プロが教えるわが家の防犯対策術!

 以前入院中に何回か肝生検のため肝臓に針を刺す手術をした際、必ず直前に肩あたりに注射をされました。筋肉が弛緩するのか、精神的に作用するのか、なんかこう気分が穏やか~になって、どこからでもかかってきなさいという気分になるんです。あれは何という薬品なのか、ご存知の方はいませんか?
 知りたい理由は、例えば保険の効かない手術(近視治療など)を行う際に、医師に頼んでOKと判断されれば、患者からあれを使って下さいと頼むようなこともできるのかな?と思いまして・・・。そういうこともできるのかも含め、ご存知の方教えてください。

A 回答 (2件)

それは、おそらくセルシンと云う薬剤か、セパゾンと云う薬剤の部類かと思いますよ。

これはそれぞれ神経系に作用する薬剤で”抗不安剤”です。通常手術等の処置の前は患者さんの不安は大きい物ですよね。そこで使われるのがこの種の薬剤です。この薬によって不安が除去され、麻酔がかかりやすくなり患者さんの負担が軽減されるのです。
筋注(筋肉注射)をしてまもなく、”頭がボーッと”してくると思いますが、それが正常です。
これは、病院内で処方する”麻薬”の部類には含まれませんが、神経に作用する薬剤ですので患者さんが以前から使っているのがカルテ等に記載されており、その件を担当医が理解しているようであれば、お話がありました通り、患者さん側から医師側へ”使ってほしい”と話があれば使えるものと思います。しかし、一日の投薬制限などがある薬剤の場合はその状態によって変わって来ます。私が受け持ちの患者さんに手術等を施行する前はその様な処置もありますよ。(外科医からでした。)
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この回答へのお礼

うわお、本当に専門のお医者様からのわかりやすい回答、ありがとうございました。お話の内容ですと、基本的には紹介などでカルテ内容が伝えられなければ、本人の言い分だけでは難しそうですね。事前に相談すべきでしょう・・・。そのためにも名前がわかって、大変助かりました。
(よけいなことですが、抗不安剤って、何回か経験しちゃうと、仕事なんかですっごいあがったり緊張するとき「あれがほしーい!」と思っちゃいますね(^^;))

お礼日時:2001/11/04 22:31

些少の補足のために書き込みます



レーシックなどの近視治療の場合、使用は難しいと思います。なぜならば、手術中一点を凝視している必要がある(それだけ患者さんにも集中力が要求される)のと、施行が短時間でその後すぐに移動や説明などを受けなければならないからです。
一般的には時間がかかるような検査や、手術前の『前投薬』として使われているものです。
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この回答へのお礼

あ、そうなんですか。まさにレーシックについても使えないのかな、と思っていたのですが・・・。でも専門家の方っていうことは、やっぱり使えないんですね。私は胃カメラもダメだしとにかく緊張しやすいので、もしかしてと思ったんですけど・・・ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/04 22:35

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