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1つ目→圧力が上がると温度が上がるのはなぜ?できれば一般の人でもわかるような説明でお願いします。ボイル・シャルルの法則ではよくわからなくって…

2つ目→第二種装置のなかでどんな手術ができるんですか?できるだけ詳しくお願いします。

A 回答 (2件)

通常、私達がが呼吸して取り込んだ酸素は、血液の中にあるヘモグロビンという物質と結合して体の各部位に運ばれ、そこで消費されます。

このため、ヘモグロビン量に相当するそれ以上の酸素を運ぶことはできないので、体全体、あるいは体の一部分に酸素が不足した状態になっても、通常取り込んでいる量より多くの酸素を送り込むことはできません。この結合型酸素の他、血液そのものにも酸素は溶け込みます。この酸素も体の各部位で消費することができますが、通常の場合、溶解型酸素の量は結合型酸素の量と比べるとかなり少ないのです。しかし、液体に溶け込む気体の量は、その気体の気圧に比例して増えるという法則(ヘンリーの法則)があります。
人体の場合ですと、たとえば100%酸素の環境で3気圧まで気圧を上げたときの溶解型酸素量は、ヘモグロビンがなくても生命維持が可能な量だと言われています。
高気圧酸素治療は、治療装置内の圧力を2気圧~2.8気圧に上昇させ、その中で患者さんに酸素呼吸していただくだけで、患者さんの体の中には通常より多くの酸素が取り込まれ、いろいろな低酸素症を改善することができます。どの様な治療が出来るかですが、一酸化炭素中毒その他のガス中毒、脳梗塞や心筋梗塞、火傷や凍傷、腸閉塞、突発性難聴、脊髄疾患など、数多くあります。また潜水病などの血行障害や圧力障害などに起因する様々な病気の酸素治療を行います。以上、外科医からでした。
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この回答へのお礼

毎度毎度ありがとうございます!できればぜひぜひ2つ目の質問に答えていただけませんか?よろしくお願いします。

お礼日時:2001/11/02 17:25

二つ目の質問に関しまして回答致します。


第二種高気圧酸素治療装置は大学病院などの大規模医療施設の手術部内に設置されている事が多く、適応手術として、重症頭部外傷による開頭術(脳圧に影響をなるべく与えないように)や皮膚移植、重症脊髄外傷、広範囲火傷及び凍傷等の術式に用いられる事があります。
あと他にも該当するような術式が有るとは思いますが、数を上げればきりがないと思います。
私が外科医を始めてからは私自身はこの装置内でのオペレーションは施行した事はありませんので、大学病院での見学や、講義や文献で勉強したくらいです。もっと詳しく知りたければ、川崎重工などが製造していると思いますので、問い合わせてみてはいかがでしょうか・・・。
回答がご期待に沿わなく申し訳ありません。
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