憶」が
この様な形となって現れてしまっているのです。

この時、男と話している青年の顔をよく見て頂ければ解りますが
後半の現実の世界で、ダイアンが殺し屋に依頼をしている時に
ふとレジのカウンターの方に目をやる場面があり
この時にレジで会計をして貰っていた客の青年と目が合うのですが
その青年こそが前半の夢の世界で男と話していたあの青年だったのです。

この時ダイアンと目が合った青年は
ダイアンの殺気立った表情に一瞬ひるんだかの様にも見えます。
きっとこの時にダイアンの中には
「殺しを依頼している自分の恐ろしい顔を見られてしまった・・・」
という思いが強く残ってしまったのではないでしょうか。。
それを前半ではあんな形で再現されてしまっているので
解り難くなってしまっているのですね・・・^^;

あの場面での男と話す青年の台詞をよく聞いてみると解りますが
彼の話す記憶はダイアン自身の記憶であり
2人の会話は青年の立場に立って思い出しているダイアンの記憶でもあるのです。
この辺かなりややこしいのですが、
それが、あの青年が「同じ夢を見た」という回数にも現れています。
(それぞれの立場から夢を見たという事です)
ですから、あの青年は
見た目は(姿形は)ダイアンの殺気立った表情を見てしまった青年ですが
中身はダイアンだと思って下さい。
そして話している相手の男があの時の青年の役割を果たしています。
この辺もう人物は入れ替わっているは立場も入れ替わっているはで
大変混乱させられそうになるのですが、この辺キチンと頭に入れておくと
会話の内容もなるほど・・・と自然に入って来る様になります。
あと、食べた食事の減り具合でも
誰がどっちの役割を果たしているのか解る様に工夫されています。

青年が店の裏で見た恐ろしい顔の人物
それは、あの時のダイアンの殺気立った表情を物語る物です。
それを見せ付けられてしまった青年は実は夢を見ているダイアンでもありますので
(ここら辺本当にややこしいのですが・・・^^;)
そのダイアン本人の受けた大きなショックからココで音声が途切れて行き
夢は一時停止状態に陥ってしまいます。。

ここで夢が一時停止状態に陥ってしまった事から
夢の世界を作り出していた裏方達が大あわてしますが
(一瞬、ここで彼女の魂を見失ったと考えて下さい・・)
彼女にしか思い出せない電話の映像により
再び彼女の魂が戻って来た事を知らせ
夢の続きが映像化されて行きます。

このダイナーでの男と青年との会話の場面だけではなく
他にも謎な場面が沢山あったかと思いますが
その殆どが、この様な後半の現実を違った形で再現していた物であったり
夢の世界のカラクリを教えてくれたりしている物でもあります。
そしてそれを謎解きしやすい様に
「過去の作品への様々なオマージュ」「壁に飾られた絵や小道具」
「ハリウッドに関する歴史的な事柄」等々を織り交ぜながら
色々なヒントを盛り込んでくれているのですが
却ってそのヒントがこの作品を複雑に見せてしまっています(笑)。
見付けて行くと「色」や「数字」にまでキチンと意味が隠されていて
本当に「そこまでやらなくてもイイよ!」と思うくらい
謎解きの為のヒントが満載なのです・・・。

*******
質問文に書かれていた謎の部分に関してはこの様な感じなのですが
恐らく一度(?)見ただけでは
この文章すらも上手く伝わらない意味不明な物になっているのではないかとも考えられます。
本当はあと2回くらい見て頂くと大体の事柄は解るのでは・・・と思うのですけどね。
(もっと細かい部分の謎解きになると、もう少し見なくてはいけなくなりますが・・・)

私の率直な感想としては
監督のハリウッドへの複雑な思いが感じられるとても切ない作品。
しかし作品の中に織り交ぜられた
ハリウッドへの批判とも取れる皮肉的な場面があまりに印象強い為に
ただのハリウッド批判映画の様に紹介される事も多いのが残念・・・
といった感じでしょうか。。

取り敢えず、先の方が御紹介されている物と
私の書いた物を読んで頂けると
少しは何かが見えて来るのではないかと思います。

最終的な解釈の部分は見る人それぞれで違っていたりもするので
この辺は、色々な人が書いているレビューを読んでみて
自分なりの解釈を見付けて頂くのが良いかと・・。

この作品を細かく分析したレビューは沢山存在しますが
私からのアドバイスとしては
出来るだけ後になってから書かれた物(日付の新しい物)から読んで行く方が
より作品を理解して書かれている物が多いので
参考になるのではないかと思っています。
この様な難解な作品だと、どうしても公開直後に書かれたレビューや
早い時点で書かれた物ほど
早合点から来る見落としが多く、完全に解釈したとは言えない物になっているからです。
この辺よく注意して見定める様にして下さい。

以上ですが、大変長くなってしまい申し訳ありませんでした。
もし他にも疑問点や謎だった場面がある様でしたら
補足を頂ければお答え致しますので宜しくお願い致します。

こんにちは。

「マルホランド・ドライブ」は現時点で私の最も大好きな作品です。
でも私も質問者様と同じく最初に観た時はサッパリ意味が解らなくて
その後、何度も繰り返し見る羽目になってしまいました・・(笑)。
どうしても全ての謎を解こうとすると、そうなってしまうんですよね。。

ただ、殆どの謎が解けてから解ること
それは、この作品で監督が最も伝えたかった事というのは実は単純で
そんな面倒な謎解きをしなくとも
主体となって進行されて行く2人の女性の愛憎劇を見るだけで
シッカリ...続きを読む

Qアメリカ ドライブ旅行の注意点

ラスベガス~グランドキャニオンへのドライブ旅行を計画しております。

海外でのレンタカー旅行は初めてで、治安・安全面に不安があります(特に心配性でもありますので・・)

荷物はトランク、キーをつけたまま車から離れないetc・・・以外で何か注意点があったら教えてください。
夏の旅行になりますが、砂漠地帯?のドライブでの注意点もあれば、お願いいたします。

Aベストアンサー

車でラスベガスやグランドキャニオンに行ったことがあります。

治安、安全面については日本と比べたら危ないですが、ある程度警戒していれば問題はありません。

質問者様は旅行者との事なので、特に問題なのは右側通行し続けられるかということだと思います。左側通行になれていると思いますので、ふと気を抜いたときに、左側を走らないようにしてください。
あとは、スピード違反ですかね?昼間はトラックの後ろを走りつづければ問題ないですが、夜はあんまり車が走ってないので、スピード違反をする可能性が高くなります。警察官が路肩でライトを消してネズミ捕りをしていますので、気をつけてください。
あと、夜は車があんまり走っていないので、前が見えづらいです。日本のように電灯で照らされていません。高速では市街地を出ると、電灯なんてありませんので、自分の車のライトと、前の車のランプのみが頼りです。

荷物は、日本と同じように、一応トランクに入れてください。

グランドキャニオンと言えば、砂漠地帯の真中にあり、砂漠を走るイメージですが、確かに砂漠の真中にありますが、道路は普通の高速の道と変わりません。(細い道に入っていくと、砂漠の真中を走ることになるかも)
高速を使って、グランドキャニオンに入れば、観光客も多いですし、まず迷うことはありませんし、エンジントラブルが起こっても、普通に車が止まって助けてくれると思います。(ただ、助けられる時間が数時間かかるの可能性もあるので、飲み物はある程度積んでおいた方がいいかもしれません)

アメリカの道は日本と違って、広くて大雑把です。でも、その分、広大な景色があります。
レンタカーなので特に心配することはないと思いますので、全ての景色を目に焼き付けるぐらいな勢いで楽しんできてください。
グランドキャニオンを見たら世界は広いと思うはずですよ?

車でラスベガスやグランドキャニオンに行ったことがあります。

治安、安全面については日本と比べたら危ないですが、ある程度警戒していれば問題はありません。

質問者様は旅行者との事なので、特に問題なのは右側通行し続けられるかということだと思います。左側通行になれていると思いますので、ふと気を抜いたときに、左側を走らないようにしてください。
あとは、スピード違反ですかね?昼間はトラックの後ろを走りつづければ問題ないですが、夜はあんまり車が走ってないので、スピード違反をする可能...続きを読む

Q映画をよく見るようになりまして、ふと最近、昔見た映画を見たくなりまして

映画をよく見るようになりまして、ふと最近、昔見た映画を見たくなりまして映画名が分からず困っています。内容も薄っすらとしか覚えていなく、覚えてるいるのは

・仕事ばかりやっている主人公をリフレッシュさせようと「 規模が馬鹿デカいドッキリ 」を行っていた洋画(コメディ映画ではなく、死人(もちろんドッキリです)がでるような映画です。)

としか覚えてないのです。
分かることはこれ位しかないのですが、どなたか分かる人がいらっしゃったら教えてください。
お願いします!

Aベストアンサー

マイケル・ダグラス主演、デビッド・フィンチャー監督の『ゲーム』(1997)でしょうか。

Q長野県へのドライブ旅行を計画している四国は徳島在住の者です。

長野県へのドライブ旅行を計画している四国は徳島在住の者です。
このゴールデンウィークに長野県にドライブ旅行をしようと思っているのですが、地理に疎いため、どのようなルートで計画すれば良いか分からず、困っています。
地元の方などで、この時期のお勧めのコースや観光名所をご存じの方、ぜひ教えてください!
日程は、5月2日から2泊3日の予定です。
初日は早朝に四国を出発するので、昼前後には長野県入りできると思います。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

大町から黒部ダム見学がお勧めです。ダムの放水と雪景色が迫力満点です。又は善光寺から小布施をめぐるルートもお勧めです。小布施の竹風堂の栗おこわは栗が沢山入っていて食べ応えあります。北斎館及び岩松院の葛飾北斎の絵画は見ごたえがあります。特に岩松院の八方睨み鳳凰は天井画で有名で一見の価値あり。

Q何か飲んでて変な事言われてブーと吹き出す場面の有る世界最初の映画

何か飲んでて変な事言われてブーと吹き出す場面の有る世界最初の映画を教えて下さい。

例えば、私が先週見た映画で、「あなたの好きな事は?」と聞かれた女性が「sex」と答えたものだから、となりに座っていた男性がブーと飲んでたコーヒーを吹き出す場面が有りましたが、このような場面は日本映画にも有ると思います。世界共通なのでしょうか?

あるいはアメリカから日本に輸入されたのでしょうか?それとも日本からアメリカに輸出されたのでしょうか?

Aベストアンサー

世界最初の映画と一般的に言われているのはフランスのリュミエール兄弟が作った1895年の「工場の出口」、「赤ん坊の食事」といった作品です。

これよりも1年前に発明王のエジソンが男がくしゃみをする「くしゃみの記録」という作品(っていっていいのかな?)がありますが、フィルムを使ってはいるもののスクリーンに投射する形ではないため、映画とはみなされていないようです。

飲み物を吐き出すのは1900年代初頭の喜劇映画のいち場面じゃないかと思います。
次のHPが発明当時の映画に詳しいです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/MOVIE/BIRTHOFMOVIE/1FATHER.htm

こういったギャグが世界共通かはわかりませんけど(インドとか中東などイスラム文化圏には無いような気もしますし)、日本の喜劇などに取り入れられたのは、やはりハリウッドのサイレント喜劇の影響なんだと思います。


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